如水庵(じょすいあん)の銘菓「筑紫もち(つくしもち)」がランチパックに!
『ランチパック 筑紫もち風』が、2018年1月30日(火)から九州エリアのコンビニ・スーパー限定で販売されています。(※一部地域除く)
桔梗信玄餅とは違う!? 信玄餅にそっくりな「筑紫もち」ってなんだ…?
『ランチパック 筑紫もち風』を早速ご紹介したいところだったのですが…。
つい先程「筑紫もち」の存在を知りました。
調べたところ「筑紫もち」は福岡県の如水庵が販売している和菓子で、「きな粉をたっぷりまぶした求肥に、黒蜜をかけて食べる」ものらしい。
なんと、筆者が知っている「桔梗信玄餅(ききょうしんげんもち)」にそっくりだったのです!
山梨県の桔梗屋が販売する「桔梗信玄餅」も同様に、「きな粉をたっぷりまぶした求肥に、黒蜜をかけて食べる」和菓子。
筆者は東京で生まれ育ち「桔梗信玄餅」しか知りませんでした。
そこで、福岡で生まれ育った友人に聞いたところ「筑紫もちは福岡では定番。逆に信玄餅の存在を今まで知らなかった。」と…。
「桔梗信玄餅」が全国共通の定番菓子だと思っていた筆者は腰を抜かす勢いで驚きました。
このあまりにも似ている2つの銘菓。福岡の人間は「筑紫もち」しか知らず、東京の人間は「桔梗信玄餅」しか知らなかったのです。この狭い日本の中でも、不思議な事はまだまだあるものですね。
ちなみに如水庵の「筑紫もち」が1977年発売、桔梗屋の「桔梗信玄餅」が1968年発売なので、「桔梗信玄餅」の方が若干歴史があるようです。
如水庵「筑紫もち」をイメージした『ランチパック 筑紫もち風』実食
「筑紫もち」の正体がわかったところで、『ランチパック 筑紫もち風』を食べてみます。
そういえば、ランチパックも残酷なもので、昨年2017年に桔梗信玄餅風のランチパックを販売しています(笑) よろしければそちらもどうぞ。
関連:信玄餅がランチパックに! ヤマザキ『ランチパック 桔梗信玄餅風』食べてみた! 2017年9月から順次販売
▼求肥、きな粉クリーム、黒蜜クリームをサンド。信玄餅のランチパックも同じでした。
▼裏には「筑紫もち」おなじみという「博多絞り」の模様が全面に。成分や原材料などの文字が模様に同化してしまい見えづらい…笑
▼ランチパック!
▼半分に切ってみると中身はこんな感じ。たっぷりの求肥と、薄茶色のクリームが入れられています。
▼昨年の桔梗信玄餅風ランチパックよりだいぶ色が薄い気がします。
▼求肥が伸び~る。
本物の「筑紫もち」を食べた時のようなしっかりした「きな粉」「黒蜜」の味を楽しむことはできませんが、優しい味わいの黒蜜きな粉クリームが食パンによく合います。昨年のことなので確かなことは言えませんが、前回の「ランチパック 桔梗信玄餅風」の方がもうちょっと「きな粉」と「黒蜜」の味がしっかりしていて、より本物に近かったなという印象。求肥はとろっとろで、クリームとよく絡みます。
『ランチパック 筑紫もち風』は九州エリア限定になりますが、片手で手軽に「筑紫もち風」を味わえるのが嬉しいですね。見かけた方はぜひ一度お試しください!