人生の一大ライフイベントのひとつに結婚があります。
入籍はしたが結婚式をしない「ナシ婚」層がだんだん増えており、年間婚姻件数の約半数存在するという統計もありますが、親族や友人などを招待して結婚式を挙げるカップルもまだ多いのが現状です。
※出典:株式会社みんなのウェディング「みんなのウェディング「ナシ婚」に関する調査 2015

結婚式・披露宴では、ぶっつけ本番であり様々な出席者が参加することから思いにもよらないハプニングやトラブルが発生することも勿論あります

結婚式のハプニングとして世界でも有名なのは1967年公開の映画「卒業」のラストシーンでしょう。
教会で誓いのキスをしたまさにその時に、結婚の部外者である主人公が花嫁の名前を叫びながら教会のガラスを叩き、花嫁を連れ去ってしまうというあの名シーンです。これです。

今回は、そんなおめでたいはずの結婚式・披露宴で実際に体験したハプニングやトラブルを一般の方にアンケートで聞いてみました。

映画「卒業」の連れ去りが実際に起こった!?結婚式・披露宴で体験したハプニング


「卒業」のあのシーンを実際目の当たりにしたら出席者はもちろん、取り残された新郎(または新婦)やご両家は顔面蒼白でしょう。しかし、少し近しいことが実際に起こったようです。

元彼女がウェディングドレスを着て突然登場!

  • 30年以上前のことですが、親友の結婚式で元彼女がウエディングドレスを着て突然会場に登場、式場は大パニック、その場で花嫁のご両親が新婦を連れて退場、結婚式はないことになりました。ちなみにご祝儀は返してもらえませんでした。(60代・男性)

わお…。実際にこんなことが…。元カノがウェディングドレスで現れた時の新郎の心臓もバクバクだったでしょうが、新婦やその家族のはどのような気持ちだったのでしょうか。
結婚式がなくなったとのことで、この後どのような修羅場があったのか、婚姻自体もなくなってしまったのか気になるところです。新婦としては一生のトラウマでしょうね。
それでご祝儀が返ってこないというのも悲惨です。

泥酔して離婚!!お酒絡みのトラブル多し

以前ハレルヤで実際にあったお酒の失敗談のアンケート報告をしましたが、今回の調査でもお酒絡みのトラブルが一番多く寄せられました。めでたい席ですし、お酒も振る舞われるのでついつい飲み過ぎてしまうことが多いのでしょう。

  • 新郎の学校の先輩がかなり酔っ払ってしまって、式の途中から野次を飛ばし始め、新婦側の親類から一喝されるという事がありました。(40代・男性)
  • 披露宴の最中に飲み過ぎて倒れこむ親戚の方がいました(30代・女性)
  • 新郎が泥酔して式のあとすぐ離婚してしまった(40代・女性)

お酒は飲んでも飲まれるな。ということですね。新郎が泥酔して離婚にまで至ってしまった事ついてはどんまいとしか言えません。

披露宴の料理で、集団食中毒!

  • ある友人の結婚式で集団食中毒が発生したのですが、なぜか自分のいたテーブルのみ大丈夫で何も起こりませんでした。(40代・男性)

食中毒の症状が出たタイミングによっては食事中の出席者がバッタバッタと倒れる悲惨な地獄絵図が想像できます。恐ろしいです。

いやぁあぁぁっぁぁぁ!!!異性関係の暴露!

  • 花嫁の父がぐでんぐでんに酔っぱらってしまい、花嫁の過去の男性関係まで全部スピーチで暴露してしまった。あげくのはてに、「この男より、前の彼氏の方がずっとよかった」とまで言い出した(30代・女性)
  • 新郎の友達代表のグループが新郎の過去の女性関係を暴露してしまい、一瞬にして会場が凍り付いてしまった事がある。(40代・男性)

これは本当に最悪です。絶対にダメですが、過去の女性関係暴露はまだ良しとしましょう。
新婦の過去の男性関係を全て聞かされた挙句「この男より、前の彼氏の方がずっとよかった」なんて言われてしまったら。新郎の気持ちを考えると、心臓が縮こまりました。この後このふたりの関係は上手く行ったのかな、行くわけないですかね。

警察官の結婚式で…

  • 警察官の結婚式。友人が警察官でその結婚式に呼ばれたことがありました。招待客は、私のようないわゆる民間人はごく一部で、ほとんどは警察関係者でした。今までで一番最低で最悪の結婚式でした。
    スピーチは内輪ウケする話(警察内部にいなければわからない話)で大爆笑。若い警官が騒ぎ出すと、上司らしき人が、『逮捕、逮捕せえ。拘留だ。』。その他もろもろ、いわゆる民間人には理解できないことばかりでした。こんな奴らが治安維持の任務にあたっているとは・・・・。情けなくなりました。(50代・男性)

なかなか出会えない体験談が聞けました。全ての警察官の結婚式に言えることではないでしょうし、他の職業でもありえることですが関係者にしかわからない内輪ネタ満載だと周りは変な空気になりそうですね。

孤独な花嫁・花婿

  • 花嫁と誰も写真を撮らなかった。(30代・女性)
  • 新郎側の関係者がゼロだった。(40代・女性)

きっと何らかの事情があるんだと思います。なんだか、とっても哀しい気持ちになりました。

無言の祝辞

  • 来賓として祝辞を頼んだのに、本人に伝わっておらず、指名を受けた本人は業転してしまい、無言のまま立ち尽くした。(70代・男性)

こんなこともあるんですね…。祝辞は計画的に。

突然の無茶振りに頭真っ白!

  • 突然スピーチを振られた(40代・男性)
  • 急に挨拶をふられ、焦りすぎてろくに喋る事が出来なかった(30代・男性)
  • 突然の指名で苦手な歌を歌わされたこと(70代・男性)
  • 下手な歌を急遽歌わされましたw(40代・男性)

結婚式は結構お堅い雰囲気もありますし、ご親族や知らない人、お偉いさんも多くいたりするので突然のスピーチや余興は避けていただきたいですね‥

ハッピーなハプニングも!結婚式でフラッシュモブ

  • フラッシュモブを間近でみれたこと。いきなり周りが踊りだしたのでびっくりしたのですが、ノリノリの雰囲気になり、大盛況のうちに終わりました。新郎が仕掛けたようですが、新婦も感激していました。(40代・男性)

数年前から、サプライズで突然ショーが始まる「フラッシュモブ」が流行りはじめましたね。公の場で行って周りの通行者などに迷惑をかけるてしまっている事例も多く聞きますが、時と場所の選択さえ間違えなければ素敵なショーになるでしょー。

おわりに

このように、結婚式・披露宴では予想だにしないハプニングやトラブルが起こってしまうこともあります。新郎新婦や親族、出席者、ホテルなど関わる人が多く、確実に防ぐということはできません。

酔っぱらいなどはまあしょうがない気がしますが、一番最悪なのは過去(現在)の婚姻破綻に発展しやすい異性遍歴や異性乱入のような男女関係のトラブルでしょうか。これから結婚式を挙げようとしている人は、その可能性を少しでも減らすために友人や家族への口止め異性関係の整理整頓を事前にしておきましょう。

ドリームニュース

【調査概要】
調査方法:ドリームニュースモニターアンケート
対象:日本全国10~80代男女465名
調査期間:2015年12月16日~2015年12月21日