超大型のゴキブリも! 生き物の即売会『第14回 アクアリウムバス』へ行ってきた!
記事内に爬虫類や昆虫などの写真も掲載されていますので、苦手な方は閲覧注意です。
ハレルヤで過去2回お邪魔させていただいた、生き物の即売会「アクアリウムバス」が、2017年11月26日(日)に「東京都立産業貿易センター台東館」で開催されました。筆者は前回の第13回アクアリウムバスに来ることができなかったため、約7ヶ月ぶりのアクアリウムバスです。
アクアリウムバスとは、熱帯魚、爬虫類、小動物、両生類から水草専門店、ハンドメイド、アートグッズにいたるまで様々なジャンルのお店が集まった生き物関連の即売会です。法人だけでなく個人の方も出店可能なアットホームなイベントとなっています。
■過去のアクアリウムバスの様子はコチラ
「第11回アクアリウムバス」2016年11月27日(日)
「第12回アクアリウムバス」2017年3月19日(日)
『第14回 アクアリウムバス』レポート
開催日程:2017年11月26日(日)
営業時間:11:30~17:00(10:30~は先行入場の方のみ)
開催場所:東京都立産業貿易センター台東館5F
入場料:1,000円(先行入場2,000円)
小学生以下のお子様は無料
当日現地に着いたのは11時30分。会場は5階なのにも関わらず、長蛇の列は階段をくだりにくだり1階まで続いていました。今までで1番混んでいたのではないでしょうか。
子供に大人気のフクロモモンガ「むぎのおうち」
入場してすぐ、子供たちがわんさかいるブースを発見しました。フクロモモンガ専用のポーチと、生体を販売している「むぎのおうち」です。つぶらな瞳とフカフカの手触りがたまらない、フクロモモンガに触ることができました。
生後2か月にもかかわらず、とても人に慣れていて噛んだり威嚇することはありません。お話をうかがったところ、かなり時間をかけてゆっくりと人に慣らしているためだそうです。そのため、他よりもちょっとだけお高めとのこと。
フクロモモンガは高いところから滑空するのですが、もっと慣れると名前を呼ぶと飛んでくるそうですよ。
▼専用のポーチから顔をのぞかせるフクロモモンガは反則級の可愛さ
タカアシガニって飼えるの?「アクアリウム華&ミント」
熱帯魚販売の「アクアリウム華&ミント」では、なんとタカアシガニを販売していました。しかもこちらのタカアシガニは既に売約済みとなっていました。また、タカアシガニは水温さえ管理してやれば、エサも魚の切り身を与えておけば良いらしく、それほど飼育することは難しくはないそうです。ただ水温が23度を超えると、1本1本脚が取れて行ってしまうそうです・・・ ホラーですね。
▼売約済みのタカアシガニ
その他にもトビハゼやイセエビといった、本当に飼えるの? といった生物ばかりでした。
▼トビハゼって飼えるんですね
▼イセエビも元気いっぱい!
スマホやタブレットが顕微鏡に「L eye」
このタブレットに写っているものが何だか分かりますか?
右から順に「ボルボックス」「カイミジンコ」「細胞」なんです。しかも、スマホやタブレットのカメラ部分に乗せるだけでピントが合い拡大することができる優れもの。倍率は15倍、30倍、180倍と、肉眼では見ることができないミクロの正解を簡単に楽しむことができます。お子さんの夏休みの宿題にピッタリなアイテムです。
▼これをスマホのカメラ部分に乗せるだけで顕微鏡に早変わり
カラフルな微生物アクセサリー「魅惑の微生物」
小学校の理科の授業で習った微生物のミジンコやミカヅキモ、ボルボックスなどをデザインし、プラバンと絵具、レジンでカラフルなブローチやキーホルダーにしてしまった「魅惑の微生物」。1つ1つ手作りのため、同じものは2つとないデザインになっています。ネットショップでもSOLD OUT続出の大人気ハンドメイド商品です。
▼鮮やかな色彩が目を引きます
▼小学校の理科で習った微生物たちがアクセサリーに
神秘的なボロシリケイトガラスアクセサリー「W tree」
続いて「W tree」のブースへ。野外フェスや百貨店などいろいろな場所で出店している「W tree」は、ボロシリケイトガラス(耐熱ガラス)の作品を主としています。透明度が高く割れにくい特徴を持つボロシリケイトガラスにクラゲを閉じ込めた作品は、とても神秘的な輝きを放っていました。
▼神秘的なクラゲのペンダントトップ
▼透明感溢れるアロワナのブローチ
改良メダカと言えばココ「MEDAKARIUM」
改良メダカ専門通販店の「MEDAKARIUM」のブースでは、生体の販売はもちろんのこと、高級メダカが当たるメダカくじや、メダカすくいを行っていました。白体色にラメが美しいダイヤモンドダストや、渋い漆黒の体色が特徴の赤星ブラックなど、改良メダカ専門通販店ならではの品ぞろえで、子供から大人まで多くのメダカファンでにぎわっていました。
▼圧巻の品ぞろえ
筆者の自宅でも約20匹ほどメダカを飼育しているのですが、今回のメダカすくいでまた増えてしまいました。水槽大きくしなきゃだめだな。
カラフルなカメレオンが大人気「ペットショップレオン」
「ペットショップレオン」のブースでは、カラフルな体色が目を引くカメレオンたちが勢ぞろい。カメレオンの中でも人気が高く、比較的飼育しやすいエボシカメレオンは、帽子をかぶったような頭が特徴的で、入門者にオススメだそうです。
▼こちらはエボシカメレオン
そうそう、開場前並んでいるときに仲良くなった方がさっそくパンサーカメレオンを購入されてました。体色がスカイブルーでとても綺麗な個体でしたよ。お値段は秘密です・・・
▼白くなるパンサーカメレオン ノシボラハシルバー
可愛いミニブタもいたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
透明骨格標本の封入体験
今回もいくつかのワークショップが開催されていたのですが、前から欲しかった透明骨格標本の封入体験があったのでさっそくチャレンジしてみました。透明骨格標本とは、骨格を染色し、特殊な薬品で筋肉を透明にして作る骨格標本です。
▼好きな透明骨格標本を選びます
▼まず準備から
▼保存料であるグリセリン
▼容器にグリセリンを投入
▼筋肉が透明なのがわかりますか?
▼透明骨格標本を容器に投入
▼透明骨格標本の完成です
苦手な方は閲覧注意!「UMB」
「UMB」では、爬虫類や両生類、奇蟲を取り扱っています。
この先虫が苦手な方は閲覧注意です
準備はいいですか?
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後悔しても知りませんからね?
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最後の忠告です!
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でたーオブロンゴナタ!!!!
▼超大型のゴキブリです
そうオブロンゴナタは、マダガスカル原産の超大型のゴキブリなんです。カンブリア紀に生息していた三葉虫を彷彿とさせるフォルムがかっこいいですね。日本によくいるゴキブリに比べると、動きがゆっくりなため、カブトムシ感覚で飼育できそうです。1回の産卵で50個ほど卵を産むそうなので、どんどん増えるそうですよ。
やっぱり今回もナナフシを販売「ゴム犬」
前回、八重山諸島を生息域とするヤエヤマツダナナフシを販売していた「ゴム犬」では、今回もナナフシを販売していました。その名も「ブラックベルベット」! 名前からしてかっこいいですね。体は名前の通り、ブラックベルベットのように高級感があり、目は黄色、赤い羽根が特徴です。ナナフシは単性生殖ができるそうで比較的繁殖が容易なんだそうです。知らなかったなあ。
▼高級感があるブラックベルベット
アルキデスヒラタの胸幅に陶酔「TOKYO ENSIS」
「TOKYO ENSIS」では、男の子なら誰でも好きであろう甲虫たちを販売していました。その中でも目を引いたのが、アルキデスヒラタクワガタ。東南アジアのスマトラ島に生息し、ボリューミーな胸幅に圧倒されること間違いなしです。大きいものだと90mmを超えることもあるそうで、温度管理さえしていれば飼育は簡単。ただ、気性が荒く挟む力がとても強いので注意が必要です。
▼ムキムキマッチョなアルキデスヒラタ
マニアックな植物なら「Hachinohe Orchid」
蘭科植物と世界の変な植物を取り扱う「Hachinohe Orchid」のブースへ。とここでマニアックな植物を発見。知る人ぞ知るアリノスシダです。なんとこのアリノスシダは、昆虫のアリを体の中に住まわせ共生する植物なんです。アリノスシダがアリに住まいを提供する代わりに、食害するナメクジなどをアリが撃退してくれるんですね。
ということで1株購入しちゃいました!
▼マニアックな植物たち
▼この根元のところにアリが巣を作るそうです
メンフクロウに癒された「Breeding Farm765」
熱帯魚から爬虫類、小動物、猛禽類まで幅広く販売している「Breeding Farm765」では、可愛いメンフクロウがお出迎え。仮面をつけているような面持ちからメンフクロウと名付けられ、ヨーロッパではネズミ駆除のために飼っているいる農家もあるほど。フクロウの中では比較的おとなしく、じわじわと人気が出てきているそうです。
▼第一印象はちょっと怖いかも・・・
ワイルドなオオトカゲその名もテグー「水槌」
最後に「水槌」のブースにお邪魔しました。ひときわ大きなケースにいたのは、南米に生息している大型のトカゲ「テグー」です。大きくなると140cmにもなるテグーは、かなり力が強く、ケースの蓋をガシガシして今にも飛び出しそうな勢いでした。黒と白のコントラストが綺麗で、お店の方にもかなりオススメされたのですが、今回は遠慮しておきました。
▼まるで恐竜のような顔立ちのテグー
▼じゃれつくベンガルキャットも可愛い
『第14回 アクアリウムバス』を体験して
筆者は今回で3回目のアクアリウムバス体験でしたが、前回前々回よりも来場者が多かったような印象を受けました。ただアットホームさは変わらず、どのブースでも「どうぞうどうぞ写真撮ってください」という感じで優しい方ばかりでした。みなさん生き物が本当に好きなんだなあという思いがひしひしと伝わってきて、とても楽しかったです。次回のアクアリウムバスは2018年3月25日(日)に開催予定です。
機会があれば出店者として参加したいですね。オブロンゴナタと共に!!