テリー伊藤監修『テリー家の食卓 食べる麻辣』発売。ちょい足しで、痺れが効いた本格四川風に!
2018年3月に、“食べる調味料”ジャンルの新商品として『テリー家の食卓 食べる麻辣(まーらー)』が発売されました!
内容量110gで450円(税別)。全国のスーパーなどで販売されています。
テリー伊藤監修『テリー家の食卓 食べる麻辣』
『テリー家の食卓 食べる麻辣』は、「テリー家の食卓」部分から想像がつくように、テレビプロデューサーやタレントなどマルチに活躍しているテリー伊藤さんが監修した商品。テリー伊藤さんといえば実家が築地の老舗玉子焼き店であり、食通としても有名ですね。
「テリー伊藤家の食卓」としなかったのには何か大人の事情が絡んでいるのだろうか。
一時期「食べるラー油」を筆頭に“食べる調味料”系の商品が大流行しましたが、そんな“食べる調味料”ジャンルの商品として新たに登場したのが今回の「食べる麻辣」です。
食べる麻辣の「麻辣(まーらー)」って?
「麻辣」という単語は最近の辛食ブームでよく聞くようになりましたが、まだ聞き慣れない方も多いかもしれません。
「麻辣」は中国山椒(花椒)と唐辛子から構成される中華料理の味付けで、唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さである「辣味(らつみ)」と、花椒の舌が痺れるような辛さである「麻味(まみ)」の二種類の異なった「辛さ」で構成されます。中華料理の中でも四川料理でよく使われる味付けですね。
我々に馴染みのある「ラー油」は漢字で書くと「辣油」で、たしかに“唐辛子の辛さ”だけ感じます。そこに花椒の痺れる辛さを加えると「麻辣」になるというわけです。奥が深い。
それでは、商品を見てみましょう。
▼原材料には唐辛子・山椒をはじめ、フライドガーリック、フライドオニオン、コチュジャン、ごま、ゴマ油などが使われています。
▼瓶のフタを開けるとすぐに、辛そうな中華風な香りがっ!
▼開けてすぐはほぼ真っ赤な液体(油)しか見えませんが、食べるラー油同様、瓶の底にザクザクとした具材が沢山沈んでいます。
これを様々な食材や料理にかけて食べるということですね。
『テリー家の食卓 食べる麻辣』実食
▼今回は「白米・餃子・冷奴・サラダ」に「食べる麻辣」をかけてみることにしました。
白米にかけて
▼まずは炊きたての白いご飯と一緒に食べてみます。食べるラー油でも王道の食べ方。
▼スプーンで沈殿している具材を掘り出して、ご飯にかけます。
▼白米に乗せられた真っ赤な具。紅白で縁起良し、見栄え良し。
▼ひとくち食べるとそこは中華の世界! ピリッとほどよい唐辛子の辛さと、じわじわ攻めてくる痺れる辛さ。これぞまさに麻辣で、四川料理を食べているかのような刺激的な味わい。
辛さに加えて、フライドガーリックとフライドオニオンのザクザクとした食感と風味はふりかけ感覚で、ご飯にもよく合います。
辛そうな見た目とは裏腹に、辛さは意外と控えめ。激辛好きな人は更に辛いラー油をかけて食べると良いでしょう。また、唐辛子の辛さは控えめといえど、しっかりと効いた花椒特有の痺れる辛さは子どもには早いかもしれません。大人向けの「食べるラー油」って感じですね。
この本格的な痺れる辛さを食卓で手軽に味わえるのは、中華・四川料理好きとしてはとても嬉しいです。
冷奴にちょい盛り
▼冷奴にも盛ってみました。やはり白に赤は映えますね。
本格中華風の辛さは追加されるものの、冷奴が少し水ぽいので“味”としては「食べる麻辣」だけでは薄く、物足りない感じがしてしまいます。ちょろっと醤油やポン酢を垂らしたうえで、「食べる麻辣」をちょい足しする感じが良さそう。
サラダのドレッシングとして
▼ダイエットのため、サラダやサラダチキンを“1食”とする人も多いそうです。そのまま何もかけずに食べたり、ドレッシングをかけたり、私(筆者)も一時期そんな生活をしていたことがありますが、どうしても次第に飽きてくるんですよね。飽きは継続の天敵なり。
そんな時は、ドレッシングでは味わえない、この刺激的な「食べる麻辣」をローテーションに加えると良いでしょう。
▼ガッツリ油をかけることになりますが、大さじ1杯(15g)あたり104kcalなので、たまには…ね?
餃子にちょい乗せ
▼もうこれは鉄板でしょう。合わないはずがない。餃子に麻辣。
▼餃子にラー油はよく使われますが、痺れが加わるだけで世界が変わります。特にニンニクが効いた餃子との相性は抜群です。
鍋の調味料としても
▼別日で鍋を食べる機会があったので、使ってみました。自分のお皿に移したスープと具材に「食べる麻辣」をちょこっと投入!
▼もともと坦々風の鍋だったのですが、一気に本格四川風の味に変貌を遂げる! 何かにかけて食べるだけでなく、こういった鍋などの調味料としても十分使えますね。
中華・四川好きの方にオススメ
『テリー家の食卓 食べる麻辣』は、ちょい足しするだけで何でも本格中華風に早変わりする一品でした。本格的な中華・四川の味を食卓で手軽に味わいたい方にオススメ!
また、今後「テリー家の食卓シリーズ」として「食べる麻辣」以外の商品も開発していくそうなので、次回作にも期待です!