爪のお手入れと言っても、生まれてこの方「爪切り」しか使ったことがありませんよ。
男性であれば、ほとんどの人がそんなものでしょう。爪やすりなんてほぼ使わないでしょう?
恐らく、一生爪切りしか使わないのかと思っていたのですが、たまたまある爪やすりの存在を知ってしまった。
それが、「ブラジェク」というガラス製の爪やすりです。

この「ブラジェク」というブランドの爪やすりですが、チェコの伝統あるガラス製造メーカーのもので、実は日本でも一部の方々にはとても有名な爪やすりだと言います。
実際に、このブラジェク製の爪やすりを使うと、爪が驚くほどツルツルで滑らかになるとか

爪やすりの最高峰?「ブラジェク」のガラス爪やすりとは何なのか?

ブラジェクは、元はボヘミアガラスで有名なチェコ共和国のガラス製造メーカー。デコレーションされた美しいガラス製品を作ってきたブラジェク社が、初めてガラス製の爪やすりを作ったのは1997年のこと。伝統あるボヘミアガラスの技術を駆使して作りあげられた爪やすりは、その性能だけでなく見た目もアンティークで美しい。実際に使ってみると、非常に滑らかな仕上がりになるのだとか。

チェコ国内をはじめ、国外でも多くの賞を受賞してきたブラジェクのガラス爪やすりは、日本でもファンが増えているようで、ネイルサロンなどでも使われているといいます。
また、爪を綺麗に仕上げる必要のある職業の方々には定番のマストアイテムになっているようです。

こうやって紹介していくと相当な高級品のように感じてきますが、意外にも結構リーズナブルに購入することができるんです。
デザインなどによって多少の違いはありますが、その値段は大体1,000~2,000円程度ほど。

現在のところ、直営店舗はチェコ本国にしかないようですが、日本でもロフト東急ハンズなどで取り扱っています。

かっこいい!「ブラジェク」のガラス爪やすりを購入してみた。

もちろん、筆者自身は爪をツルツルに綺麗に仕上げる必要は一切ございませんが、
「チェコ製(ヨーロッパ製)であるということ」、「見た目がエレガントでかっこいい」、「どれだけ滑らかな仕上がりになるのか気になってしまった」、以上の単純な理由から、このブラジェクのガラス爪やすりを購入してみようと決意。

ブラジェクの爪やすりは、一部のホームセンターなどでも取り扱いがありますが、一番簡単なのはやはりネット。Amazonや楽天などの通販サイトで容易に購入できます。

爪やすりのタイプやデザイン、カラーなど種類は豊富にあるのですが、今回購入したのはこちらの爪やすり。

ブラジェク ガラス爪やすり 140mm 両面タイプ ボヘミアカットPK01

乳白色の透明なガラス製のこちら、ぱっと見は、もはやロールプレイングゲームに登場する伝説の武器のような見た目!
専用のケースが付き、本体には細かなガラス装飾も施されていて、いかにも高級そうな感じ。

しかし価格は、たったの約1,800円なり!!

持っていれば、何か一目置かれそうなアイテム。
これで1,800円とあれば、めちゃくちゃお買い得ではないのか!?

持ち手の部分には、ボヘミアカットが施された芸術的な仕上がり。

人気の高さから偽物も出回っているというブラジェク、本物のブラジェクのものだと証明するホログラムシールも貼られています。
PANTENTED

外国映画のワンシーンで、暗い部屋に座っている大物が使っていてもおかしくないくらいのオーラを放っているこちらの爪やすり。
これが2,000円もしないほどの値段で手に入ってしまいます。

見た目に関してはパーフェクトでしょう。
これで、爪やすりとしての性能も高ければ、それはそれは破格のお買い物ということになるのですが、早速試してみます。

「ブラジェク」のガラス爪やすりで爪をピカピカにしてみた。

早速、この爪やすりで爪を磨いてみようと思ったわけですが、爪やすりを使っての爪の手入れにはいくつか注意点があるようです。正しいやり方があり、上手に磨くには多少慣れが必要だとか。
まぁ、簡単に要約すると以下の点には気を付けないといけない。

  • 1.爪に当てる角度は約45度くらいに。
  • 2.一定の方向に向かって爪を削ること!(爪やすりを往復させてガシガシ削るのはご法度!!
  • 3.目の細かさに違いがある場合は、初めに粗いほうで削ってから細かいほうで仕上げる。

特に気を付けないといけないのは、爪やすりを一定方向にしか動かしてはいけないということ!往復させながら力いっぱい削ってしまうと、爪がボロボロになってしまうこともあります。

さあ、それでは実際に削ってみましょう!
爪に対して45度くらいを意識して一定方向に削ります。

ガラスのザラっとした感覚が爪を通して伝わってきます。
最初は、不慣れなこともあり躊躇して優しくあてていたのですが、これだといまいち削れている感じがしません。
もう少し、力を入れてみます。

すると、削れた白い爪の粉が爪やすりに付いているのを確認。
普段、爪切りで切っていて爪が荒れているせいか、ガガっと引っかかるような所もあります。

一旦、爪を指で触ってみると、

超滑らか!!

本当に驚くほどツルツルになっていきます。
磨いた後に顔を爪でかいてみても、全く痛くありません!

不慣れなため時間はかかりましたが、全ての爪のお手入れが完了!

これで、つるピカの爪になったかと思ったのですが、よーく見てみるとちょっと爪がガタガタしているように見えます。
これはバリと呼ばれるもので、爪やすりで削ると出てきてしまうことがあります。
バリが出た場合は、表に出して優しく取り除いていけば大丈夫とのこと。

それでも、仕上がりはやっぱり超滑らか!!

もう自分の爪ではないかと思うくらいのツルツルさで、いつまでも触っていたくなります。

削り終わった後の爪やすりは、爪の白い粉が付着しているのですが、水洗いで簡単に掃除することが可能。
半永久的に使用することが可能とのこと!

【最後に】爪は爪やすりでお手入れしたほうがいいと分かった。

もちろん、手っ取り早く済ませるなら爪切りで切るのが早いのですが、爪切りと爪やすりでのお手入れでは、仕上がりに天と地ほどの差が出ます。
ブラジェクのガラス爪やすりに限らず、爪やすりでじっくりと仕上げた爪は驚くほど滑らか。

爪切りしか使ったことが無いという方、1回爪やすりに挑戦してみれば、また新たな自分に出会えるかもしれませんよ。

ちなみに、うちの祖父は30cmはある電気工事用のニッパで爪切ってましたけどね。