日本一有名なもつ煮と言えば群馬県にある永井食堂のもつ煮。
群馬の山間の国道沿いにあるにも関わらず、味ひとつで全国区にのし上がったB級ソウルフードです。
もつ煮と言えば永井食堂しか考えられない。幼いころからこの永井食堂のもつ煮に慣れ親しんできた私からすれば、他のどの店で食べるもつ煮もそれには遠く及ばない。
もっと言ってしまえば、日本一ご飯に合うもつ煮は永井食堂のもつ煮だ(異論は認めない、と言うより認めたくない)
テレビでも何度も紹介されてここまで有名になるとアンチが出てくるのは必須で、「実はあそこのほうが旨い」とか言う人もいるが、個人的には未だに永井食堂を超えるもつ煮には出会えてないんです!
いや、もう出会うことはないでしょう!!
東京の和食屋とかで出てくる上品ぶったもつ煮なんて、永井食堂のもつ煮とはもう全く別の食べ物ですからね。
実家から車で30分そこらで行ける距離なので実際に食べてきましたよ的なレビューでもよかったのですが、数多のブログで紹介されているので、今回はあえてこの永井食堂のお取り寄せ商品「もつっ子」を実際にお取り寄せして食べてみたいと思います。
何故か??
これも人間の性なのでしょうか、人気が出た故に飲食店がお土産や通販などを開始すると、必ずと言っていいほど「店で食べないとダメだよ」とか「味が格段に落ちる」とかエセ味覚をひけらかす人間が出てくるからです!
直接お店で食べた回数おそらく50回以上、お土産を買ってきて食べた回数おそらく30回以上のこの私が初めて永井食堂のもつ煮をお取り寄せしてみて、そんなに言うほど味が落ちてるのかどうか確かめてみましょう!
永井食堂のお取り寄せ「もつっ子」に挑戦
「もつっ子」とは永井食堂のお土産用にパッケージされたもつ煮。店頭で販売しているほか、提携している群馬県内のお店で買えることもある。そして、今はネットでお取り寄せできるんです。
詳細はホームページに書いてあるが、1袋は1,070円(税込)で3袋から購入可能。送料1,000円が別途かかるので最低お取り寄せ価格は4,210円から。
なお、支払いは銀行振り込みか代引きなので、早く食べたい場合は代引きのほうがいいかもしれません。
注文すると、翌日には自宅まで届いてました。
今年の春先以降は食べていなかったので、久しぶりの対面によだれが・・・
中々、いい値段と感じる人もいると思いますが、1袋は3人前で1kgあり結構なボリューム。
しかも、他の店で食べるもつ煮と違って大根や人参などは一切入ってない。大量のもつとこんにゃくだけなのでボラれた感はゼロ。
作り方(温め方)は裏面に書いてある通り、一度袋のまま湯煎した後に鍋に入れて火にかけるのがベスト。
面倒くさがりな人はそのまま器に入れて電子レンジでチンしたくなると思いますが、先ほども言った通り量が半端なく、1回で食べきれないのでこの案内通りに温めるほうがよいでしょう。
あとは、食べる分だけ器に盛り付けてお好みでネギや七味をかければ完成。
初めは、汁に唐辛子の赤みが際立っているが、少し時間が経つと落ち着いてきます。
後はもう、白いご飯を片手にもつ煮をかっ込むだけ。
箸じゃなくてスプーンでもつと汁をご飯にぶっかけてザッパザパ食すのが永井食堂のもつ煮の正解だ。
「うまい!!!うますぎる!!!!!」
やっぱりうまい。
これは、誰が何といおうと文句なしにうまい!
食レポするほどの味覚も表現力も残念ながら持ち合わせていないため、この旨さが伝わるかどうか分かりませんが、
柔らかくとろける食感のもつと、ニンニクの効いたパンチのある味噌ベースの汁が最高にご飯に合う。まさしく、ご飯をかっ込むためのもつ煮で、和食屋さんの上品なもつ煮とは一線を画します。
紛れもなく永井食堂のもつ煮の味だ!
自分の味覚がオンチなのかもしれないが、これを「味が落ちる」とか言ってる人は何を根拠にそんなこと言っているのか理解不能。うちの親父とかね。
「あそこで食わないと旨くねーんだよ」とかほざいているが、「何で?」と問えば「・・・・何となくだ」とくる始末。
雰囲気とかその日の体調とかいろんなことが味覚に影響する中で、勝手にそう思い込んだだけじゃないか?と
でも、ここまで旨いともうそんなこともどうでもよくなってきてしまったので、
ここで、宣言させていただきたい。
日本一ご飯に合うもつ煮はこの永井食堂のもつ煮!
そしてこれこそが日本のKing of もつ煮である!
まだ、食べたことがないという人は是非とも一度食べてこの旨さを体感していただきたい!
お取り寄せでも十分に楽しめると思います。その時は、炊き立ての白米は必ず。
永井食堂ホームページ:http://www.cm-tokyo.com/nagai/
そしてもし、この永井食堂のもつ煮よりも旨いもつ煮があるというなら是非とも教えていただきたい!
だいぶハードルは高いと思いますが。