カウンターで堪能する代々木公園『モンブランスタイル』の極上モンブラン(予約不可)

栗好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、東京都台東区、谷中銀座商店街にある「和栗専門店 和栗や」が、2018年5月17日(木)にモンブラン専門店『モンブランスタイル』をオープンしました。

場所は、東京メトロ千代田線代々木公園駅から徒歩2分。小田急線代々木八幡駅からも徒歩2分ほどのところにあります。なんでも、注文を受けてからカウンターの目の前で作ってくれるそう。ネットの口コミを見るに大行列との噂が。果たして噂の真相は?

店名:モンブランスタイル
電話番号:070-4343-1568
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-3-3 スズビル 1F
アクセス:小田急線 代々木八幡駅より徒歩2分
東京メトロ 代々木公園駅より徒歩2分
営業時間:12:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:水曜日
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13221894/

お店に着いたのは平日の17時ごろ。運よくお店は空いていて、並ぶことなくすんなりとは入れました。お店の方にうかがったところ、土日は1日中行列だそうで、平日でもお昼は混むとのこと。平日の16時すぎごろになると比較的空いてくるそうですが、品切れになることもあるそうです。店内は、カウンター8席のみで予約はできませんのでご注意を。

▼まるでお寿司屋さんのような佇まい

モンブランメニューは2種類のみ

モンブランスタイル』のモンブランメニューは、「モンブランデセル」と「モンブランパフェ」の2種類のみ。その他に、飲み物のメニューが4種類ほどしかありません。「モンブランデセル」は、レギュラー1,112円(税別)とラージ1,389円(税別)があり、ラージはレギュラーの1.3倍ほどの大きさだそうです。「モンブランパフェ」は1,389円(税別)となっています。

こだわりのモンブランをいただく

「栗は意外とお腹にたまるのでラージだと重いかもしれません。」というアドバイスをいただいたので「モンブランデセル レギュラー」をオーダー。

▼洒落た和食器の真ん中にモンブラン(栗ペースト)をぐ~るぐる

▼丁寧に形を整えます

▼真ん中には栗の渋皮を使用した濃厚な栗クリームを

▼なめらかな生クリームとサクサクメレンゲをトッピング

▼さらに栗ペーストを重ねます

▼まだまだ高くなりますよ

▼最後はシュっと振り切って

▼粉糖を綺麗に振ります

▼「モンブランデセル レギュラー」の完成です

▼一思いにパクリ

お皿の真ん中にうず高く盛られたモンブランは、美の極致です。
ひとくちモンブランを口に入れると、濃厚な栗の香りが広がります。このモンブランに使われている栗は、茨城県笠間地方で集荷されたこだわりの和栗です。決して甘すぎず、素材本来の良さを存分に堪能することができます。渋皮のような渋みをかすかに感じたのですが、聞いてみたところモンブラン部分には渋皮は使っていないそうです。

そのモンブランの中には、口当たりがなめらかな生クリームと、サクサク軽い食感のメレンゲが隠れています。モンブランとの相性もよいですね。その下には、渋皮を使用した濃厚な栗のクリームが入っています。味に変化があるため、あっという間に食べ終わってしまいました。

食べ進めるにつれいろいろな表情が楽しめる、極上のモンブランの誕生です。

モンブランパフェも堪能

続いては「モンブランパフェ」の登場です。

▼メロンシャーベットをたっぷりと

▼栗ペーストとなめらかな生クリームを重ね

▼和栗をちょこんと乗せて完成です

▼いただきます

まずは、ちょこんと乗った和栗をパクリ。優しい甘みとほのかな渋みが絶妙に調和した和栗は、いい栗使っているなぁの一言。モンブランとサクサクメレンゲ、生クリームの相性は周知のとおりです。その下には、メロンの果肉100%のメロンシャーベットがこれでもかというくらい詰まっています。もちろん味も抜群ですよ。

『モンブランスタイル』のこだわり

なぜ『モンブランスタイル』は、カウンターの目の前で出来立てを提供するのか。その答えはモンブランにありました。モンブランというのは、香りがすぐに飛んでしまうそうなんです。作ってからなんと3時間ほどが限界とか。6時間経つと風味が約半分ほどになってしまうため、出来立てを提供したいという強い思いから、このカウンタースタイルになったとのこと。

実はお店の方、モンブランが苦手だったそうなんです。不自然に甘く味付けされ、クリームも重いモンブランが。そこでモンブランが苦手な自分が美味しいと思うモンブランを作ろうということで、作ってしまったというところがなんとも職人気質ですよね。

こだわりが随所に詰まったモンブランを堪能したい方は、平日の16時以降がおすすめですよ。次は「モンブランデセル ラージ」を堪能したいと思います。