みんな大好きケンタッキー。唯一無二のあの味を求めてときどき無性に食べたくなるのがケンタッキーの恐ろしいところだ。しかし、唯一の欠点と言えるのが手が油でギトギトに汚れてしまうということである。

そんな中、ケンタッキーのある店舗では食べても指が汚れない指サックのようなアイテムが用意されているらしいという噂を耳にした。
これがあれば、ウェットティッシュ程度ではどうにもならないケンタッキーの油を気にすることなく食べることが可能になるのかもしれない。
というわけで、そんな便利アイテムがどこにあるのか?本当に手が汚れないのか?を実際に検証してみました。

指が汚れないケンタッキーの新常識「フィンガーナップ」

インターネット上で情報が出回っているかと思ったのだが、意外にも確信的で有益な情報が少ない。そこで、この噂の真偽を確かめるためにケンタッキーを運営する日本KFCホールディングスの企画広報室に直撃してみました。

その結果、指が汚れないようにするためのアイテムは限定店舗ながら実際に存在することが判明!
その名は「フィンガーナップ

親指と人差し指にはめる指サックのようなもので、これを装着すれば手を汚すことなくケンタッキーが食べれますよというもの。
ありそうでなかったこのフィンガーナップに、思わず「グッジョブ!」と言いたくなりそうですが、気を付けなければいけないのは、現在国内で約1,155店舗の中でこのフィンガーナップを用意しているのはわずかに東京都内の2店舗のみ(2016年7月現在)ということ!
現在は検証段階とのことで2店舗のみの実施だが、今後はイートインを利用する女性客が多い店舗を対象に拡大していく予定はあるそうです。

現在のフィンガーナップ設置店舗の1つが、ケンタッキー読売新聞東京本社ビル店
地下鉄大手町駅すぐのオフィス街で女性客も非常に多い店舗。ここで噂のフィンガーナップを使ってケンタッキーを食べてきました。
果たして、本当に手が汚れないのか?

フィンガーナップで本当に手が汚れないのかを検証


ケンタッキー読売新聞東京本社ビル店は、ご覧の通り普通のケンタッキーの店舗とはちょっと違い、オフィス街で働くオフィスワーカーをターゲットにしたお酒も飲める「大人ケンタッキー」というコンセプト店なわけです。
そんなこと言われたら、ケンタッキーをつまみにお酒が飲みたいという欲望が腹の底から湧き出てくるのを感じるわけですが、今回の目的はフィンガーナップなので我慢・・・

店舗に入ると・・・まさかの早すぎる出会い!
レジ横のカウンターに紙ナプキンなどと一緒に置かれていたのはまさしくお目当てのフィンガーナップ
注文時にレジスタッフさんにもらうのかと思っていたら、普通に置いてありました。

ウェットティッシュのような要領で1つずつ取り出せるようになっています。よく見るとSサイズとMサイズの2種類が用意されているので、手の小さな女性や子供でも問題ないでしょう。

▼取り出したフィンガーナップはこんな感じ。素材は分厚いゴムなどではなくて、薄いポリエチレン素材でできています。

▼それをこのように親指と人差し指に装着します。

これがあれば、ポテトも油ギトギトのオリジナルチキンだって指の汚れを気にすることなく食べれる!指でチキンの骨をむしってしゃぶりつくことも簡単にできる!!
食べている最中に、このフィンガーナップがあることにより食べづらいとか煩わしいとかいうことはほとんど無い。
楽しくおしゃべりしていれば着けていることを忘れてしまうくらいの装着感と言っていいかもしれない。

これが「ケンタッキーの新常識

そして、食べ終わりにフィンガーナップを外してみると、
そこには、食べる前と変わらないサラサラの指が!油が染み出ることもなくパーフェクトに油から指を守れた。

早急に全店舗で導入してほしいと切に願う。

ケンタッキーがテスト検証として都内2店舗で導入しているフィンガーナップ。今までのケンタッキーのデメリットを補う画期的なアイテムであることが判明!
もちろん、使うか使わないかは個人個人が選択すればいいだけの話なので、出来れば全店舗での導入を早急に実現してほしいところです。お持ち帰りやデリバリーにも対応してもらいたい!
マジお願いします。ケンタッキーさん!

ケンタッキーもそうだけど、デリバリーピザなんかも導入してもいいと思うんですけどね。デリバリーピザって爪の間にもソースが入ってくるし。