2017年4月20日(木)、表参道の交差点からすぐの好立地に新たにオープンするのはトーストサンドイッチの専門店「トーストサンドイッチバンブー」。
言ってしまえばありがちなサンドイッチショップ、様々なニューフードが誕生している今日においては特に珍しくは感じないが、このバンブーのこだわりは目の前の鉄板でトーストを焼き上げてくれるそのパフォーマンスにあり!
そして、実は40年に渡りサンドイッチにこだわってきたバンブーの集大成とも言えるサンドイッチ専門店でもあります。
オープン前日の先行試食会にありがたいことに招待されたので、トーストサンドイッチを食べてきました!

注目メニューの一つには、カニをまるごと1杯サンドしたソフトシェルクラブサンド!!

「サンドイッチハウスバンブー」40年前の伝説のサンドイッチも復刻!

1977年、表参道に当時としては非常に珍しいセルフスタイルのサンドイッチ専門店がオープンしました。それが「サンドイッチハウスバンブー」。現在はイタリアンレストランへと変貌した表参道バンブーのルーツがこのサンドイッチにありました。
サンドイッチから始まってサンドイッチとともに歩んできたバンブーの歴史、40年経った今新たなコンセプトをもって誕生したのが今回の「トーストサンドイッチバンブー」なわけです。
5種類ほどあるサンドイッチメニューには、40年前に人気を博していたサンドイッチもあり、その当時のレシピのままで提供するとのこと。

▼真ん中のサンドイッチが40年前の復刻メニュー「海老アボカド1977」

目の前の鉄板でトーストした出来立てサンドイッチを実食!

店内に入ると、目の前に飛び込んでくるのは大きな鉄板が広がるキッチンカウンター。バンブーが何よりもこだわったのはトーストを目の前で焼き上げて、こんがり出来立てのサンドイッチを提供することにあります。
店内に充満するトーストの香ばしい香りがたまらん!食欲そそります。

熱々の鉄板の上で調理をしてくれるので、トーストが冷めることなく出来立ての温かさを堪能できる。

▼ソフトシェルクラブのサンドイッチを作っている工程

今回、試食させていただいたのは、トーストサンドイッチバンブーの定番サンドとソフトシェルクラブの2種類のサンドイッチ。

こちらが、トーストサンドイッチバンブーの定番サンド(850円)。

定番サンドは、3種類の具材(照り焼きチキン、グリーンペッパーポーク、ツナマヨ)から好きなものをチョイスすることが出来るのですが、今回は照り焼きチキンをチョイス。
中に入っているのは、たっぷりの野菜(キャベツ、レタス、ニンジン)と薄焼き卵、チェダーチーズ、ピクルス。そこに自家製トマトケチャップで全体をまとめています。

豪快にかぶりつくと、まず素直にうれしいのがトーストの香ばしさとその食感
ほんのりバターが香るトーストは、出来立てのうちはまだ温かくサクッ、カリッとした食感がたまりません。
フレッシュ野菜の瑞々しさと香ばしいトーストの相性は最高のコンビネーションと言えるでしょう。

さて、次は個人的に非常に楽しみにしていたサンドイッチ、まるごと1杯のカニがサンドされたソフトシェルクラブのサンドイッチ(1,480円)。

こちらは、3種類(タルタルソース、パクチーソース、スイートチリマヨ)のソースから好きなものを選ぶことが出来ます。ガッツリいきたいならやっぱりタルタルでしょ!

こんな、こんがりとフライになったカニをまるごと1杯サンド。

意外にもカニの風味はそれほど強くなく穏やかな感じ。それでもパンチの効いたパワフルな味わいでタルタルとの相性は言うまでもなく完璧。トーストとの食感のバランスも良く食べづらさは一切ありません。
カニをまるごと食べていると思えば思うほど興奮してくる逸品!

ただ、1,480円という値段は中々手が出しづらいことは否めません。定番サンドの850円と比べてしまうと尚更か。

表参道駅より徒歩30秒という好立地に店舗を構えた「トーストサンドイッチバンブー」、おしゃれで美味しいものに敏感なグルメユーザーの心を掴むことが出来るのか?
今後、要注目のお店の一つであることは間違いないでしょう。

その他のメニューは以下。

  • ミルフィーユたまご(550円)
  • 海老アボカド1977(1,080円)※40年前の復刻メニュー
  • ローストビーフ(1,480円)

トーストサンドイッチバンブー
住所:東京都港区北青山3-5-23 NOI omotesando 1F
アクセス:表参道駅A3駅より徒歩30秒
営業時間:10:30~22:30
TEL:03-6447-2922
H.P:http://bamboo.co.jp/sandwich/