東京の新土産になるか?濃厚ナッツの風味が広がるジャンドゥーヤ菓子専門店「GIANDINO(ジャンディーノ)」の先行試食会レポート

イタリア・トリノ生まれのショコラ“ジャンドゥーヤ”専門店「GIANDINO(ジャンディーノ)」が、2017年10月1日(日)に羽田空港、10月11日(水)には東京駅京葉ストリートに期間限定でオープンします。

「GIANDINO」は、創業51年を迎えた神戸の老舗パティスリー「エーデルワイス」が手掛ける新ブランドです。この「エーデルワイス」は、よくデパ地下で見かけるベルギー王室御用達の老舗「ヴィタメール」や、ヨーロッパの伝統を伝える洋菓子の「アンテノール」なども手掛けています。今回先行試食会に潜入してきましたよ。

ジャンドゥーヤって?

ジャンドゥーヤ」は、チョコレートの街イタリア・トリノの伝統的なショコラです。ローストしたヘーゼルナッツを細かく挽いてチョコレートと合わせたもので、香ばしくて濃厚な風味が特徴です。皆さん1度は食べたことがあるのではないでしょうか。

「ナッティーショコラクッキー」実食

ナッティーショコラクッキー」は、帽子のような見た目の可愛らしいお菓子です。頭にちょこんと1粒のヘーゼルナッツが乗っかっています。

▼赤と白の斜めのストライプが可愛い

▼中袋もストライプ

▼パクっとひとくちサイズ

それではひとくちでパクリ。

ハチミツのような甘い香りが口の中に広がり、ザクザク食感が楽しいクッキーとジャンドゥーヤクリームを、コーティングされたクーベルチュールチョコレートがうまくまとめています。口に入れた瞬間クーベルチュールチョコレートが溶け出し、中からなめらかなジャンドゥーヤクリームが現れ濃厚な美味しさを楽しめます。1つ言うならば、中袋の大きさの割にちょっと小さめかな・・・ ちなみに、商品本部の地引さんにお話をうかがったのですが、ハチミツは使用していないそうです。

4個入:810円、8個入:1,512円、12個入:2,268円(全て税込表記)というラインナップになっています。

「ナッティーブラウニー」実食

続いて「ナッティーブラウニー」をいただきます。「ナッティーブラウニー」は、ジャンドゥーヤとクーベルチュールチョコレートの2種類のショコラを合わせた生地に生クリームを加え、外はサクっと、中はしっとり焼き上げたお菓子とのこと。

▼こちらは真っ赤なパッケージ、側面はストライプ

▼こちらも中袋はストライプ

▼外はサクっと、中はしっとり

私の舌が鈍感なのか、ブラウニーの生地にジャンドゥーヤを感じることができませんでした。トッピングのローストナッツはカリッとして良いアクセントになっています。

というわけで、個人的には生地自体にもう少しナッツ感があった方がいいかなと思いますが、「ナッティーブラウニー」の方が好きですね。

こちらは、4個入:648円、8個入:1,080円、12個入:1,620円、16個入:2,160円(全て税込表記)というラインナップです。

商品本部地引さんのお話

商品本部の地引さんにもお話をうかがいました。当初、ショコラに合わせるものを考えた際、チーズやキャラメルという意見も出たそうなのですが、より素材へのこだわりを求め、ナッツを使った“ジャンドゥーヤ”に至ったとのことです。

▼商品本部地引さん

素材を最大限に活かし味にこだわったのはもちろんですが、最近のお土産はパッケージが可愛く、持っていて見栄えが良いものが多いということで、パッケージにもかなりこだわったそうですよ。そのこだわりのパッケージは、赤を基調に白とクラフト調のストライプをデザインし、“ジャンドゥーヤ”が生まれたイタリアの陽気さ、楽しさをイメージを表現しています。

GIANDINO(ジャンディーノ)販売概要

※上記の販売スケジュールについては、予告なく、変更、中止する場合があります。

最近かなりの盛り上がりを見せている東京駅のお土産市場。東京駅お土産戦国時代に風穴を開けることができるでしょうか。今後の活躍に期待です。