ハイボールに凍らせたスイカを入れて作る「スイカハイボール」が中々美味しいということで、この夏ちょっとした話題になっているようです。

夏を代表する果物であるスイカと、日本の飲み文化に深く定着したハイボールを合わせることで、風情漂う美味しいハイボールが出来るというのか!?
我が家においても晩酌の定番として定着しているハイボール。簡単にできるので実際にスイカハイボールを作って味わってみました。

【スイカハイボールの作り方】カットスイカがあればめちゃくちゃ簡単に作れるから

スイカハイボール作り方のポイントは、スイカを凍らせることで氷の代わりにもなるということ。
ただ、まるごとのスイカを用意して一口大のサイコロ状に包丁でカットするのは面倒だと感じる人も多いでしょう。
なので、スーパーやコンビニで売っているカットスイカで十分です

容器ごと冷凍庫に入れておいたカットスイカ。

グラスに凍ったスイカを投入。
タネが入っていますが、気になる方は凍らせる前にある程度取り除いておきましょう。凍らせてからだとタネがとりずらいので。

その後、ウイスキーとソーダを注いで軽く混ぜれば簡単にスイカハイボールが完成!

グラスによっては非常に混ぜづらいので(今回のようなグラス)、先にウイスキーとソーダを注いでハイボールを作ってから凍ったスイカを入れるか、もしくは缶ハイボールなど出来上がってるハイボールを使ったほうがいいかもしれません。

スイカハイボール飲んでみた(反省点あり)

さてさて、スイカハイボールが完成して早速飲んでみたわけですが、普通に飲んでもいつものハイボールの味・・・。
スイカを食べながら飲んでみようと思っても、カチカチに凍っていて知覚過敏が悲鳴を上げるだけ・・・。
10分ほど放置してから、再度挑戦してみるも同じ・・・。

そう!スイカをカチカッチに凍らせすぎた!

凍らせたスイカの威力によってキンキンに冷えたハイボール。そのハイボールによって溶けないスイカ氷。クーラーの効いた室内では尚更。
前日に冷凍庫に入れて仕込んでおいたスイカは、もはやフォークも刺さらないほどの強度な氷となっていた模様。

ということで、凍ったスイカが柔らかくなるまで待ちます。



30分ほどだろうか、やっとスイカも柔らかくなりだし飲めるようになったスイカハイボールを再度飲んでみると。

スイカの風味がハイボールに溶け出してマジで美味い!!

ウイスキーのコク深さとさわやかなスイカの甘みが合わさって最高のコラボが誕生している。
シャリッとしたスイカはそのまま食べてしまってもグッド。ウイスキーがしみ込んだ大人のスイカが楽しめます。
スイカを口に入れた後にハイボールで流し込めば、まさに夏にしか体験できない、どこか情緒ある味わい。

ただし、本当にスイカの凍らせ過ぎには気を付けたほうがいいでしょう。
冷凍庫の設定温度にもよりますが、2~3時間程度のほうが食べやすくていい気がします。

夏になったらスイカハイボールがおすすめの理由

今後、スイカハイボールは夏を楽しむおすすめのハイボールの一つとなるかもしれない。
その理由を3つ挙げてみると。

・味が美味しい
ウイスキーとスイカの相性がかなり良い。はじめに予想していたよりもかなりレベルは高いと感じます。スイカの爽やかな甘さと風味がウイスキーも引き立てているよう。「ハイボールが甘いなんて」と思っている方でもこれはイケるかも。

・どこか夏の風情を感じる
夏の風物詩となっているスイカだけに、その味わいには日本の風情があります。大人になれば食べなくなってしまうスイカ、子供のころの甘酸っぱくてほろ苦い思い出が蘇ってきてしまいます。

・子供とも一緒に楽しめる
もしお子さんがいる場合でも、スイカを一緒に楽しめるから肩身の狭い思いをしなくて済むかもしれません。子供はスイカに塩でもかけて、大人はスイカハイボールで。
ただ、間違ってもハイボールに入れてしまったスイカをお子さんに食べさせないように!

スイカハイボール、マジでおすすめ!