うらめしや〜。
夏といえばホラー!
最近は減ったように感じますが、夏になるとテレビなどで「心霊・怪談特集」といったようなホラー系の話題を目にすることが多くなります。
お墓や暗い夜道で「肝試し」をするのもたいてい夏です。また、もうひとつ夏といえば沖縄ですが、沖縄出身のアーティストKiroroも「ホ-ラ-・・・、足元を・・見て・・・ごらん・・・・」的な怖い感じがしなくもない歌を歌ってらっしゃいます。Kiroro-未来へ
では、なぜ幽霊や怪談などがネタとして挙がるのは夏なのだろうか?
夏にお化けや幽霊、怪談などのホラーネタが旬になるのはなぜ?
ホラーがなぜ夏なのか。これには諸説あるようです。
怖さで体温が下がる(涼しくなる)から
怖い時ゾクッとすることがあると思います。詳細は省きますが、恐怖を感じると血管が収縮して体温が下がるため夏にぴったりなのです。
お盆があるから
日本では「お盆」というご先祖様を祀る、お迎えする風習があります。だからです。
東海道四谷怪談が流行ったから
江戸時代、夏の歌舞伎興行にて、お岩さんで有名な「東海道四谷怪談」に代表される「怪談狂言」が大流行。
通常夏には興行が行われていませんでしたが、歌舞伎の若手俳優らを中心に臨時で行っていたのが「夏狂言」。
その夏狂言の演目のひとつとして、四谷怪談などの怪談狂言が行われ人気を集めたそう。
そこから夏=怪談という文化が定着していったという説。
マスメディアや企業の戦略
クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、ハロウィン、イースター、恵方巻き…。
僕らはただ、誰かの手のひらの上で踊らされているだけなのかもしれません。
冬は寒いから
冬は寒くて肝試しどころじゃありませんし、お化けもこたつから出たくないですよね。お化けってだいたい裸か薄着ですし。だから夏にしましょうってことで。
幽霊は本当に存在するの?幽霊の存在を信じている人は4割超え
そもそも幽霊は実際に存在するのでしょうか?
幽霊の存在を信じているかアンケート調査を行ったところ、幽霊を信じない人25%を大きく上回り、信じる人は約半数の43%もいることが判明!
多くの方が幽霊の存在を信じているという結果になりました。
約25%の人が、実際に幽霊を見たり心霊体験をしたことがある
また、実際に幽霊を見たり心霊体験をしたことがあるかという問いには全体の1/4の約25%の方が幽霊体験があると回答しています。
これだけの方が体験していると、本当に幽霊は存在するような気がしてきます。
実際にあった幽霊・心霊現象の体験談 Vol.1
実際に幽霊を見たり、心霊現象を体験した体験談も聞いてみました。
- 数か月前に交通事故の起きた大阪、河内長野の滝畑ダム(※)は、地元では有名な心霊スポットです。20年ほど前そこのトンネルを、友人が運転する車で通ったとき、正面のガラスを何か黒いものが跳ねたように見えました。
トンネルを出たあと運転していた友人にそれを話すと、「あれは生首や。私にあっかんべーをして行ったわ」と笑いました。こわいものではなかったです。(40代女性)
※毎日新聞 2016年5月29日 - ダムに車転落、5人死亡…バーベキュー帰り 大阪
生首を見て笑っていられるその友人はとても肝が座っているのか、普段から霊を見慣れている霊感がとても強い人なのでしょうか。もしくはゆるキャラ的な可愛い生首だったのかもしれませんが。
実際にあった事故も霊の仕業なんじゃないかと勘ぐってしまいますね。
- 彼氏と(現在の主人)急きょ夜中に宿泊した田舎のラブホテル。入室した瞬間何かいると思ったのは生まれて初めてでした。 悪寒が止まりませんでした。他に宿泊場所もなく、エッチもせず(笑)お風呂も入らずにベッドの中で目をつぶってお経を心の中で唱えている間に翌朝になりました。無事に朝を迎えてホッとしました、、、。 (40代女性)
ラブホテルは霊体験の話はよく聴きますね。実際にラブホテルで殺人事件などの事件・事故がよく起こっているようですし、愛と憎悪が渦巻く空間なんでしょう。
- 子供の時に寝ていたら金縛りにあい、変なおばあさんが見えた。 その瞬間、身体が浮き上がり、真っ暗な中をすごい勢いで移動した 気がついたらベットにいた(50代女性)
金縛りや、幽体離脱の体験談が一番多く寄せられました。本当に幽体離脱なのか、夢なのか、ザ・たっちなのか…。
一番怖いのは幽霊じゃない。生身の人間だ!!
ここまで幽霊の話をしてきましたが、幽霊よりも真の意味で怖いのは生身の生きている人間です。霊は霊でも強力な想いから生じた生霊(いきりょう)が一番危険だと耳にすることもあります。
そして、過去を遡ってみても恐らく幽霊に呪われたり誘(いざな)われたりした数より、同じ生きた人間に大きく心身を傷つけられたり、殺害されたりといったような数が圧倒的に多いでしょう。
「現在、強く恨めしいと思っている(恨んでいる)人がいますか?」というアンケートをとったところ、2割以上の方がYESと回答しています。
あなたの周りの2割以上の方が誰かを強く、強く、強く恨んでいます。もしかしたらあなたに向いている矛先もあるかもしれません。
本当に怖いのは幽霊ではありません。人間です。まずは恨みを買わないように心がけ、恨まれてしまったら背後に気をつけてください。
実際にあった幽霊・心霊現象の体験談 Vol.2
- 幽霊ではないですが不吉な前兆としての黒猫が、前を横切ったので道を変えて会社に行き、帰りは白猫が横切ったので虫の知らせと捉え早期に帰宅したため燐家の火災を発見でき第一通報者なったお蔭で自分の家は一部の罹災で済んだこと。枕元におばあちゃんが座っていたので 遊びに来たの?と声をかけたらふーっと消えたその後亡くなった知らせを受けました。(60代男性)
火事の話はすごいですね。おばあちゃんの話もそうですが、虫の知らせというか。こういった体験談も複数寄せられたので偶然の可能性もありますが、よくあることなのかもしれません。
- 若い頃友達に「景色のキレイな所がある」と連れられ、4人でそこへ。電灯もないお墓がそばにあるような道を通って、山奥へ。
その先には海一面見渡せるようなきれいな夜景がひろがり、そこでビールをひろげ休むことに。そこでみんなでワイワイ楽しんでいると、向こう側に白く浮いた人影のようなものが左へ行ったり、右へ行ったりしているのが見えて、怖くなって帰りました。
それは友達も見ていました。霊だったのかはわかりませんが、夜中にお墓もあるような所だったので出てもおかしくないと思います。(40代女性)
複数人が同時に幽霊を見たという話を聞くと本当に出たんだろうなって感じてしまいます。
- 大学生の時、仲間と一緒に合宿所へ向かう途中、道に迷ったようで、周辺がかなり暗くなってきた。
仕方なく、近くの公衆電話から合宿所へ電話を入れ、夕食に間に合わない旨と道順を聞いた。すると、「もうすぐ近くだよ」と言われ、お腹がすいた僕らは、また合宿所へ向かうべく出発した。それからどれくらいの時間が経ったのか分からないが、教えてもらった道順で進んいるのに、なぜかまた同じ場所に戻ってしまっていた。
2回目も同じ場所に。3回目には誰もが無口になり、そのうちパニックのように必死に道順を大きな声で読み返しながら道を進んでいったのだが、なぜかまた同じ場所へ。4回目、必死になって友人が運転する車に乗りなおして、道順を繰り返し読み上げていた。
そして、4回目に車が動き始めたら、すぐに合宿所にたどりつくことができた。何が起きたのか分からないが、すごい恐怖だった。(40代男性)
どうやら得体のしれない空間引きこまれたようです。戻ってこれてよかったですね…。
それでは、残りの残暑をお楽しみください。
【調査概要】
調査方法:ドリームニュースモニターアンケート
対象:日本全国20~70代男女435名
調査期間:2016年7月29日~2016年8月8日