わさビーフでおなじみの山芳製菓から、人気キャンディの「パインアメ」とコラボしたポテチ『パインアメ味のポテトチップス』が、2017年5月15日(月)から発売されました…!希望小売価格は130円(税別)、カロリーは263kcal/48gです。
パインアメ味のポテトチップス編集部がファミリーマートで購入した時は120円(税別)で売られていました。

久しぶりにヤバい系のポテチが来ましたね。以前、湖池屋から出ていたポテトチップスの「もも味」や「みかん味」を食べた時は不味すぎて泣きました。なんだか同じニオイがしなくもないです。

パインアメがポテチになった!『パインアメ味のポテトチップス』

せっかくなので本家パインアメと一緒に買ってきました!パッケージは、字体・色・イラストが細部まで再現されていますね。全体的に昭和感が溢れています。
パインアメ味のポテトチップスそれもそのはず、この本家パインアメのパッケージ、1951年[昭和26年]にパインアメ第1号(当時は瓶詰め)が完成してから今まで何度かデザインを変更しているようですが、調べると昭和63年当時のパッケージからほとんどデザインが変わっていません。昭和感溢れるわけです。

パインアメの誕生秘話

ポテチの袋の裏にパインアメの誕生秘話も書かれていました。
パインアメ味のポテトチップス以下引用「昭和26年(1951年)にパインアメは生まれました。当時の価格は1粒1円。パインアメを開発していた当時の日本は、戦後の傷跡が残っており、生のパイナップルはもちろん缶詰でさえも高級品でした。このパインの感の甘酸っぱくてジューシーな美味しさをみんなが手軽に味わうことができたらどんなに素晴らしいだろうとの想いからパインアメが誕生しました。」(TдT)エエハナシヤ〜

さらに裏話で、パインアメ第一号誕生当初は現在のように“穴”をあける技術がなく、平たい飴に輪切りのパイナップルの模様を型押ししただけの飴だったそうです。商品名は「パイナップル飴」。

ところが先代の社長が「飴に穴を開けないと完成品じゃない」といって割り箸でつついて手作業で穴をあけるという大胆な制作に取り掛かかりました。第1号誕生から2年経った時、ようやく自動穴開け機が完成し、現在のパインアメの原型が出来上がったということです。今もなおパインアメが愛され続けるのは、当時の社長さんや社員さんの努力と熱意があってのことなんですね。

先代の社長(現会長)さんが、この『パインアメ味のポテトチップス』の企画を見たときどんな反応をしたのかとても気になります。

ポテチから薫るパインアメ

袋を開けてみました。色は普通のポテチと同じです。ただ、匂いがパインアメ!まさにパインアメの甘いような酸っぱいような匂いが薫ります。
パインアメ味のポテトチップス普通はポテチからこんな匂いしないですからね、恐怖心からちょっとゲンナリ。

お皿にあけてみました。見た目は普通に美味しそうです。
パインアメ味のポテトチップス

意を決して、いただきます!
パインアメ味のポテトチップス

まじでパインアメの味がする

あれ、意外とイケる・・・ッ!?

まず、驚くのが食べた時に口に広がる、あの慣れ親しんだパインアメの味!まじでパインアメの味がします。再現度高し。

最初はパインアメの甘さと酸味を感じ、後からポテトチップス特有のポテトの風味と塩気がやってきます。酸味は本家パインアメより、このポテチのほうが強いですね。

パインアメ→ポテトチップスのように味わいが変わるのですが、パインが塩気と相性が良いのか、食べていて意外と違和感がなくパクパク手が進んでしまいました。なんだかクセになるぞ…。酢豚に入っているパイナップル的な方向性でしょうか。

今回新発売の『パインアメ味のポテトチップス』、好き嫌いはもちろん分かれると思いますが、ぜひパインアメ好きの方には一度食べていただきたいです。

パインアメパインアメ美味しい。