コンビニ大手の「セブンイレブン」から、少し変わった商品名のお弁当が発売されました。

▼それがこちら! 『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』です。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』コンビニでは「お弁当を温める」ことが一般的で、「温めなくても美味しい」というフレーズには逆に惹かれますね。気になったので食べてみることにしました!

セブンイレブンから「温めなくても美味しいお弁当」3種発売

と、その前に、セブンイレブンの「温めなくても美味しい!」シリーズの弁当は現時点で3種類あることが判明しています。それぞれ発売日や販売地域が異なるので、まず3種類の概要をご紹介します。
※販売地域は今後変更になる可能性があります

温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内

温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内

温めなくても美味しく食べられる幕の内弁当。銀鮭は炭火でふっくらと焼き上げ、煮物は昆布とかつおだしを使い風味豊かに仕立てている。
■価格:554円(税込598円)
■販売地域:北海道、関東、甲信越、北陸、東海
■発売日:販売中

温めなくても美味しい!鶏五目ごはん弁当

温めなくても美味しい!鶏五目ごはん弁当

鶏五目ごはんを使った幕の内弁当。おかずは丁寧に作った巻きカツ、肉じゃがなどを盛り付け。
■価格:500円(税込540円)
■販売地域:東北、新潟、北陸、中国、四国
■発売日:販売中

温めなくても美味しい!きのこごはん弁当

温めなくても美味しい!きのこごはん弁当

温めなくても美味しくいただける、きのこごはんの幕の内弁当。舞茸、しめじを盛り付け、きのこ具材の煮汁で風味よく炊き上げた御飯に、野菜の巻きカツ、煮物などをおかずに盛り付け。
■価格:500円(税込540円)
■販売地域:山梨、長野
■発売日:2018年8月21日(火)以降順次発売

セブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』実食

▼東京で販売されている『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』を買ってきました。約600円の幕の内弁当。カロリーは444kcal。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』筆者は冷めたお弁当が好きなので、何の抵抗もありません。ちなみに、これを買う時に「お弁当は温めますか?」とは聞かれませんでした。忘れていたのか、店員さんのスタンスなのか、このお弁当だからなのかは分かりませんが…。

▼「温めなくてもおいしい」と書かれているものの、きちんと「レンジ加熱目安」も書かれています。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼中身がこちら。胡麻をふりかけたご飯に、焼鮭、煮物、出汁巻き玉子、野沢菜漬け、切り干し大根の煮物。安定感のある幕の内です。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼炭火で焼いた銀鮭。結構大きいです。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼煮物は定番の鶏肉、大根、人参、しいたけ、こんにゃく。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼一番のメイン「焼鮭」から頂いてみます。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』冷え切っていますが身が柔らかく、しっかり脂が乗っていますね。適度な塩味と、炭火で焼かれた皮の部分の香ばしさがたまらなく美味しいです。

▼ご飯がススムススム。暖かくない弁当って美味しいよね、昔食べた駅弁を思い出します。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼しっかりと出汁がしみた椎茸や鶏肉などの煮物。旨い。温める必要性を感じない。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼「温めなくても美味しい」と言われると逆に温めてみたくなってしまうお年頃。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

▼温めると更に身が柔らかくなっている。そりゃ温めても美味しいですが、温めないほうが素材の本来の純粋な美味しさを味わえる気がしました。
セブンイレブン『温めなくても美味しい!熟成銀鮭幕の内』

お弁当は本来、“温めなくても美味しい”のが当たり前

お弁当といえば、小中学校の遠足や運動会、高校の時お母さんが毎朝作ってくれた弁当、職場に持たされた愛妻弁当、旅行や出張の楽しみ駅弁など、冷えた状態で食べる事がほとんどです。冷えていたとしても十分美味しく、筆者としては温めたいなんて考えたことすらありませんでした。

しかし、コンビニでは「お弁当を温める」ことが普通で、コンビニでお弁当を買うと基本的には「お弁当は温めますか?」と聞かれます。

あえて「温めなくても美味しい!」と謳う商品を展開するのは、コンビニだからこそであり、味への自信の表れなのかもしれませんね。