日本の伝説的ロックバンド「BOØWY(ボウイ)」。少しでもボウイの音楽をかじったことのある30~40代の男性なら、間違いなく興奮するであろうユニークな音楽イベントの開催が決定した!
群馬県渋川市の伊香保グリーン牧場にて、ボウイの名曲「B・BLUE」を1,000人で演奏するというもの。
開催日は2017年6月3日(土)の予定となっていて、主催する渋川青年会議所では、演奏に参加するバンドメンバーの募集をすでに行っています。
ボウイファンなら急いだほうがいい!!
「1000人ROCK」メンバー募集中、第1弾はボウイの「B・BLUE」
6月の開催に向けて、1000人ROCKでは一般から1,000人のバンドメンバーを募集しているのですが、その内訳は、ボーカル500人、エレキギター200人、エレキベース200人、ドラムが100人。
この1,000人編成バンドで、ボウイのヒット曲「B・BLUE」を演奏することになるので、もちろん各楽器のパートを演奏できることが条件。ボーカルとして参加したいなら歌を覚えるだけ!
なお、楽器はそれぞれが持参することになります。もちろんボーカルなら手ぶらでOK。
バンドメンバーへのエントリーは、オフィシャルサイトから随時募集しています。執筆時点(2月17日)では合計200人弱のエントリーがされていました。
1000人ROCKオフィシャルサイト:http://www.1000-rock.com/
細かな概要ついては、オフィシャルのほうで説明がされていますが、基本的には自由にこのイベントを楽しもうぜ!という印象を受けます。
当日の服装についてはもちろん自由ですが、「なるべくROCKで目立つ格好で来てくれ!!」とのこと。
「何故群馬県で開催されるのか?」というのは愚問中の愚問ですが念のため説明しておくと、ボウイは群馬県出身のメンバーによって群馬で結成されたバンド。群馬県民が「群馬の有名人って誰?」と聞かれたときに、自信をもって言える誇りだからです。
本イベントは、一般社団法人渋川青年会議所の創立50周年記念事業でもあり、渋川の町の活性化の狙いもあるとのこと。
応募人数に到達すると締め切りとなってしまうので、安ギターに白いテープで布袋モデルを作ろうとしたことのある方は是非参加してみてはどうでしょう。
ニルヴァーナも!海外では盛り上がりを見せている1000人ROCK
1,000人で1つの曲を同時に演奏するという今までになかったユニークな企画ですが、海外では実際に成功を収め、盛り上がりを見せているようです。
2015年の7月、イタリアのチェゼーナで行われたのは、アメリカのロックバンド「フー・ファイターズ」の名曲「Learn to Fly」の1,000人演奏。
こんなに楽しそうなイベントがあるのかというくらいみんな楽しそうです。
綺麗に整列されたドラマーたち、我こそと自分の演奏に酔いしれるギター、少年も演奏するベース、隣の人と肩を組んで飛び跳ねるボーカル。
単なる音楽フェスではなく、自らも演奏者として参加できるというのは、音楽好きにとっては何よりも大きな魅力なのかもしれません。
今後、新たな形の音楽フェスとして根付いていき、日本でも流行する可能性は十分にあるでしょう。
超絶的なカリスマロッカー、カート・コバーン率いるニルヴァーナの名曲もこの1000人ROCKで演奏されています。
2016年に行われた「Smells Like Teen Spirit」の1,000人演奏。
特徴的なギターのイントロは、ニルヴァーナを知らなくても聞いたことがある人は多いはずです。
当時、ニルヴァーナにどっぷりはまっていただろう40代前後の男性ロッカーを中心に、多くの女性ロッカーやキッズたちの姿も。
長髪を振り乱しながら演奏しているギタリストたちを見てると自然と身体が熱を帯びてくるのが分かります。
中学校時代に鬼リピートで聞いていた「ネヴァーマインド」のアルバムは、今どこにあるんだろう。
デヴィッド・ボウイのRebel Rebelという曲も。
若干ですが、ニルヴァーナの時よりも年配のおっちゃんたちの盛り上がりが目に留まります。