名古屋を拠点とし、「台湾まぜそば」発祥の店として大人気の「麺屋はなび」。そんな「麺屋はなび」の味が東京でも味わえるんです!

東京で元祖台湾まぜそばが食べられる『麺屋はるか 秋葉原店』

それがこちらの麺屋はるか 秋葉原店です!
『麺屋はるか 秋葉原店』麺屋はるか 秋葉原店』は、「麺屋はなび」の姉妹店として東京で展開されている台湾まぜそば専門店。

「麺屋はなび」の台湾まぜそば発祥の味を受け継ぎ、東京でも人気の行列店として名を馳せているんです。

そもそも「台湾まぜそば」とは?

▼こちらが今回ご紹介する『麺屋はるか 秋葉原店』の「台湾まぜそば」。見た目だけでもめっちゃ美味しそうですよね…。
『麺屋はるか 秋葉原店』台湾まぜそば台湾まぜそば」は、台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)、生の刻みニラ&ネギ、魚粉、卵黄を極太麺に乗せた汁無し麺で、お好みでおろしニンニクを入れよくかき混ぜて食べるというものです。

簡単に言うと「台湾ラーメン」のまぜそば版ですね。そもそも「台湾まぜそば」は「台湾ラーメン」を作ろうとしたことがキッカケで生まれたようですから。

ちなみに、台湾ラーメンも名古屋の「味仙(みせん)」というお店が発祥とされています。

台湾まぜそばの誕生秘話

「台湾まぜそば」の誕生秘話が公式サイトで語られていました。

台湾ラーメンを作ろうとしていた「麺屋はなび」の店主である新山直人氏。
ところが、用意していた挽き肉が当時のスープに合わず、挽き肉を捨てようとしたそうです。

それを見た当時のスタッフの一人が「もったいないから試しに汁の無いラーメンにのせてみたらどうか」と提案したところ、それが見事にマッチ。

そこから「台湾まぜそば」が始まったとのこと。めでたしめでたし。

『麺屋はるか 秋葉原店』へ

「台湾まぜそば」がどういうものなのか大体わかったところで、東京で元祖台湾まぜそばを食べることができる「麺屋はるか」の本店、『麺屋はるか 秋葉原店』に行ってみることにしました!

行列ができる人気店ということで、期待大です。レッツゴー!

台湾まぜそば専門店『麺屋はるか 秋葉原店』に行ってみた(東京/神田・末広町)

▼『麺屋はるか 秋葉原店』に到着! 混雑を避けるため16時過ぎに来てみました。この入口から階段を下った地下1階にお店があります。
『麺屋はるか 秋葉原店』外観場所は秋葉原駅と末広町駅の中間あたりに位置していて、JR「秋葉原」駅電気街口から徒歩5分、銀座線「末広町」駅から徒歩3分程度の場所。

道路を挟んだ向かいにはAKB48劇場が入っているドン・キホーテ秋葉原店があります。また、周囲にはメイド喫茶やアニメグッズ、PCショップなどが軒を連ね、さすが秋葉エリアといったところ。

『麺屋はるか 秋葉原店』店舗概要

■店名:麺屋はるか 秋葉原店
■住所:東京都千代田区外神田3-13-7 田中無線電機ビルB1F
■営業時間:10時~22時(定休日なし・年中無休)
■席数:カウンター13席
■アクセス:JR「秋葉原」駅電気街口から徒歩5分、銀座線「末広町」駅から徒歩3分

行列店ならではの張り紙が・・・

お昼どきを避けたため混んでる様子はないものの、こんな張り紙が。

▼「近隣のお店に大変なご迷惑をおかけしてしまうので、階段から外の歩道にお並びの際は、下記の図の位置で順番にお待ちくださるよう、ご協力をお願い致します」
『麺屋はるか 秋葉原店』行列階段から外の歩道にお並びの際は( ゚д゚ )

▼マジか…。そもそも階段こんなに長いんだぜぇぇぇ!!!(笑)
『麺屋はるか 秋葉原店』階段それでも混雑時は店の外まで行列ができると…。行列店とは聞いていたものの想像以上でした。

▼階段を下って左手に店舗入口が。結果、16時過ぎなのに13席あるカウンターが満席。さらに店内で3組ほど並んでいました。(店内に待つ用の椅子が3席くらいあり、+2〜3人くらいは店内で待てます。それ以外は店外に並ぶ感じでした。)
『麺屋はるか 秋葉原店』入口さらには筆者が入店して食券を買ったり待っている間も続々とお客さんが来店し、店外にまで待つ人が。帰る頃にも階段数段目まで行列がありました。階段を超えるほどではありませんでしたが、あの時間帯で常に行列が絶えないとは…。

『麺屋はるか 秋葉原店』の「まぜそば」メニュー 一覧

▼店に入ったあと、まず券売機で食券を購入します。
『麺屋はるか 秋葉原店』券売機

『麺屋はるか 秋葉原店』の「まぜそば」メニューと価格(税込)はこんな感じ。

■元祖台湾まぜそば:並850円/大980円
■カレー台湾まぜそば:並880円/大1,010円
■トロ肉まぜそば:並950円/大1,080円
■キミスタ:並950円/大1,080円
■ど肉台湾まぜそば:並1,170円/大1,300円
■DX台湾まぜそば:並1,170円/大1,300円
■担々台湾まぜそば:並970円/大1,100円
■男山台湾まぜそば:並1,180円/大1,310円

現在は全部で8種類の「まぜそば」が用意されていて、それぞれ麺の量を少(150g)・並(200g)・大(300g)から選べます。少は並と同じ料金、大は並+30円という料金体系です。

学生は大盛り無料! 学生証提示で麺が200g→300gになる「學盛(がくもり)」

また、学生さんに嬉しい「學盛(がくもり)」なんてものも用意されています!

学生証を提示することで、並盛の麺を200g→300gに無料で変更してくれるというサービスです。使えるお金があまりなく、食べざかりの学生にとってはありがたいですね。
『麺屋はるか 秋葉原店』學盛ただし禁止事項があり、以下を守らないと130円の罰金になるので注意して下さい!
■學盛禁止事項①:同行者に分けてはいけない
■學盛禁止事項②:食べ残しをしてはいけない

禁止事項といってもごくごく一般的な事なので、きっちりルールを守ってお店の厚意に甘えちゃいましょう!

ご飯物も充実。特に「ねぎめし」がとんでもなくオススメらしい

▼その他にご飯物や、追加トッピングが用意されています。
『麺屋はるか 秋葉原店』メニュー

筆者は定番の台湾まぜそばに「チャーシュー・煮玉子・海苔・九条ねぎ」を追加した「DX台湾まぜそば(並)」と、とんでもなくオススメというご飯物の「ねぎめし(320円)」を注文しました!
『麺屋はるか 秋葉原店』ネギメシ。

産地直送の高級九条ねぎを使用

▼「麺屋はるか」や「麺屋はなび」の系列店舗(全店舗かは不明)は使用するネギにかなりこだわっていて、京都から産地直送で仕入れた“高級九条ねぎ”を使用しているようです。
『麺屋はるか 秋葉原店』麺屋はるかのネギこの九条ねぎを存分に楽しむため、九条ねぎをふんだんに使用した「DX台湾まぜそば」と「ねぎめし」をチョイスしました!

ニンニク「あり」「なし」を選べる

また、食券を店員さんに渡す時に「ニンニクは入れますか?」的なことを聞かれます。

ニンニクも台湾まぜそばの重要ポイントなので基本「あり」が良いかと思いますが、このあとの予定によっては「なし」を選択したほうが良いでしょう。

最初に言っておくと、ニンニク超やばいです。
ニンニク

ちなみに、台湾まぜそばだけでなく「ねぎめし」もニンニクのありなしを聞かれました。

もちろん「あり」で。

まぜそばの食べ方

▼まぜそば達が到着するまで店内の張り紙とにらめっこ。「まぜそばの食べ方」も書かれていたので予習です。
『麺屋はるか 秋葉原店』まぜそばの食べ方①まずよく混ぜます。目安は卵黄が全体に馴染むくらい。
②あとは本能のままに豪快に食べて下さい。
③途中で卓上にある自家製昆布酢を入れるとさっぱりとした甘みが出て美味しい。

とのこと。難しいことはなく、とりあえず「良く混ぜて食え!」ってことですね(笑)

▼卓上に置かれた「自家製昆布酢」。気になりますね、後で試してみよう。
『麺屋はるか 秋葉原店』昆布酢

『麺屋はるか 秋葉原店』の「DX 台湾まぜそば」&「ねぎめし」実食

食券を渡し10分ほどで、台湾まぜそばが到着!
[食券渡して3組待ち→席に案内→料理待ち]全てを合わせた時間が10分くらいなので、かなり早かったです。

「元祖台湾まぜそば」

▼まずこちらが同行者が注文したノーマルな「元祖台湾まぜそば」。じつに美しい見た目…。
『麺屋はるか 秋葉原店』台湾まぜそば麺の上に生の刻みニラ&ネギ、海苔がバランス良く敷かれ、中央には台湾ミンチと輝かしい卵黄。そしてサイドに魚粉&おろしニンニクがたっぷり乗せてあります。

「DX 台湾まぜそば」

▼筆者が注文した「DX 台湾まぜそば」がこちら! 「元祖台湾まぜそば」にチャーシュー・煮玉子・海苔・九条ねぎをプラスした一杯。素晴らしい内容。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

▼もう少しわかりやすく上から見るとこんな感じ。チャーシュー2枚に、煮玉子1個分、そして心躍る大量の九条ネギと、海苔が2枚という構成です。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

▼たっぷりの魚粉と、おろしニンニク。これニンニク何片分使ってるんだろう…。すごい量です。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば真ん中の台湾ミンチもニンニクを効かせてあるそうなので、ニンニクやばいと思います。

▼そしてしっかり全体的に混ぜる! 美しかった見た目が変わり果ててしまい残念感もありますが、これが美味しいんでしょう。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

▼それではいただきます。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそばうまいヽ(゚∀゚)ノ

お味はかなり濃厚なガッツリ系!

極太のもちもち麺にしっかり絡みつく、特製タレや具材の数々。舌触りの良い麺をズズズッとひと吸いすれば、魚粉とニンニクがガツンと効いた旨みたっぷりの味わいを楽しめます。特に、たっぷり入っていたネギやニラ、海苔の風味が織りなすハーモニーがたまりません。ネギとニラのシャキシャキ食感もアクセントになってGOOD。

また、「台湾まぜそば」の鍵である唐辛子とニンニクを効かせた「台湾ミンチ」が想像以上に辛く、更にやみつきになる味わいに! 口の中がヒリヒリジリジリ後引く辛さで、食べる手が止まりません。

これは人気が出るのもうなずけますね。めっちゃ旨い。

▼肉厚で肉々しい食べごたえのあるチャーシュー。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

▼箸休めに旨味が効いた煮卵。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

▼「DX台湾まぜそば」についていた海苔を巻いて食べれば、磯の香りがブワッと広がります。海苔最高。DXでなくとも追加トッピングで海苔を注文すべし!
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば

無料の「追い飯」という選択肢

▼無心に食べ続け、あっという間に完食。しかし丼にはタレが絡んだ具材がたっぷり残っている!
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそばそんなときは「追い飯」を追加で注文しましょう。

▼なんと、残ったタレや具材を楽しむためにレンゲ1杯半ほどの白飯を丼に投入してくれる「追い飯」なる無料メニューがあるんです!
『麺屋はるか 秋葉原店』追い飯

▼具が入った丼をカウンターに乗せ、スタッフの方に「追い飯ください!」の一言。これだけでOK。
『麺屋はるか 秋葉原店』追い飯

▼すると、白飯を丼に入れて渡してくれます!
『麺屋はるか 秋葉原店』追い飯

▼追い飯を残った具材たちとよく和えて…。「ミニ台湾めし」の完成。
『麺屋はるか 秋葉原店』追い飯うまい!
味のベースは変わらないですが、麺が白飯に変わるだけでこんなにも新鮮な気持ちで楽しめるのか…。こうやって最後まで余すことなく堪能できるのは素晴らしいですね。お腹に余裕のある人はぜひ「追い飯」も注文してみて下さい!

ニンニク臭やばいので予定のある人は気をつけて

▼そして完食! 並盛でしたが追い飯も楽しめたので結構満腹です。最後まで美味しかった。
『麺屋はるか 秋葉原店』DX台湾まぜそば食後の余韻として口の中にヒリヒリとした辛さが結構残ってますが、なによりニンニク臭がやばい(笑)

自分でも「自分がニンニク臭い」とはっきり分かるほどのニンニク臭。ニンニク「あり」にする方は本当に予定とかを考慮して食して下さいね!

大事な事を忘れていた

( ゚д゚)『麺屋はるか 秋葉原店』昆布酢台湾まぜそばに夢中になりすぎて「昆布酢」の存在を完全に忘れていました…。次また来たときに使ってみよう…。

「ねぎめし」も忘れていた

あああ・・・。邪魔だったので端に寄せて置いていたら「ねぎめし」の存在も忘れていた。結構お腹いっぱいなのに…。

しかもさっき追い飯で「ねぎめし」っぽいの食べたな(笑)

しかし、食べ残しは厳禁。美味しくいただきますよ〜!

▼こちらが超オススメされていた「ねぎめし」。少し小ぶりな丼に、ご飯、たっぷりの九条ねぎ、その上に刻み海苔と唐辛子、そしてまたもやたっぷりの「おろしニンニク」が添えられています。
『麺屋はるか 秋葉原店』ねぎめし

▼ニンニクとネギを一緒に混ぜ混ぜしてから頂きます。
『麺屋はるか 秋葉原店』ねぎめしうんまっ( ゚∀゚)・∵.

シャキシャキ食感の「九条ねぎ」と、それにたっぷり絡む「ごま油」の香ばしい風味、そして押し寄せるニンニクのビッグウェーブ。

ネギ&ごま油&ニンニクの組み合わせだなんて旨いに決まってるじゃん…。最高に美味しい。美味しすぎる。

ガツンとパンチのある味わいながらも、たっぷりの新鮮なネギで後味はさっぱり。満腹気味でしたが、余裕でパクパク食べられちゃいます。

こってり辛い「台湾まぜそば」を食べた後に、シメの「ねぎめし」。お腹に少しでも余裕があれば、これは抜群の組み合わせかもしれません。しかし「台湾まぜそば」と「ねぎめし」のダブルニンニクで、さらにニンニク臭が増しました…。要注意です(笑)

▼ペロッと完食。
『麺屋はるか 秋葉原店』ねぎめし

▼食べ終わったらカウンターの上に丼やコップを乗せて、ごちそうさまでした。
『麺屋はるか 秋葉原店』店内

いやあ、美味しかった。「台湾まぜそば」はもちろん、サイドメニューの「ねぎめし」まで大満足の食事を楽しめました。行列ができるのも納得の味とサービスです。

麺屋はるか 秋葉原店』の近くに行かれる際は、ぜひ足を運んでみてください!(行列は覚悟してね)

『麺屋はるか 秋葉原店』店舗概要

■店名:麺屋はるか 秋葉原店
■住所:東京都千代田区外神田3-13-7 田中無線電機ビルB1F
■営業時間:10時~22時(定休日なし・年中無休)
■席数:カウンター13席
■アクセス:JR「秋葉原」駅電気街口から徒歩5分、銀座線「末広町」駅から徒歩3分