残わずかのトイレットペーパーが引き起こす仁義なきチキンレースを検証

「んっ?トイレットペーパーがもうあと残りわずか。目算であと1~2回分か・・・(替えるの面倒くさいな)ここは、いつもより少なめで頑張ろう」

こんな思考を巡らしたことある人、もしかしたらいるんじゃないでしょうか?
トイレットペーパーを新しいものに替えるだけ、たったそれだけの作業のはずなのにくだらない意地なのか、単に面倒くさいのか他人任せになってしまう。

次の人が素直に替えてくれればいいものの、その人も同じ感情を抱いていたら・・・
普段よりも極端に使用する量を減らしてまた次の人に回す。
これが俗に言うトイレットペーパーチキンレースです。

何を隠そう、私も昔はこのトイレットペーパーの交換が面倒くさいチキンレーサーでありました。
自分がしっかりと使い切って交換すれば、みんな気持ちよく生活できると分かっていても、「何で俺が?この間も交換したぞ」という変な意地が出てくるんですね。

ひどい時は2個設置できるペーパーホルダーの両方がこんな状態に!

さらにひどい時は、こんな状態で・・・鼻もかめんわ!

チキンレースは今日もどこかで起きている?

こんな感情を抱くこと自体、「はぁ~何て小さい人間なんだ」とまったくもって自己嫌悪に陥りそうですが、一度くらい思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
ここで、一般モニターにトイレットペーパー交換のタイミングがいつも自分ばかり回ってくると感じるか?というアンケートを実施してみました。

結果から見れば、半数の人が交換間際のトイレットペーパーに対して自分ばかりという感情を抱いているようです。それによるマイナスの感情が発生しているわけですから、言い換えれば家庭でも職場でもこのチキンレースはいつでも起こり得る可能性を秘めているんです。
意地っ張りで面倒くさがりな人間同士が集まっていたらなおさら。

それでも8割の人はちゃんと交換してますよ

何とも人間の汚い部分さらけ出してきましたが、ここにきてホッとする結果が。
じゃあ実際に残りわずかな状態の時にどうするのか?というアンケートでは8割の人がちゃんと交換すると回答。

多少、心の中で不満は感じつつもちゃんと新しいものに交換してくだらないチキンレースを未然に防いでいるんですね。
こんなの当たり前と言われてしまいそうですが、この当たり前が非常に難しいんです。

しかし、8割の人が交換すると言いつつも、いつもより使用量を減らして使い切らないようにする人も4.5%、使い切るが交換はしない人も3.7%もいます。

まだまだ、トイレットペーパーチキンレースは完全には無くなりそうもありません。

【調査概要】
調査方法:ドリームニュースモニターアンケート
対象:日本全国10~80代男女401名
調査期間:2015年12月22日~2015年12月25日