※2016年9月23日:販売期間について追記


築地市場の移転により閉店予定の「吉野家 築地一号店」。

それにあわせて、この「築地一号店」で吉野家創業時に販売されていた「松茸牛丼」が期間限定・数量限定で復活!

吉野家の伝説の味「松茸牛丼」

松茸牛丼」は、秋の味覚の代表である"松茸"を牛丼のタレで煮て、牛丼の上に盛りつけた商品。吉野家がまだ築地市場にしかなかった頃、市場で松茸の初セリがあった際に販売していたそうです。

そこで今回「築地一号店」愛顧の感謝の意をこめて50年ぶりの復活となったということです!ちなみに松茸牛丼並盛りで700円(税込)、お吸い物と浅漬が付いたセットが730円(税込)と、かなりお手頃に感じる値段!※並盛りのみで、大盛りやアタマの大盛りなどはできません。

松茸牛丼ポスター
吉野家プレスリリースより

50年ぶりでしかも数量限定のため、この機会を逃したら一生食べられないかもしれない。これは食べねば(人´∀`)

吉野家「松茸牛丼」は1店舗約30食、9月21日までの限定販売(予定)

事前に吉野家さんに問い合わせたところ、「松茸牛丼」の販売数は25万食程度を見込んでいて、販売期間は9月15日〜21日までの1週間を予定しているとのこと。

2016年8月時点の国内の吉野家の店舗数は約1,200店舗。25万食を1,200店舗で1週間(7日間)提供する予定となると、各店舗ごとに1日あたり約30食提供するということになる。もちろん店舗によって数量は上下すると思うが、客数の多い牛丼屋とあっては30食限定は結構少ない。50年ぶりの味×松茸×結構安いとなっては早い段階での売り切れ必至かも。

※追記:2016年9月23日時点で、まだ「松茸牛丼」を販売している吉野家を確認しました。いつまで販売されているかわかりませんので、食べたい方はお急ぎください。また、既に松茸牛丼を販売終了している店舗もあると思いますのでご注意ください。

ちなみに…松茸牛丼の松茸は中国産

700円というお値段なのでお察しというか当たり前だが、この「松茸牛丼」に使われている松茸は全量中国産との回答がありました。特に築地から直接仕入れたものではないとのことです。

そりゃそうだ!

ついに念願の「松茸牛丼」実食!

吉野家に駆け込んだのはもちろん「松茸牛丼」販売開始の本日9月15日11時30分ぴったり。店内に入ると、松茸牛丼用のメニューやポスターの準備が丁度始まったところでした。

席につき松茸牛丼を注文すると問題なく注文通過!確実に大丈夫だと思っていても数量限定となると注文が通るかドキドキするのは毎度のことです。

待つこと数分。

「松茸牛丼でーす」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

松茸牛丼

普通より時間がかかるのか、初めての提供だからかは分かりませんが、あとから来たお客さんや一緒に頼んだ他のメニューより後の提供でした。

しかしすごい、提供される瞬間から本当に松茸の香りが漂っているではないか!

松茸牛丼の器となる重箱は、ポスターのイメージ写真のように豪華なわけではなく黒の重箱でした。ちなみに持ち帰りの場合は普通の牛丼と同じ持ち帰り用の器になるということです。

乗っている松茸は5枚!
松茸牛丼

肝心の松茸がペラペラ詐欺だったらどうしようかと思ったが、予想以上に分厚かった!
松茸牛丼

さっそく松茸を食べてみると美味しい!のかわからないが、ここ数年口にしていなかったあの松茸の味だ。口に入れた松茸を噛みしめると、じわ~っと松茸の風味が口に広がる。食感もいいし、普通にイケる!

吉野家発表の文章にも書かれていましたが、牛丼は特に松茸の味・香りが染み付いているというものではなく、普通の吉野家の牛丼。いつもの牛丼に松茸をただ乗せたって感じです。

牛丼と松茸のペースをいい具合にコントロールしながら、松茸・牛丼・牛丼・松茸・牛丼・牛丼・・・・のように食べ進めます。牛丼と松茸を一緒に噛みしめると、牛丼と松茸の食感が合わさりこれもなかなか良い。

まさか松茸と牛丼を一緒に食べる日が来るとは想像もしてなかったなぁ。

ごちそうさまでした。

さいごに。吉野家の限定「松茸牛丼」、記念に一度は食べるべし

今回50年ぶりに復活となった吉野家「松茸牛丼」。牛丼はいつも通りだし、松茸もまあふつうに美味しい。ただ、ずば抜けて美味しい、また食べたい!となるようなものではありませんでした。

とはいえこの50年ぶりの伝説の味である「松茸牛丼」、お値段も手頃なので記念に一度食べてみてください!一生この機会はないかもしれないですからね!(←限定に弱い)