2月某日、沖縄で友人の結婚披露宴があり那覇近辺で飲むことになりました。関東だと飲んだ後は「締めラーメン」が鉄板かと思いますが、沖縄ではなんと『締めステーキ』が主流という噂を聞き、地元の方々に話を聞きながら体験してきましたよ。
沖縄の人って、本当に『締めステーキ』食べてるの?
本当に沖縄の人が『締めステーキ』を食べているのか謎だったので地元の方々に聞いてみると、朝まで飲んでそれからステーキは鉄板とのこと。女の子でも200グラムはペロリと平らげてしまうそうですよ。ちなみに『締めステーキ』に積極的なのは40代50代の方々だそうで、好きな方はお昼と夜2回ステーキを食べる方も。
沖縄のステーキ屋は基本的に味付けしていないステーキがどーんと出てきて、自分の好みで味付けをするスタイルが一般的。どこのステーキ屋さんでもいろいろなソースがあるそうで、皆さんこだわりの食べ方があるみたいです。
老若男女みんな大好きな「ステーキハウス88」
今回お邪魔したのは「ステーキハウス88」辻本店。沖縄県に8店舗を構えるチェーン店で、ステーキの他にも焼き肉屋や居酒屋を展開しているそうです。また、外国産から和牛まで様々なお肉を比較的リーズナブルなお値段で楽しめちゃいます。
土曜日の20時ごろお店に着いたのですがウェイティングは約30分。お店の名前の「88」は正しくは「はちじゅうはち」と読みますが、地元の方曰く通称「はちはち」です。
▼看板からアメリカンな雰囲気が満載です。
▼店内もアメリカン。
とりあえずロースステーキ200グラムをオーダー。税込2,106円です。おすすめはミディアムレア。ライスとサラダとスープ付きなところが嬉しいですね。
▼お酒を飲んだあとはサラダとスープが嬉しい。
▼ついにステーキの登場です。分厚い肉の塊が鉄板に乗ってやってきました。
▼そうそう味付けはお好みでするんだっけ。ソースの種類がありすぎて迷います。
▼シークヮーサーでさっぱり食べたい方は「88ソース」
▼酢の酸味が結構あるので好き嫌いが分かれる「A1ソース」
▼いわゆるバーベキュー味の「No1ソース」
▼想像通りの「にんにくしょうゆソース」
▼肉汁たっぷりのステーキ!!
これだけ分厚いので、固いのかなと思いましたが、侮ることなかれ。お肉はナイフでスッと切れ、肉汁がたっぷりのステーキはしっとりかつ柔らかです。口に入れると、これぞステーキだと感じさせてくれます。
▼あっという間に完食。
全てのソースを試しましたが、結局は塩コショウがダントツで一番でした。肉の旨味を一番感じることができ、一瞬で平らげてしまいました。この価格でこのクオリティのお肉なら大・大・大満足です。こんなに美味しいんだったら400グラムでも余裕だったな~。躊躇せずにもっと奮発すればよかった(笑)
若者にはコスパ重視の「やっぱりステーキ」
やっぱり安く量を食べたいなと思ったら「やっぱりステーキ」1択でしょう。若者人気はダントツで、180グラムたったの1,000円で食べれてしまいます。しかもご飯とサラダ、スープまで付いているというコスパ最強のステーキ店です。2015年2月沖縄那覇に誕生し、全国展開を目指しているそうです。
▼ヒレやイチボ、上ミスジといった様々なステーキが選べるのも魅力。ソーキそばやポークそばなどのサイドメニューも充実しています。
1時間以上待ちは覚悟の「ジャッキーステーキハウス」
たびたびメディアで取り上げられている「ジャッキーステーキハウス」。『締めステーキ』の老舗といえばここですね。前述の2店舗に比べると若干値が張るものの、柔らかくてジューシーな肉々しいステーキは、圧倒的な肉を感じたい人にピッタリです。多くの肉好きの胃袋を鷲掴みにしています。
22時半ごろお店に着くと長蛇の列でした。待ち時間は約1時間ちょいとのことだったので今回は断念することに。週末は夕方頃から23時ごろまでずっと列が途切れず、約1時間待ち状態が続くそうです。予約はできないのでご注意を。
▼写真だとわかりにくいですが、お店の外まで長蛇の列です。
『締めステーキ』は全然あり
食べる前は「お腹いっぱいなところにステーキってどうなんだろう…」と思っていましたが、いざ食べてみるとペロリと完食。しつこくない赤身肉の後引く美味さにこれは全然ありですね。
戦後、アメリカの影響でステーキ店が多く存在する沖縄。特に那覇市内には老舗から新興勢力のお店までがひしめき合っています。その影響からか、今でも肉文化は確実に根付いている模様です。
しかしながら、最近の若者達の間では締めラーメン文化が台頭しているとのこと。確かにいたるところに、ラーメン店がありました。特に博多とんこつラーメンが人気のようですよ。『締めステーキ』負けるな!!
最後に、本当に美味しかった「ステーキハウス88」の東京進出を声を大にして言いたいです!また那覇に行ったら再訪決定!!