夏に食べたくなる料理のひとつ『冷やし中華』!普段はメニューにないのに、夏になると「冷やし中華始めました」なんて、冷やし中華を提供しはじめる飲食店が増えますよね。
▼具材がたくさん盛り付けてあって贅沢感があるし、なんといってもあの冷たくて酸っぱい味わいが夏バテしそうな時でも食欲をかき立ててくれます。
そんな冷やし中華ですが、↑この写真のような『冷やし中華』しか知らない人は時代に乗り遅れているかもしれません…。
▼今回は、驚きの進化系『冷やし中華』をご紹介しましょう。写真の貼り間違いではありませんよ。これ、冷やし中華です。
ガッツリ食せ!二郎系ラーメン店「千里眼(せんりがん)」の夏季限定メニュー『冷やし中華』
その進化系『冷やし中華』を提供しているのは、東京・目黒区駒場にある、ラーメン二郎のインスパイア系ラーメン店の中でも名高い「千里眼」というお店。最寄り駅が多く、駒場東大前、代々木上原、東北沢、池ノ上のどの駅からも行きやすい好立地です。東京大学の駒場キャンパスに隣接する場所で、学生が多いエリア。
▼千里眼の『冷やし中華』は毎年夏恒例のメニューとして人気で、2017年は6月10日(土)から販売を開始しています。冷やし中華の時期は混み合う可能性が高いという情報があったので、開店時間11時より30分早めにお店に到着。が、既に先客が2組並んでいる状態!
▼出ました!冷やし中華始めました
▼冷やし中華の販売開始に伴い、営業時間変更の案内が。冷やし中華の時期は混雑が予想されるため、夜の営業時間を普段より短くしている模様。
千里眼の冷やし中華は、時間に余裕を持って食べに行こう!行列必至
編集部はオープン30分前の10時30分に千里眼に到着。既に2人並んでいましたがこの後も人は増え続けます。10時40分には6人、10時50分には16人、開店の時間になると20人超の行列ができていました。千里眼の店内はカウンターで12席です。
実際に千里眼の冷やし中華を食べに行った方の口コミを見ていると「50分待った」「並び始めてから着丼まで70分かかった」など行列必至のようです。食べに行く際は時間に余裕を持っていきましょう!
まじかよ…。まさかの全員冷やし中華
そして調理準備のため、並んでいる順に店員さんが「冷やし中華ですか?麺の量は?」と聞いてきます。編集部が開店前〜退店までの間に他のお客さんの注文内容を確認できたのは先頭から20名ほど。そのやり取りを聞いていると、気持ちいいほどに全員が「冷やし中華」を注文していました。
みんな冷やし中華を食べに来ている!
何となくそんな気はしていましたが、本当に全員が冷やし中華を食べに来ているとは驚きました。千里眼の冷やし中華人気ヤバいです。
いよいよ千里眼へ入店
▼第一陣で入店、券売機で食券を購入します。
- 冷やし中華(少なめ)200g 800円
- 冷やし中華(普通)250g 850円
- 冷やし中華(大)350g 950円
今回は「冷やし中華(普通)250g 850円」をチョイスしました!
▼食券を買い、カウンターに着席。カウンターの後ろには待つ人用の椅子が数席ありました。店内に入り切らない場合は、店の外で並ぶ感じになります。
野菜マシマシ・ニンニク・カラメ・ガリマヨ・別皿辛揚げ!
▼二郎系ラーメン屋ではおなじみの、無料トッピング表です。自分の麺が茹で上がると、店員さんから「ニンニク入れますか?」と尋ねられるので、このタイミングで自分の好みでトッピングを注文します。
野菜マシマシ・ニンニク・カラメ・ガリマヨ・別皿辛揚げ
この注文の内容を少し解説すると、「野菜をダブルで増して、ニンニクを投入!タレを多めにして、ガーリックマヨネーズをかけ、辛揚げは別のお皿に入れてください!」という感じの内容です。
ちなみに「辛揚げ(からあげ)」は揚げ玉に唐辛子をまぶしたものらしい。先人の記録を見て回ると辛揚げを別皿に入れて注文している人が多かったので「別皿」で注文してみました。
「マシ」や「マシマシ」は、野菜以外にもニンニクやショウガ、ガリマヨ、辛揚げなど全てに対応しているので、自分の好みで注文してみてください。
驚きの見た目!千里眼の『冷やし中華』を実食!
▼入店から約15分、念願の『冷やし中華』が目の前に現れました!野菜マシマシにしたため、すごい迫力!
▼細切り大根をメインに、紫キャベツ・人参・きゅうり・水菜が散りばめられた野菜がチョモランマ級に盛られています…!他にはトマトと鶏肉がデフォルトでトッピングされ、野菜の上からガリマヨがたっぷりかけられています。
▼これ何センチあるんだろう…。測っておけばよかった。
▼別皿で注文したトッピングの「辛揚げ」。唐辛子がまぶしてあるということで、結構真っ赤っ赤です。
しばらくはサラダを食べている感覚
▼最初から麺を食べようとすると野菜が倒れてこぼれてしまうので、まずは野菜から消化していきます!
▼なかなか減らない…。ガッツリ系冷やし中華を食べに来ているのに、今のところフレッシュなサラダを大量に食べている状態。とても健康的です。
▼2〜3分野菜だけを食べ続け、ようやく麺を食べられるような位置まで食べ終えました!
麺の歯ごたえがすごい!
▼念願の麺がお目見え!一般的な冷やし中華の麺からは想像できない太麺で、タレがしっかりと絡んでいるのが見てわかります。ひとくち食べてみると…。
これは、すごい噛みごたえ!歯の悪いおじいさんは決して噛み切れないであろう凄まじいコシがあります。この麺は10分近く茹でられていたのですが、そんな長時間茹でてこのコシが出るとは、すごい…。食べごたえが半端ないです。
まずはニンニクを混ぜずに食べたのですが、タレはとてもクリーミーで、一般的な冷やし中華のような酸味は一切ありません。どちらかと言うとサラダうどんのような感覚の味。冷水でしめられた麺と、シャキシャキの野菜、ガリマヨが加わったクリーミーなタレがよく絡んでとても美味しいです!
そして麺の歯ごたえはあるものの、さっぱりとして食べやすい千里眼の冷やし中華は、トッピングしたガーリックとよく混ぜると味が大変身!さっきまでの味わいが嘘かのように、二郎系ガッツリ冷やし中華に大きく姿を変えます。ガツンと効いたニンニクと弾力のある太麺の相性は抜群。スタミナをつけたい、ガッツリいきたいという方は「ニンニク」をぜひトッピングしてください。
▼トッピングされていた蒸鶏。柚子の風味がほんのり効いていて美味しいです!
無料トッピングの「辛揚げ」はぜひ別皿で
▼ある程度食べ進めたところで、別皿にしてもらった「辛揚げ」を投入!
▼クリーミーな色の冷やし中華が、スパイシーな見た目に一変。
▼麺と絡めて食べると、サクサクの食感、揚げ玉の風味と唐辛子のピリっと感(結構辛いです)も加わり、また新しい味わいを楽しめます!これまた美味しい!
▼完食できるか多少心配しましたが、無事完食!麺やタレも冷たく、みずみずしい野菜がたっぷりだったので全体的にあっさりと食べることができました。嫌な苦しさやキツさは一切ないです。気持ちのいい完食。ニンニクや辛揚げの味替えも良かったのかもしれません。ごちそうさまでした!
▼千里眼の冷やし中華を食べ終え、店の外に出ても未だ収まらぬ行列。
ラーメン 千里眼(せんりがん)概要
■アクセス
東京都目黒区駒場4-6-8 佐藤ビル 1F
・小田急線「東北沢」駅 徒歩8分
・小田急線「代々木上原」駅 徒歩9分
・京王井の頭線「池ノ上」駅 徒歩10分
・京王井の頭線「駒場東大前」駅 徒歩12分
■営業時間
年中無休
・昼:11:00~14:30(L.O.)
・夜:17:00~21:00(L.O.)
※冷やし中華の時期、夜の部は暫くの間21:00ラストオーダー、通常21:45ラストオーダー
系列店「替玉千里眼 志木店」でも冷やし中華販売中
今回ご紹介したのは駒場の「千里眼」でしたが、系列店である埼玉県の「替玉千里眼 志木店」でも冷やし中華を販売しているそうです。今回の千里眼の冷やし中華とトッピングなど多少違うようなので、「替玉千里眼」に食べに行く方は店舗で改めて詳細を確認してください。