プリングルズ新商品『わさびビーフ』が発売! 本家・山芳製菓「わさビーフ」との違いを比較してみた
プリングルズの新商品として、2018年1月23日(水)に『わさびビーフ』が発売されました! 価格は251円(税込)、カロリー527kcal(100g当たり)です。
わさび×ビーフのポテチといえば…。
今回の新商品、プリングルズ『わさびビーフ』を発見した瞬間に、頭の中で鮮明に浮かび上がってくるお菓子がありました。
そうそれは、山芳製菓のわさビーフです!
山芳製菓の「わさビーフ」は、1987年に発売され、30周年を迎えた人気ロングセラー商品。
わさび×ビーフのポテチを語るには、必要不可欠な存在でしょう。
そこで今回は、プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の両方を食べて、どこが違うかなどを比較してみました!
プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の違いを比較してみた!
▼まずはプリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」をお皿に出しました。
プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の違いその①
香りが違う
早速明らかな違いを発見。それは香りです。山芳製菓「わさビーフ」は、袋を開けると濃厚な食欲をそそる香りがしますが、プリングルズ『わさびビーフ』は良くも悪くもプリングルズ特有の香り。
「さあ食べよう!」となって、嗅覚で美味しそうと感じるのは確実に山芳製菓「わさビーフ」でしょう。
▼こちらがプリングルズ『わさびビーフ』。
▼そしてこちらが山芳製菓「わさビーフ」。商品名もそっくりなので紛らわしいです。
プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の違いその②
形状が違う
これはそもそも作り方が違うので当たり前のことですが、ふたつを比べると形状が全く異なります。
プリングルズ『わさびビーフ』は、フレーク状にしたじゃがいもに調味料などを加えて、改めて形を整えて揚げた「成型ポテトチップス」なのでとてもきれいな形をしています。少し厚みもありますね。チップスターも同様の製法です。
山芳製菓「わさビーフ」は薄くスライスしたポテトを揚げるため、大きさ等がバラバラで自然な形をしているのが特徴です。
▼次は食べ比べてみます。山芳製菓「わさビーフ」は安定の美味しさ。パリッと軽い食感です。
▼プリングルズ『わさびビーフ』。味が似ているのかとも想像しましたが、全く違う味わいです。成形なので食感はバリッと重い感じ。
プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の違いその③
ビーフ感が違う
山芳製菓「わさビーフ」は、じっくり舌に残るような濃厚なビーフの旨味を味わえます。甘さが強いのも特徴で、後から来るじゃがいもの風味ともいいバランス。
対してプリングルズ『わさびビーフ』は、ビーフ感はあるのですが優しめで、どうしても「成型ポテトチップス」特有の風味がビーフに勝ってしまいます。そこがちょっと残念ポイント。山芳製菓の「わさびビーフ」より甘みはありません。
プリングルズ『わさびビーフ』と、山芳製菓「わさビーフ」の違いその③
わさび感が違う
プリングルズ『わさびビーフ』を食べると、鼻にツーンと来るくらい刺激のあるわさび感を楽しめます。
山芳製菓「わさビーフ」もピリッとはしますが、ツーンとするほどの刺激はありません。子どもでも美味しく食べられるわさびの刺激です。
わさび感を味わいたいなら断然、プリングルズ『わさびビーフ』でしょう。
プリングルズ『わさびビーフ』は、やはり本家には敵わないか…
わさび×ビーフのポテチの新商品はなかなか見かけないので、新参であるプリングルズ『わさびビーフ』には期待をしていたところもありました。
しかし実際に本家、山芳製菓「わさビーフ」と食べ比べしてみたところ、香りやビーフの旨味は本家が圧倒的でした。わさびの刺激はプリングルズ『わさびビーフ』の方が強いですが、山芳製菓は「わさビーフ」のわさびの刺激をさらに強くした別商品も展開しているので、そこで補えるでしょう。
筆者の個人的な感想としては、
山芳製菓の「わさビーフ」の方が断然美味しい!
と感じました。改良を重ねながら、30年間以上も愛されてきた美味しさは確かなものです。
そもそもプリングルズ『わさびビーフ』が、山芳製菓「わさビーフ」に対抗しようとして作られたものかは定かではありませんが、今回は勝手に比較してみました。
山芳製菓の「わさビーフ」の味を期待して食べると少しがっかりする味かも…?
とはいえプリングルスをベースにした「わさび」の刺激を楽しめる普通に美味しい商品なので、プリングルズ好きな方はぜひ一度お試しください!