無印良品カレーが好きで結構ヘビロテしています。
正直言って、どのカレーも美味しいです。「これはまずい」というカレーには逆に出会ったことありません。
バターチキンやキーマは当然のことながら無印でもランキング上位の人気商品で美味しいのですが、実はマイナーで人気ランキングの上位には入ってこないような、言ってしまえば人気ないカレーにも意外に美味しいカレーが隠れています。

ということで、無印カレーが大好きな私(筆者)が、無印のマイナーだけど意外に美味しいおすすめのカレーを4種類紹介していきます!

ダール(豆のカレー)

無印による辛さレベル:★★☆☆☆

無印良品「ダールカレー」
ダールカレーは、本格的なインドカレー屋さんでは定番の豆のカレーです。
無印では、ひよこ豆とトゥールダルという2種類の豆を使って、トマトベースのソースと合わせているようです。
ギーというバターオイルがコク深さを出して豆の味わいを引き出しているとか。

▼お皿に出してみるとこんな感じです。
無印良品「ダールカレー」

素材のそのものの色といった感じの素朴で穏やかな色合い。
豆はしっかりと形を残しています。

無印良品「ダールカレー」

これは、間違いなく美味しいです。
動物系の食材が入っていないにも関わらず、旨味があふれていて物足りなさなど微塵も感じません。
インド料理屋だと、店によってはもう少しスパイシーなところもありますが、無印のダールカレーはマイルドな味わい。
バランスも良くて、期待を裏切りません。
私も、無印のカレーを買うときの定番の一つです。

無印の人気ランキングでは上位にはランクインしなくても10〜20位位には常にいる印象ですが、おそらくファンの方が一定数いると想定出来ます。

ラジママサラ(いんげん豆のカレー)

無印による辛さレベル:★★★☆☆
無印「ラジママサラ」

また豆のカレーですが、ラジママサラは赤いんげん豆を使用したカレーです。
こちらも動物系の素材が入っていないベジカレーで、赤いんげんとトマト、玉ねぎの風味が生きたカレーになっています。
赤いんげん豆もそのままゴロッと入っています。
無印「ラジママサラ」

▼先ほどのダールカレーに比べると、色合いは赤みが強く力強さを感じます。
無印「ラジママサラ」
こちらは、ダールカレーよりもスパイシーさがだいぶ強くなります。
玉ねぎの甘みといんげん豆の酸味が良いコントラストになっていて、そこにスパイスが加わりものすごい奥深い味の気がします。
一緒に食べた家族からは否定されましたが、どこか「和」の味付けのテイストも感じました。(たぶん豆のせい・・)

ちなみに、私が無印のカレーを食べるときは、基本ナンです。ナンが無くなったときにご飯と合わせることもありますが。
ラジママサラは、ナンで食べると豆そのものの味わいを楽しめる気がするので、ナンで食べてみてください。無印もナンをおすすめしていました。

鹿肉とマッシュルームのカレー

無印による辛さレベル:★★★☆☆
無印「鹿肉とマッシュルームのカレー」

急にテイストが変わりますが、ジビエ系カレー!獣感溢れる鹿肉が入った「鹿肉とマッシュルームのカレー」です。
鹿肉のひき肉とマッシュルームやたまねぎに、デミグラスや赤ワインを合わせた欧風のカレーとなっています。

はっきり言いますが、これはそこまでおすすめしません!
めちゃくちゃ好き嫌いも分かれますし、どちらかと言えば苦手な人のほうが多いと思います。
なぜなら、ジビエならではの独特の強い風味があるから。

私自身も、圧倒的に美味しいと思っているわけではないのですが、何故入れているのかと言うと・・・

小学生の娘が大好きだから!!

理由は分かりませんが、バターチキンよりもキーマよりもとにかくこれが一番美味しいそうです。

▼見た目は美味しそう
無印「鹿肉とマッシュルームのカレー」

▼マッシュルームもしっかり入っています。
無印「鹿肉とマッシュルームのカレー」

味は見たまんま濃厚で、鹿肉を使用しているからかスパイスも効いていてパンチ強めです。ニンニクやハーブの香りも感じます。
一口食べると、ジビエの独特の風味が強く広がってきて「えっ!?」と思うのですが、食べ進めるとちょっとクセになってきます。
ビーフの香りもするなと思って原材料を見てみたら、やはり入っていました。

ジビエ系や強めの風味でも問題ないという人は、一度挑戦してみてください。

ケララチキン

無印による辛さレベル:★★☆☆☆
無印「ケララチキン」

最後に紹介するのが、こちらの「ケララチキン」です。
結構、新しめの商品ですが、これは本当におすすめです。

ココナッツミルクをベースにした南インド・ケララ州のカレーをイメージしてるとのことで、タイカレーのようなエスニックさもありますが、そこまでココナッツミルクが強すぎるわけではありません。

具は鶏肉とじゃがいもで、ゴロッと大きめのものが入っています。

▼ココナッツミルク感が伝わるクリーミーなカレー
無印「ケララチキン」

▼じゃがいもがゴロっとたっぷり
無印「ケララチキン」

食べてみると、ココナッツミルクの甘みとスパイスの香りが相まって何とも言えない旨さが口の中に広がります。
チキンのエキスも効いているからなのか、日本人向けの味わいにもなってるかと思います。
はっきり言って、バターチキンよりも断然ケララチキンのほうが好きです。

個人的な意見として、カレーに大きい具が入っているのがあまり好きじゃないのですが、このじゃがいもは、ホロッと溶けるように崩れていく、何よりルーとものすごく馴染んでいるので全然嫌な感じがしませんでした。

「無印カレーは食べたことあるけど、ケララチキンはまだ」という方には是非とも食べていただきたいカレー。

最後に

今回は、4種類のカレーを紹介しましたが、他にも美味しいのに埋もれてしまっているマイナーなカレーがあるかもしれません。
もし発見したら、またこちらで紹介させていただこうかと思ってます。

やはり、ダールカレーはインドカレー屋さんでも定番のカレーなので、あの味は知っておいてもらいたい味の一つ。あとケララチキンはマジでおすすめのカレーです。