温泉を煮詰めて作る「会津山塩」のまろやかなスープがポイント【会津山塩ラーメン】を奥裏磐梯の桧原湖湖畔でいただく

奥裏磐梯は桧原湖湖畔に行列のできるラーメン屋があるらしい・・・そんな噂を聞きつけ、釣りがてらお邪魔したのは「奥裏磐梯らぁめんや」!旧店名は「Sio-YA」というそうです。なんとこの「奥裏磐梯らぁめんや」は北塩原村役場が運営する会津米沢街道桧原歴史館に併設されています。歴史館館長が店主となっているとのこと。

到着したのはお昼の12時10分ごろ。既に30人以上が並んでいました。受付で名前を書き、外のテーブルで待つこと約1時間・・・やっと名前が呼ばれ店内へ。ちなみに12時30分には暖簾を下げていたので、スープが無くなったのかもしれません。

スープ、麺、具が三位一体となったまろやかな旨みの【会津山塩ラーメン】

入口を入ると左側に会津米沢街道桧原歴史館、右側が店舗になっています。座敷の真ん中には囲炉裏があり、ほっとする座敷からは桧原湖を眺めることができます。

今回注文したのは「会津山塩チャーシュー麺 大盛」1,150円(税込)なり!チャーシューが10枚も入ってボリュームたっぷりです。

旨みをしっかりと感じる澄み切ったスープは、会津山塩を使用したまろやかな味で全て飲み干せてしまうほど。この会津山塩は、大塩裏磐梯温泉の温泉水を窯で煮詰め、できた濃塩水をさらに煮詰め、その後数日間空気にさらすという工程を昔ながらの手作業で行うという手間のかかるものだそうです。温泉のミネラルをたっぷりと含んだ会津山塩はまろやかな旨みが特徴で、日本一高価な塩とも呼ばれるほど。

麺は喜多方ラーメンでも使用される高加水麺。水分含有率が高いためぷるぷるでもちもちで、のど越しもたまりません。ちぢれた麺はスープとも程よく絡み、美味いの一言。

具はバラ肉のチャーシューとメンマに刻み葱というTHEシンプル!バラ肉チャーシューは会津山塩を使用し煮込まれているため、スープの邪魔をしません。

スープ、麺、具が三位一体となった「会津山塩ラーメン」桧原湖近辺に行った際はぜひ食べてみてください!醬油ベースの喜多方ラーメンとは一風変わったラーメンを味わうことができますよ!!

なお、会津山塩ラーメンの他にも醤油ラーメンや味噌ラーメンもあります。他のメニューは以下の通り。

【店舗情報】
店名:奥裏磐梯らぁめんや
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字苧畑沢1034-19
電話番号:0241-34-2200
営業時間:10:00〜15:00 スープがなくなり次第提供終了
定休日:火曜日
備考:完全禁煙、駐車場有(10台ほど)


今回お邪魔した「奥裏磐梯らぁめんや」ですが、裏磐梯地域では有名なラーメン屋みたいですね。食べ終わってお店を出てからも観光客やツーリング客、釣り客がひっきりなしに訪れていました。ワカサギ釣りやバスフィッシングで有名な桧原湖。お店の前にある桟橋に船を駐艇し、釣りの合間に山塩ラーメンをいただくのがオススメです。お昼時はかなり混みますので、来店はお早めに!!