東洋水産のロングセラーカップ麺といえば、マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」。「赤いきつね」は1978年(昭和53年)に発売され、40年以上も愛されてる商品です。気付けば今や令和元年。昭和って2元号前ですから感慨深いですね。
そしてなんと、発売当初から現在まで「赤いきつね&緑のたぬき」のCMで起用されているのが俳優の武田鉄矢さんなんです。CMの「あ〜かいきつねと緑のたぬき♪」は全国民馴染みのフレーズでしょう。
▼筆者も「赤いきつね」と「緑のたぬき」を小中学生の頃からよく買って食べたものです。
史上初『赤いたぬき』誕生
▼そうなんです。「赤いきつね」でも「緑のたぬき」でもなく、『赤いたぬき』が期間限定で発売されるんです。
▼「赤いきつねうどん」が「緑のたぬき天そば」を吸収し、『赤いたぬき天うどん』に。
それでは今回、『赤いたぬき』をひと足先に食べてみたのでご紹介します!
ちなみに、「赤いきつね」や「緑のたぬき」は地域によって“おつゆ”の味が違うのは有名な話ですが、『赤いたぬき』も東日本向けと西日本向けの2パターン展開のようです。筆者がいただくのは東向けの商品。
マルちゃん『赤いたぬき』実食
▼中身はこんな感じ。
▼「緑のたぬき」のメイン具材である“小えび天ぷら”と、刻まれた“お揚げ(味付け油揚げ)”が入っていて「赤いきつね」の面影も残ってますね。ほかにも「たまご・かまぼこ・ネギ」が入っています。
▼粉末スープを入れ熱湯で5分。お好みで七味唐辛子をふりかけて完成です!
▼ん〜〜いい香りです。この“おつゆ”がしみっしみになったフニャ天もこれまた良いんですよね。
▼出汁の旨味が効いた、ホッとする安定の美味さ。
▼いつもとちょっと違うのは、本来ないはずの「小えび天ぷら」の香ばしい風味が加わっていること。取り込まれた「緑のたぬき」さんには恐縮ですが、うどんとの相性も超抜群ですよ。
ショック!「油揚げ」が・・・
▼天ぷらも良いけど、やっぱりこの油揚げですよ。“おつゆ”をしっかり吸ってジューシーで甘辛い味付けの油揚げ・・・。
なんと、あの「赤いきつね」の味付け油揚げかと思いきや、味付けされていない“おつゆ”だけが染み込んだ普通の油揚げだったんです。
正確に言うと、実際はいつもの「味付け油揚げ」と同じものが入っているそうなんですが、味が落ちてしまっているんです。
今回まるごと1枚の油揚げではなく小さくカットされた油揚げなので、熱湯で戻す際、カットされた部分から“おつゆ”に甘辛い味がすべて溶け出してしまったんだと推測されます。
「赤いきつね」の油揚げ好きとしてはちょっと残念ポイントですね。
▼『赤いたぬき』は2019年5月13日(月)から全国発売されます。「赤いきつね」とパッケージが似ているのでお間違えなく!