今年も「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の季節がやってきましたね。12月3日(月)には、ノミネート語30語の中から2018年の新語・流行語大賞トップ10が発表されます。それに先駆けてハレルヤ編集部では「2018ユーキャン新語・流行語大賞」に関するアンケートを取ってみました。

ドリームニュース

【調査概要】
調査期間:2018年11月22日(木)~11月28日(水)
調査対象:計344名(20~70代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:ドリームニュースモニターアンケート

引用:2018ユーキャン新語・流行語大賞サイト

85%以上の人が「2018ユーキャン新語・流行語大賞」を知っている

まずは「ユーキャン新語・流行語大賞」を知っていますか? という基本的な質問から。
なんと86.6%もの方が「ユーキャン新語・流行語大賞」を知っていました。さすが今年で28年目を迎えるだけありますね。正確には1984年に創始され新語部門と流行語部門に分け、それぞれ各賞が選ばれていたのですが、1991年から年間大賞が設けられ、2004年に「ユーキャン新語・流行語大賞」に改称されたそうです。

予想1位はLS北見カーリング女子日本代表の「そだねー」

2018ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート語30語のうち、どれが「新語・流行語大賞」に選ばれると思うかのアンケート結果トップ10です。アンケート結果トップ10はニュースやワイドショーでよく見かけた言葉が入っていますね。

1位 そだねー

平昌五輪で銅メダルに輝いたLS北見カーリング女子日本代表が、試合中に使っていた「そだねー」が1位となりました。独特のイントネーションで注目を浴びましたね。

2位 あおり運転

道路を走行する自動車、自動二輪、自転車に対し、周囲の運転者があおる行為。悲惨な事故が多発しました。迷惑行為は本当にやめて欲しいものです。

3位 (大迫)半端ないって

サッカー日本代表の大迫選手をたたえた言葉。この言葉の生みの親は大迫選手が高校時代に対戦した試合相手でした。強烈な映像はネット上でかなりの騒ぎになりました。

4位 おっさんずラブ

テレビ朝日系列の深夜ドラマ。田中圭演じるモテない春田創一と、吉田鋼太郎演じる会社の上司黒澤武蔵と後輩の禁断の恋愛模様がヒットしました。

5位 ボーっと生きてんじゃねえよ!

NHKで放送の「チコちゃんに叱られる!」に登場するチコちゃん(5歳)の素朴な疑問に答えられないゲストにチコちゃんが浴びせるキメ台詞。結構答えられない質問も多く、筆者も時々見ています。

6位 もぐもぐタイム

「そだねー」を生んだLS北見カーリング女子日本代表が、試合の合間に栄養補給としてお菓子や果物を食べる時間のこと。「もぐもぐタイム」の中で食べていた「赤いサイロ」というチーズケーキに、注文が殺到したそうです。

7位 スーパーボランティア

山口県周防大島町で行方不明だった2歳男児を、自身の経験を頼りに発見したスーパーおじいちゃん尾畠さん。尾畠さんの活動やボランティアに対する考えが世間から称賛の声が集まりました。

8位 ダサかっこいい / U.S.A

DA PUMPが2018年6月にリリースしたシングル曲「U.S.A」が、「ダサい」けど「かっこいい」という相反する言葉が合わさった造語「ダサかっこいい」を生み出しました。子供から大人まで幅広い世代で人気となりました。

9位 翔タイム

メジャーリーグで二刀流として活躍している大谷翔平選手の活躍ぶりを、アメリカのメディアが「SHOW TIME=翔タイム」と呼んだことが発祥だそうです。二刀流のことを否定的な方もいましたが、あれだけの活躍を見せつけられると何も言えませんね。

10位 金足農旋風

第100回高校野球選手権大会で準優勝となった、金足農業高校の大旋風。惜しくも決勝で大阪桐蔭に敗れましたが、全国の高校野球のファンのみならず世間が注目した試合と言っても過言ではないでしょう。

知らなかったノミネート語1位は「GAFA(ガーファ)」

逆にノミネート語30語のうち知らなったものも聞いてみました。

1位 GAFA(ガーファ)

世界のIT市場を席捲している有名企業「 Google 」「Apple」「 Facebook 」「Amazon」の頭文字を集めた呼称のこと。恥ずかしながら筆者は知りませんでした・・・

2位 ご飯論法

いわゆる言い逃れのやり方の1つ。「朝ごはんを食べましたか?」という問いに「(朝パンは食べたけど、ご飯は)食べていません」のように言い逃れることです。政治家が良く使う印象がありますね。

3位 カメ止め

予算300万円で、有名な俳優や女優を使っていないのに全国300以上で上映されるようになった映画「カメラを止めるな」。SNSで爆発的に拡散して話題となりました。

4位 高プロ(高度プロフェッショナル制度)

高度な専門知識を持ち、一定の年収がある人を労働基準法の労働時間規制の対象から外す制度のこと。残業代がゼロになるという観点から、働きすぎを助長するといった懸念もささやかれています。

5位 グレイヘア

黒髪と白髪がきれいに交じった髪のこと。有名人だと「草笛光代さん」や「樹木希林さん」が、当てはまりますね。

6位 筋肉は裏切らない

NHKで放送された、ムキムキの3名が無言で筋トレをするシュールな番組「みんなで筋肉体操」。その番組内のキメ台詞です。俳優・武田真治さんと庭師・村雨辰剛さん、弁護士・小林航太さんの筋肉に注目が集まりました。

「7位 翔タイム」と「8位 ボーっと生きてんじゃねえよ!」は、既に説明済みなので割愛しますね。

9位 Tik Tok

女子高生などの若者を中心に流行している、短編動画編集共有アプリケーション。最近イジメや犯罪に巻き込まれるユーザーも出てきているみたいです。個人情報は自分でしっかりと守りましょう。

10位 君たちはどう生きるか

昭和12年に発行された吉野源三郎原作の小説を漫画化。2017年8月から現在で210万部を突破した話題の本です。

【番外編】ノミネート語以外の2018年「新語・流行語」を聞いてみた

ハレルヤでは「2018ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート語30語にノミネートされていない言葉で、2018年の「新語・流行語」だと思うものを聞いてみました。その中で複数回答があったものを見てみましょう。

猛暑、酷暑

今年の夏も暑かったですね。まさに猛暑、酷暑という言葉がぴったりの年だったのではないでしょうか。あっ「災害級の暑さ」はノミネートされてましたね。

甲斐キャノン

福岡ソフトバンクホークスの甲斐捕手の盗塁阻止送球のこと。あまりに凄い送球から「甲斐キャノン」と名付けられたそうです。

ゴーン(ゴーンショック、ゴーン会長、ゴーン逮捕)

日産自動車のカリスマ経営者であるカルロス・ゴーン氏が、金融商品取引法違反で逮捕されたことは記憶に新しいでしょう。全世界が驚いたに違いありません。果たして日産はどうなることやら。

キンプリ

正式名称は、King & Prince(キング アンド プリンス)。2015年に結成されたジャニーズ事務所所属の6人組男性アイドルグループです。最近テレビでよく見ますよね!

パワハラ

パワーハラスメントの略称。立場の上のものが、下のものに対し立場や権力を利用して嫌がらせを行う行為のことです。2018年様々な組織でのパワハラが問題になりました。

インスタ映え

写真共有アプリInstgram(インスタグラム)に投稿した写真や動画が、見栄えよく見えること。海外ではインスタ映えする写真や動画を撮りたいがために、命を落とした方も多数いらっしゃいます。気を付けましょう!

あと3日後の12月3日(月)には「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されます。2018年の新語・流行語大賞は何になるのでしょうか?筆者の予想は「(大迫)半端ないって」です。果たして予想は当たるのか? 乞うご期待!!