「カフェインチャージ」というぶっ飛びコンセプト!虎ノ門にオープンした「カフェインホリック」って何なの?

先日、8月26日に東京の虎ノ門にオープンした新しいカフェのコンセプトがちょっと変わっている。というかちょっと怖い・・・
カフェインチャージ
カフェインの摂取に対してはマイナスイメージが付きまとっているのも事実で、カフェインレスの飲料がカフェの定番になり始めているのとは全く逆の流れだから。

そのカフェの名は「カフェインホリック」。
"ホリック"とは日本語に訳すと"中毒"である・・つまりカフェイン中毒なのです。
アル中を英語で言った時の「アルコホリック」のホリックだ!

世界初のオーガニックカフェインチャージバー、カフェインホリックに潜入してきた!

カフェインの作用をおさらい

カフェインは、主にコーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、栄養ドリンクなどに多く含まれる成分。
興奮作用があるため、徹夜作業などもうちょっと頑張りたいときなどに摂取するイメージがあります。
wikipediaによれば「興奮作用を持ち精神刺激薬のひとつである」とのこと。
もちろん大量摂取はいけません。急性中毒を起こしてしまい、最悪の場合は生命に危険を及ぼす可能性もあります。また、妊婦さんや授乳中の子を持つお母さんが控えるべき成分であるということは、知っている方も多いでしょう。

一方でカフェインは、集中力アップや覚醒作用、はたまた脳卒中の危険性も減らす効果に期待できるとされています。

つまるところ、自分のライフスタイルに合わせて適度に摂取するのがベストということです。

がっつり脳まで痺れるほどのにがーい刺激

地下鉄銀座線の虎ノ門駅を降り、西新橋方面へ少し歩くと、大きな交差点の角に外国人ビジネスマン風の看板が見えてきました。

ここです。噂のカフェインホリック
外観はかなりおしゃれ。この独特な外観に、歩いている人もチラチラと中を覗き込んでいます。

店内もとても綺麗でシャレてます。

普通のおしゃれなカフェっぽく見えますが、オーダー方法はちょっと変わってます。
まずは、ベースとなるエスプレッソをコーヒーと紅茶と緑茶の3種類から選択。エスプレッソだけならすべて200円です。
エスプレッソ以外で楽しみたいという人は、ミネラルウォーターかミルクか炭酸水で割ることもできます。
そして、ビールで割ることも可能!600円で。

・エスプレッソ:200円
・ミネラルウォーターで割ったロング350円
・ミルクで割ったラテ350円
・炭酸水で割ったスパークリング350円
・ビール割り:600円

とりあえず、それぞれのエスプレッソを。

左からコーヒー、紅茶、緑茶。それぞれ200円。

というか・・・・何故ショットグラス???
本来テキーラとかをショットで飲むためのショットグラスに入って登場したエスプレッソたち・・・なんか嫌な予感もしますが、まぁいいでしょう。

まずは緑茶のエスプレッソから飲んでみる。

「にっ、にげぇぇー!!」

次、紅茶のエスプレッソ

「にげぇぇぇ、濃いぃぃー!!」

ついてるレモンを絞って飲んだら・・・
「すっぺぇー!、にげぇぇぇ!!」
レモン入れたら、さっきよりきつくなったぞ!
もう、自分の舌が無くなっちゃうんじゃないくらい委縮してる感じだ!

最後はコーヒーエスプレッソ

「ぐあっっ!!にっげぇぇええーーーー!!」

ちなみに私、コーヒーも紅茶も緑茶もよく飲みます。コーヒーに至ってはそれこそ中毒といっていいくらい、毎日がぶがぶ飲んでいます。そこらのエスプレッソだって別に問題はない。

「それでも、これはにげぇぇええーーーー!!」

本当に脳天まで痺れました!!
朝、眠気眼の出勤前にサクッとリフレッシュするにはこれほど良いものはないかもしれない。
がっ、さすがにきついので割って飲むことを個人的にはおすすめします。

▼緑茶のスパークリング割り(350円)

▼紅茶のミルク割り(350円)

緑茶スパークリングも紅茶ラテもどちらもだいぶ飲みやすくなります。が、飲んだ後に口の中に広がる渋みはまだまだ健在。緑茶はスパークリングで割っているのに、わずかにとろみを感じます。

▼最後、コーヒーはビール割りで(600円)

「うおっ!うまい!!」

まるで、コクとまろやかさが加わりまるで黒ビールのようじゃないですか。コーヒーの香りもちゃんと主張していて、ビールとの相性がこんなにも良いとは意外な発見。
ビールが単純にうまいだけかもしれませんが、これはグビグビ飲めますよ。

しかし、カフェインとアルコールのWパンチがどの程度身体に影響するのかは未知数なので、おかわりは止めておきます。

まさにカフェインチャージ、ギンギンに目覚める。

都内屈指のオフィス街である虎ノ門で働く人々にカフェインチャージをというスタイルを提案するカフェインホリック。
店内の席数はそれほど多くはないので、カフェというよりはコーヒースタンド的な立ち位置になるのでしょう。出勤前や仕事の合間にクイッとチャージしていくような利用イメージ。
コーヒー豆や茶葉にこだわり抜いたトレンドのカフェというわけではなく、あくまでもカフェインをチャージしてもうひと踏ん張りという新たなライフスタイルを提案することに重点を置いているのではないだろうか。

「カフェインチャージ」という、世界でも類を見ないこのコンセプトが受け入れられるのかどうか今後に注目。

【カフェインホリック】
住所:東京都港区虎ノ門1-4-7 1F
営業時間:7:00-20:00(月~金曜日)、10:00-19:00(土曜日)
休日:日祝日
H.P:http://www.iamcaffeineholic.jp/