そろそろ本気でココイチの株でも買おうかなと考えていた。
カレーはもちろん大好物、その中でもココイチのカレーはトッピングの楽しさもさることながらカレールーにどこか中毒性のようなものを感じる。オフィスのすぐ近くに店舗があることもあって、週に2回は必ずと言っていいほど食べている。
そんなココイチが、まさかのラーメン屋を展開していて、「カレーらーめん」を提供していると知ったのはつい最近のこと。
しかも、東京では秋葉原にわずか1店舗を構えるだけの超希少店だったのです!
これは、ココイチ好きとして突撃しないわけにはいきません。

ココイチの展開するラーメン屋「麺屋ここいち」とは?

ココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)と言えば、今や世界で展開するカレー専門チェーン店。そんなココイチ、が異業態として展開しているのがカレーらーめんを主力商品とする「麺屋ここいち」。
執筆時点(2016年12月)では、全国でも9店舗しかなく、その内の7店舗は創業地である愛知県に集中しています。愛知県以外では東京と福岡に1店舗ずつあるのみ。
(※一部のココイチの店舗ではカレーらーめんの提供があります)

カレーらーめんは、もちろんココイチのカレーをベースにしています。そこに、豚骨出汁などを加えてラーメンのスープに。
ココイチ同様に、辛さが選べるシステムを採用しているほか、ラーメン屋ならではとして、スープの種類・麺の種類・麺の量も選択して自分好みのラーメンに仕上げることが可能です。

東京に唯一存在する秋葉原の「麺屋ここいち」に行ってきた!

場所は秋葉原駅から徒歩5分弱くらい。改札を出て昭和通りを左に曲がり少し歩くと、ココイチのブランドイメージを連想させる外観の店が現れます。

のぼりやメニュー看板にはココイチが作ったラーメン屋であることがしっかりとアピールされています。

店内の作りはというと、それほど広い感じではなくカウンター席のみ。壁にベタベタと張られたメニューの雰囲気からも、もはやココイチと言うよりも町のラーメン屋といったほうがいいでしょう。
町のラーメン屋らしく、漫画も置いてある。

ココイチをしっかり感じる!「濃厚うまこくカレーらーめん」はマジで旨い

注文したのはこの店の看板メニューでもあり、No.1メニューである「濃厚うまこくカレーらーめん」(810円)。
今回は、太麺ではなく普通麺。麺の量も辛さも普通でお願いしました。
ちなみに辛さは以下の6段階から選択することが可能。なおどの辛さにしても料金は変わらない模様。
辛さレベル:マイルド、普通、ちょい辛、辛口、激辛、超辛

No.1メニュー、「濃厚うまこくカレーらーめん」

写真で見るよりも実際はもっと濃厚でドロッとした感じがあるスープ。ココイチのカレーライスのルーと変わらない、いや、もしかしたらそれよりも濃厚な仕上がりになっているかもしれません。

普通麺と言っても結構な太麺。麺を持ち上げるとスープがドロッとまとわりついてきます。絡み方がハンパない!

そして気になる味は・・・
THEココイチ!!
予想していたよりもかなり満足のいく出来栄。何よりもココイチのカレーの味をしっかりと感じることができたのがココイチファンとしては非常に有難いところ。
普通麺という名の中太麺の食べごたえは抜群で、スパイシーでコク深いカレースープがめちゃくちゃ美味。

忘れてはいけない、そう、ライスはもちろん注文していますよ。
残ったスープをライスにぶっかければ即席ココイチのカレーライスが完成!

スープがドロッと濃厚なので、すくい上げたその見た目は普通にカレーライス。

ココイチ好きなら一度は食すべし!

カレーも大好きでラーメンも大好き。しかし、カレーラーメンとなると今までピンとくるものに出会うことがなかった今までの食人生。
それもあってか、実は食べる前はそれほど期待していなかったのですが、やはりココイチは今までの自分の価値観を覆してくれました。
「麺屋ここいち」のカレーらーめんは、ココイチのカレーが好きな人ならば一度は必ず食べるべきと言い切っていいでしょう。特に「濃厚うまこくカレーらーめん」は必食。
決して後悔することはないはず!

麺屋ここいち 秋葉原店
住所:東京都千代田区神田松永町16番地 内尾松永ビル1階
営業時間:11:00~23:00
TEL:03-5297-5448
H.P:http://www.menyacocoichi.jp/

ちなみに、こちらは同席した編集部員が注文した「うまこくカレーらーめん」。
辛さは、最高レベルの超辛!!

すくったスープは、カレーというより四川麻婆豆腐の上澄みのよう・・・
はっきり言って、この辛さは一般人には致死量レベル。

ココイチの10辛をも凌駕するかもしれないので、辛党以外の人が興味本位で注文するのは絶対にダメ。