抹茶ジェラート(アイス)の濃さを7段階に分け、その中でも最も濃く特別な抹茶を使用したプレミアムNo.7が話題になっている静岡発の抹茶スイーツショップがある。それが藤枝産抹茶をフルに使ったスイーツショップ「ななや」。ついにこの夏8月19日、東京発の直営店を青山にオープンさせたということで、評判のプレミアムNo.7がどれだけ濃厚なのか調査してきました。

※今年の1月に、浅草の壽々喜園とのコラボショップを実現していて、そこでもこのアイスを食べることは出来ます。今回は初の直営店による濃厚抹茶ジェラート。

濃すぎる抹茶ジェラート「プレミアムNo.7」と対面

「ななや」の抹茶ジェラートはNo.1~No.7と濃さの違う7種類が用意されています。
要はNo.1が最も抹茶が薄く、数字が大きくなるにつれ抹茶の濃さが増していくということです。そしてNo.7が世界一濃いと噂の抹茶ジェラート、通称「プレミアムNo.7」!
しかも、このNo.7だけは農林水産大臣賞を受賞した抹茶を使用しているとのことで、No.6までの抹茶アイスとは格が違うようです。

今回は、その違いが分かるように最も薄いNo.1と最も濃いプレミアムNo.7、間をとってNo.4の3種類の抹茶ジェラートを食べ比べてみることに。

3種類を並べた上の写真、左からNo.1、No.4、No.7。もう見てわかる通り色が全然違う!プレミアムNo.7は、実際に見るとこの写真よりももっと濃いです。表現するなら雨に濡れて色濃くした京都の苔(こけ)庭のよう。

まずは、No.1から。

うん、普通に旨い。皆さんがよく知っている抹茶アイスが恐らくこのくらい。
とはいえ、No.1と言えども、しっかりと抹茶の苦みと風味が味わえて、チープなアイスとは一線を画す本格的な味わいです。

さて次はNo.4

なるほど、濃い~~!
さきほどのNo.1と比較するとだいぶ抹茶が濃くなっているのが分かります。抹茶の風味と苦みが格段と増して、まさに大人の味。
しかし、抹茶好きな自分からしたらまだまだ余裕。

ほんじゃ、最後のお待ちかねプレミアムNo.7の登場

色の違いは一目瞭然。実物の色はもっと深い緑色で、まさに抹茶そのもののような色合いです。
一口、口に含んでみると・・・

うおっ!濃いィィーーーー!!
これは・・・間違いなく、今まで食べた抹茶アイスの中で断トツに濃い。もうカフェイン過多になるんじゃないかと心配するくらいのモロ抹茶な感じに口の中に衝撃が走る。

しかし、食べ進めていくと不思議なものでもっと濃くてもいいんじゃないかと感じてきてしまう自分がいることに気付きました。
個人的にはNo.8、いやNo.10くらいでもいけるかも!
(一緒に行った連れはプレミアムNo.7の苦みにノックアウト寸前でした)

好みによりますが、一般的にはNo.3、No.4あたりが一番おいしくいただける平均かと思います。
それでも、抹茶好きなら一度はプレミアムNo.7を食べるべきです!
今までの抹茶アイスの概念を覆す、未知の世界が待っているはず。

値段はNo.1~No.6はシングルカップで370円、プレミアムNo.7は560円と値段もプレミアムになっていますので悪しからず。

【TEA&SPOON ななや 青山店】
住所:東京都渋谷区渋谷2-7-12-1F
営業時間:11:00~19:00
休日:火曜日
H.P:http://nanaya-matcha.com/

※最寄駅は渋谷か表参道。青山学院の近くの裏通りです。宮益坂を上ること考えたら表参道のほうが行きやすいでしょうね。

ジェラート以外も抹茶づくし、まさに抹茶好きにはたまらないスポット

「ななや」では、抹茶ジェラート以外にも多くの抹茶スイーツが売られています。
抹茶クリーム入りの大福はアイスに次いで人気の商品で柔らかい餅と抹茶クリームがベストマッチ・・・らしいです。今回は残念ながら売り切れてましたが。。
他にも、クッキーなどのお菓子や茶葉自体も豊富に揃っています。
抹茶スイーツ好きなら一度は足を運ぶべきお店といえるのではないでしょうか。

▼茶葉や抹茶を使ったお菓子も多数取り揃え

▼抹茶アイスは贈答用として配送も可能