パクチーブームでもまだまだ「嫌い」な人のほうが半数以上もいるという事実がアンケートから判明!

世のパクチーブームはとどまることを知らない。パクチー専門店の登場はもちろんこと、各食品メーカーもパクチー味の新商品を次々と投下し続けている現状。
それだけ、日本人がパクチーの味に慣れてきたということなのだろうとも確かに感じます。ほんの数年ほど前まではまだ未知の食材だったのに。
ところが、パクチーに関するアンケートを実施してみると、世のパクチーブームとは裏腹にちょっと意外な結果が見て取れました。

未だに、半数以上がパクチーは「嫌い」と回答

全国10~80代男女381名にパクチーに関するアンケートを実施。
パクチーが好きですか?」という質問に対し、「大好き」と回答したのはわずか11.3%(43名)、「好きではないが食べられる」と回答したのは35.2%(134名)、それに対して、「少し嫌い(苦手)」と回答したのは29.4%(112名)、「大嫌い」と回答したのは24.1%(92名)という結果に。

実は、パクチーが嫌い(苦手)という人は半数以上もいるんです
元々、クセの強い食材だけに当然のことだとは思いますが、巷のパクチーブームを考えると意外な結果とも見て取れます。
よく考えてみれば、半数以上の人が嫌いと答える食材って相当珍しいのではないでしょうか。

この結果だけを受けて、じゃあ食品メーカーや外食産業がパクチーに注力するのは間違っているのかと言われたらそうでもないですよね。
もちろん、パクチストと呼ばれる一部の熱狂的なマニアがいることも事実ですが、日本人の中にパクチーの独特の風味に慣れ始めている人も増えてきているんです。

「昨今のパクチーブームでパクチーに接する機会も増えましたが、このブームの中でパクチーに対する意識に変化はありましたか?」
というアンケートに対して、「ブームの中で段々とパクチーが好きになった(食べられるようになった)」と回答した人は、23%(88名)

つまり、徐々に日本人のパクチーに対する嗜好は変化してきているのです。
10年後に同様のアンケートを実施したら、アンケート結果は一体どうなるのか?

パクチーが好きな人と嫌いな人のそれぞれの理由をいくつか挙げてみます。

パクチーが好きな理由

パクチーが嫌いな理由

だからって話題作りの為だけの商品は止めてくれよ

今回のアンケートの要点は、未だにパクチーが嫌いだという人は半数以上もいるということ。それでも、段々と好きになり始めているという人も増えていること。この2点。
まだまだ、パクチーブームは続きそうな勢いを見せていますが、ただ一つだけ言いたいのは話題作りの為だけのパクチーネタはほどほどにしてね、ということ。
何でもかんでも「パクチー味」にしてみても、合わなかったら意味ないですから。
最適な料理に適量がパクチーの未来のためです。
スイーツにパクチーを合わせるのは、アリですかナシですか?
ナシでしょ!

そういえば、こんなチョコレートがありましたね。
【実食】焼きチョコ「ベイク」からもパクチー味登場!パクチーの自己主張が半端ない

【調査概要】
調査方法:ドリームニュースモニターアンケート
対象:日本全国10~80代男女381名
調査期間:2017年6月21日~2017年6月27日