記事内に爬虫類や昆虫などの写真も掲載されていますので、苦手な方は閲覧注意です。

前回レポートをお届けしたアクアリウムバスが2017年3月19日(日)に開催されるという情報を聞きつけ、第12回アクアリウムバスに行ってきました。

■前回のアクアリウムバスの様子はコチラ

場所は前回と同じく浅草駅から徒歩で約5分のところにある「東京都立産業貿易センター台東館」の4階!

アクアリウムバスとは?

熱帯魚、爬虫類、小動物、両生類から水草専門店からハンドメイド、アートグッズにいたるまで様々なジャンルのお店が集まった生き物関連の即売会です。講演会やアートイベント、くじ引きなど子供から大人まで楽しめるイベントです。
アクアリウムバス

第12回アクアリウムバスレポート!

イベント概要
開催日程:2017年3月19日(日)
営業時間:11:30~17:00(10:30~は先行入場の方のみ)
開催場所:東京都立産業貿易センター台東館 4F
入場料:1,000円(先行入場2,000円)
小学生以下のお子様は無料

現地についたのは12時前。入口は大行列で、20名ほど並んでおり会場内もかなりの人・人・人!!人気の高さがうかがえます。

▼会場内は生き物好きの方々で熱気ムンムンです

生物の骨格の美しさをお届け 透明工房~生命の華~

アートとデザインの祭典「デザインフェスタ」でもおなじみの「透明工房」のブースへ。

透明工房では、生物の透明骨格標本を販売しています。透明骨格標本はもともと生物の骨格を観察するために作られていたのですが、青や紫に染色された骨格の美しさからファンが急増しているそうです。魚類のみならず爬虫類や鳥類にいたるまで、神秘的な生命の骨格を目で楽しむことができます。特殊や薬品を使用したり、個体の種類によってはかなり時間がかかるそうですよ。下から光を当てるとなお一層綺麗にみえます。

▼ウズラの骨格ってこんな風になっているんですね

▼透明骨格標本がずらずらっと

生物と陶器のコラボ 工房うむき

続いては「工房うむき」のブースへ。おやまじゃくしの箸置きや、コウモリの皿、マイマイカブリとカタツムリのマグカップなど生物と陶器のコラボレーションが楽しいです。

どの商品も細部まで作り込まれています。下の写真にある蛇に睨まれたニワトリのマグカップは、本当はネズミを入れたかったそうですが、食べ物にネズミもねぇということでニワトリに落ち着いたそうです。ちなみに工房うむきの川上さんは、日テレ系「ザ!鉄腕!ダッシュ!!」の「新宿dash」というコーナーに、自然解説のガイドとしてレギュラー出演中です。

▼蛇に睨まれたニワトリのマグカップ

▼マグカップの底にはニワトリが

▼持ち手がオオクワガタになっているマグカップ

お得すぎるメダカすくい チームニコー

今回も1回300円でメダカすくいを提供している「チームニコー」。ひれが光って見える幹之や、体にラメが入ったラメ、真っ白な体色が美しい白メダカなど1匹数百円のメダカがすくえちゃいます。常に多くの子供たちがわいわいとすくっていました。むしろ親の方がムキになっていましたね。今回は3回チャレンジして15匹ほどゲット!

▼メダカは意外とすばしっこくなかなかすくうのが難しい

▼高級メダカもわんさか

謎めいた鳴き声の正体はメンフクロウ マルフジ(超)生物界研究所

メダカをすくっている最中、どこからともなく聞こえてきた謎めいた声。その声の方に足を運んだ先の段ボールの中には、むくむくの姿が可愛いメンフクロウとコキンメフクロウの赤ちゃんが。

「マルフジ(超)生物界研究所」は猛禽類の小売販売を行う専門店です。代表の藤井さんは、猛禽類の繁殖施設「White-Gos Centre(ワホイト・ゴス企画)」を運営し、鷹匠としてプロダクション業、害鳥防除、野鳥調査と全国を飛び回っています。最近のフクロウ人気のためか、ブースも人だかりでした。

▼真っ白なメンフクロウの赤ちゃん

▼つぶらな瞳が可愛いコキンメフクロウの赤ちゃん

ニモが気軽に飼える時代に ツルケン&ひらたけ

ツルケン&ひらたけ」のブースでは、なんと簡単にニモ(カクレクマノミ)を飼えるキットを販売していました。ニモを飼いたくても海水魚だからとあきらめた人も多くいるでしょう。私もその1人です。直径15センチほどの瓶で、エアレーションも不要で飼えてしまうという手軽さに驚きですよね。しかも、ニモ(カクレクマノミ)、ケース、海水のもと、貝殻、エサ、砂利まで付いて破格の2,000円!!ものすごく欲しかったのですが、さきほど取った15匹ほどメダカがいるので断念・・・

▼底で休むニモ(カクレクマノミ)

カラフルな生き物アクセサリー あやる

続いてはレジンで作ったカラフルな生き物アクセサリーが可愛い「あやる」へ。金魚やシャチ、蝶などメジャーなものから、リュウグウノツカイ、リーフィーシードラゴンなどマニアックで存在感バッチリなアクセサリーも販売。レジン製の艶やかな見た目は、生き物好きな女性に大人気でした。5月開催のアートとデザインの祭典「デザインフェスタ」にも出店するそうなので、ぜひそちらにも!

▼イヤリング、ピアス、キーホルダーどれも生き物のデザイン

▼存在感ばっちりのリュウグウノツカイ

豪華賞品に毎回大行列 アクアリウムバス名物バスくじ

毎回大行列のアクアリウムバスくじにチャレンジしてみました。本当に大人気で40人から50人は並んでいたでしょうか。大人気イベントのため、1度の購入で1人2回分までという制限があります。2回分1,000円を支払い、いざ尋常に勝負!

▼ハズレ無しといううれしいバズくじの豪華賞品たち

な・な・なんと、1等当てちゃいました!1等の商品は濾過システム付の水槽です。これでさっきのメダカを入れられますよ!!大切に使わせていただきます。

▼この1等の水槽当てちゃいました!

まるで作り物のようなヤエヤマツダナナフシ ゴム犬&SERIORS STORY

「ゴム犬&SERIORS STORY」では、ヤエヤマツダナナフシを販売。まったく動かないので初めは作り物かと思ったほど。八重山諸島を生息域とするヤエヤマツダナナフシは、メスだけで殖えることができ、危険を感じるとミントのような香りの毒液を噴射するという・・・かっこいい・・・アダンもしくはタコノキという植物の葉しか食べないという変わり者です。次回また販売していたら買ってしまうかもしれません。

▼これ生きているんです!まるでおもちゃのよう

▼2匹いるのわかりますか?

子供に大人気 アート体験コーナー

アクアリウムバスでは、親子で楽しめるアート体験コーナーがあります。前回モザイクタイル体験をしたので、今回はアクアリウムキャンドル教室を体験しました。綺麗な砂で模様を作り、好きなガラス細工の生き物をレイアウト。その上からゼリー状のキャンドルを流し込み固まれば完成です。あーでもない、こーでもないと親子で考え楽しめるイベントでした。

▼たくさんのガラス細工から自分の好きなものを選んで

▼カラフルな砂で層を作り

▼小さな海が完成

▼デザインもたくさん選べる

▼金魚鉢をデザインしたモザイクタイル

▼子供に大人気のイベントです

津軽三味線体験 劇団月の砂漠

今回も「劇団月の砂漠」で津軽三味線体験してきました。前回習ったことをすっかり忘れてしまっていましたが、また一から丁寧に教えてくれました。いや~日本文化はいいもんですね!津軽三味線の基本の指の動きをワンフレーズ教えてもらったので、これで津軽三味線奏者に一歩近づいたかも!?

▼津軽三味線奏者の北村夢雀さん

消しゴムはんこのクオリティに驚き 地球堂はんこ

続いては消しゴムはんこ屋さんの「地球堂はんこ」。今回の新作は、コツメカワウソ、フクロモモンガ、金魚(リュウキン)です。細部にまでこだわったデザインは消しゴムはんことは思えないクオリティ。直前まで作成していたそうで、間に合わなかった作品もたくさんあったそうです。次回イベントではリクエストしてみよっと!

▼細部にまでこだわった消しゴムはんこ

水槽のある暮らしを提案 アクリム

ブラックファントムテトラやベタがデザインされたトートバッグやTシャツを販売していた「アクリム」は、水槽のある暮らし(アクアリウム)を提案しています。初心者からベテランまでアクアリウムを楽しむをコンセプトに、AQURIMというサイトを運営し、アクアリウムを通し、自然の大切さと共に素晴らしさを広める活動をしているそうです。やっぱり現代人には癒しが必要ですよね!

▼カラフルなTシャツが可愛い

ハムスターよりもネズミの方が人に慣れるらしい ぷてぃ・あいず

フクロモモンガを中心に取り扱う「ぷてぃ・あいず」で、気になる動物を発見しました。その名もパンダマウスです。大人になっても尻尾をいれて15センチほど。パンダを彷彿とさせる白黒の体につぶらな瞳がなんともいえない可愛さです。小動物と言えばハムスターが定番ですが、本来触られるのが好きではないそう。いろいろな実験でマウスが使われることが多いですが、マウスは頭が良いため人を覚えるのが得意なため、このパンダマウスも人に慣れやすいとのこと。

▼白黒のパンダマウス

▼アフリカチビネズミも可愛い

高級金魚すくいならここ びれっじふぃーるど

びれっじふぃーるど」の金魚すくいは、出目金や頂点眼、パールなどの高級金魚がわんさか。しかもサイズもでかい!すくうポイにいっぱいいっぱいの大きさで、本当にすくえるのか疑わしいくらいです。しかし、ブースの人が「お手本を見せてあげるよ」とぽいを構えるとあら不思議。次から次へと大ぶりな金魚をすくっていきました。完敗です。また、らんちゅう、円頂、桜東海錦などもリーズナブルな値段で販売していました。

▼かなり大ぶりでりっぱな出目金

▼目が上を向いている頂点眼

▼こちらは売り物のらんちゅう

カメレオンの想像以上のでかさに驚き Cherie U+

Cherie U+」では、カメレオンを販売していました。カメレオンって小さいものだと思っていたのですが、こちらで販売されていたのはパンサーカメレオンという、大人になると50センチにもなる大型種です。平均寿命も6~8年と長く、特に人に慣れやすい種類とのことでした。鮮やかな体色は本当にきれいで、愛くるしい目の動きがたまらないですね。カメレオン入門者にオススメだそうですよ。

▼写真では小さく見えますが実際は40センチ弱あります

▼これだけ並ぶと圧巻です

第12回アクアリウムバスを体験して

今回で2回目のアクアリウムバス体験となりました。前回に比べ、アパレルや物販が多かったように感じました。どのブースの方もとても親切で、初心者の自分に丁寧に説明してくれました。またアート体験コーナーも相変わらずの人気で、生き物好きなお子さんにもぴったりなイベントですね。ありがとうございました!

次回は2017年8月20日(日)に、ここ東京都立産業貿易センター台東館で開催されます。また次回も遊びに行きます!!