今、巷で話題になっているコンビニアイスがある。それが、セブンイレブンの「まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー」というアイス。テレビで取り上げられたこともあり、沸々とその人気がうなぎ上りとなっているのだが、このアイスの最大の特徴はその名の通り「食感」にある。
その食感とは、アイスでありながらもまるで本物のマンゴーを食べているかのような食感が楽しめるというのです。
2013年に発売されて以来の人気商品であるが、この度さらなるリニューアルを経てその食感をより本物のマンゴーに近づけたという。
ということで、この噂のマンゴーアイスがどれほどのものなのか実際に食べてみました。そして、「まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー」ということなので、本物のマンゴーを凍らせてみたものと比較してみようという魂胆だったわけですが・・・
確かに旨いよセブンイレブンのマンゴーアイス
メディア露出の効果もあり売り切れ必死との情報が出回っていたのですが、今現在はそこまでの状況ではなく普通に売っているようです。
価格は140円(税込)ということで、高級アイスのカテゴリーではなく小学生でも買える低価格帯のアイス。
マンゴーには“マンゴーの王”と称されるアルフォンソマンゴーを使用している。
大きさもちょうどよく、一人で食べるにはベストな大きさ。
期待に胸を膨らませつつ食べてみる・・・
なるほど、確かにこれはアイスの食感ではない!
この時点では、これが「まるでマンゴー」の食感なのかどうかは分からないが、アイスとは思えないほど果実感あふれるねっとりとした食感には正直驚きを隠せない。
味に関しては申し分なく旨い!
マンゴーの風味と濃厚な甘みが際立つがほどよい酸味が後味をさっぱりとさせてくれる。
決して、安っぽいマンゴー味ではない。
これが低価格帯のアイスということを考えれば、かなりコスパは高いと言えるのではないでしょうか。
さらに食べ進めていくと、とけ始めたアイスが照りを出してそれこそみずみずしいマンゴーのように見えてくる。
このマンゴーアイス、種類上は「氷菓」に分類されています。つまり、乳成分はほとんどなく果汁などを凍らせたシャーベットと同等のアイスであるということ。(ガリガリ君と同じくくり)
しかし、これはとてもそんな食感ではない。
注目なのは「デキストリン」と「水あめ」でしょうか。デキストリンとはでんぷんなどから得られる炭水化物とのことなので、これと水あめがあの独特のねっとりした食感を実現しているのではないかと勝手に推測しちゃいます。
本物のマンゴーを凍らせてその食感を比較
このアイスの存在を知ったとき、「そこまで言うなら、本物のマンゴー凍らせたらどうなんだ?」という好奇心から、わざわざ本物のマンゴーを買いにスーパーまで走り、そして皮をむき身をくりぬいて本当に凍らせてみたわけです。
そして、その後すぐに気付きましたよ・・・
「セブンイレブンに売ってんじゃん!凍らせたマンゴー・・・」
「冷凍アップルマンゴー」がわずか200円でね・・・
はっきり言いますが、これめちゃくちゃ旨い!!
今回のアイスも確かにすごいが、個人的にはこっちのほうがはるかに感動的に旨いです!
アイスと本物のフルーツを比較してはいけないのかもしれないが、これはまさにパーフェクト。マンゴーが好きなら是非一度は味わうべきである。
さて、マンゴーアイスと凍らせたマンゴーを食べ比べてみた結果、その食感についてはかなり本物のマンゴーの食感に近づけたと言えるでしょう。
実際に食べ比べてみると、やっぱりアイスは自然な食感ではないので、とにかくねっとりとした舌にまとわりつく感じが際立っています。
しかし、アイスだけを食べれば本当にマンゴーをそのまま凍らせたみたいと感じるほどのレベルに仕上がっているでしょう。
今後のセブンプレミアム「まるで・・」シリーズのアイスは要注目
実は「まるで・・」シリーズのアイスは、これまでにマンゴーの他にキウイ、白桃も発売しています。
どの商品も人気は高く、根強いファンがいるほどの人気シリーズとなっているのです。
セブンイレブンがセブンプレミアムの自社ブランドとして非常に力を入れているアイスであることは間違いないといったところなので、今後も新たな果物や、既存商品のさらなるパワーアップがあるかもしれません。
今後、この「まるで・・」シリーズがコンビニアイスの筆頭として要チェックの商品であることは間違いない。