「今年の夏は暑い」、毎年恒例のようなこんな言葉が聞こえてきました。
そんな暑い夏には、古くから日本の風物詩となっている「かき氷」が恋しくもなります。
昨今の、もはやスイーツと化した高級かき氷も悪くはないのですが、小さいときに夏祭りで食べた昔ながらのかき氷が何故か懐かしく感じるものです。

単なる興味本位ですが、家庭であの祭り風かき氷を再現することはできるのか?全部でいくらかかるのか?最大通販サイトであるAmazonで全部取り揃えて祭りのかき氷を作ってみました。
えー、単なる興味本位です。それ以外の何物でもありません。

かき氷一式、Amazonで全部揃えてみた

便利な世の中になったもので、もはやネットで手に入らないものを探すほうが難しいくらい。
かき氷機」だって当然の如く、数多のかき氷機が大量に売られています。
簡易的な家庭用のものから、本格的なプロ仕様のものまで本当に多種多様。
価格は、1,000円を切るものから数十万円のものまでピンキリです。

そんな中、めちゃくちゃレトロでそれっぽいデザインに惹かれ購入したのが、こちらのかき氷機!




家庭用でありながら、その佇まいにはただ者ならぬ風格が

色、形、デザイン、全てが思い描いていた通りのかき氷機。
中々のド迫力ですが、プラ製なので実はめちゃくちゃ軽いという実用性もアリ。

▼まっ、あんまり寄りすぎるとアレですが・・・・・

さて気になる、こちらのかき氷機の値段ですが、4,000円!!でした。

高いような気もするし、安いような気もする。
人によって感じ方は違うでしょうが、個人的には結構満足度高めの買い物ですけど。

一番重要なかき氷機は手に入れましたが、これだけではもちろん終われません。

お祭りのかき氷気分を味わうには、器やスプーンにもこだわらないといけません!

最高です。コレです。
幼少時、夏祭りで食べたかき氷のイメージそのまま。昭和臭い。
バラ売りでは中々売っていないので、今回は50個入りを購入しました。

こちらのかき氷カップ、50個入りで1,180円。1個当たり23.6円!

はい、ここまできたらあのスプーンに変えないといけません!


コレ、久しぶりに見たような気がします。

これって「スプーンストロー」もしくは「フラッペストロー」っていうらしいです。
ガシガシ噛んでると、すぐに形が変わっちゃうんですよね。

こちらのストローの値段が50本入りで484円。1本当たり9.68円!

おっと、最後に忘れてはいけない重要なものがありましたね。

かき氷シロップ
これがなかったら、キャンプでカレー作ったけど飯盒でご飯ダメにしたくらいのダメージ。
今は、様々な種類のシロップが売られています。中には本物の果汁・果肉を入れた高級シロップなどもありますが、欲しいのはそんな美味しいのではなくてこういうの!

美しくレトロな人工色。
身体に良くないとかいう噂もありますが、昔の祭りのかき氷って言ったらこれしかありませんでした。
こちらのシロップですが、4つのフレーバー入りで1,390円なり!


さてさて、全部でいくらかかったのかを計算してみると。
合計金額は、7,054円!!

どんなかき氷機を選ぶかによって大きく変わってきますが、今回は7,000円ほどで全てのセットを手に入れることができました。
これで最低でも50杯のかき氷を作って楽しむことが出来ると考えれば、1杯あたりの値段は141円
お祭りのかき氷での値段が200~300円とすれば、それよりも安くつくることが出来ます。

これを材料原価だけで考えると・・・

おいっ!!かき氷ってどんだけ儲かるんだっ!!

家で祭り風かき氷を作ってみた

さて、せっかく購入したので実際に使ってあげないと宝の持ち腐れです。
あの懐かしのお祭りのかき氷を再現してみましょう!

かき氷機には、専用の製氷カップが付属されているので、そちらに水(氷にこだわりたい人はミネラルウォーター)を入れて凍らせます。

このかき氷機、使い方がすごく簡単です。
氷をセットして電源プラグ入れてスイッチを引くだけという手順は、どんな機械オンチでも問題なし。(刃で怪我しないように気を付けて)

そんなこんなで、氷をセットしてスイッチを入れると・・・

いい感じに削れる!

削れてる!削れてる!

だがっ、こぼれる!こぼれ落ちる!

学習しました!
真下には氷が落ちないので、手でカップを持って動かしながら削ると綺麗に盛れるということを。

完成!

削っている途中で気付いたのですが、このかき氷機は氷の細かさを調整できます。粗めにもできるし細かな氷にすることも。
今回は、ほどけるような舌触りを味わいたかったので細かくなるように調整。家で作ったとは思えないほどのふわふわなかき氷が完成しました。

やっぱり、まずは誰もが大好きなイチゴ味に。

一口食べてみれば誰もがこう言うことでしょう。



懐かしい!

まさに、小さいときに夏祭りで食べたあの時の味そのままです。そしてこのビジュアル。
夏の暑い日に、「少年時代」でも聞きながら食べてみれば、あの楽しかった思い出が蘇ってくかもしれません。

また、その味もさることながら、作る過程をめいっぱい楽しめます。シャシャッと氷が削れる音も心地よく感じることでしょう。
家族と一緒に作ってみれば、また一つ大切な思い出が増えます。

最高の夏を!

▼レインボーなかき氷もいいんじゃない?自分好みに好きにやっちゃってください。