大注目のラーメン店が秋葉原にオープンした。
2018年6月26日(火)にグランドオープンしたその店の名は『中華そば 龍の眼』。
ミシュランで一つ星を獲得している「創作麺工房 鳴龍」がプロデュースしたということで、ラーメン通からも注目されている中華そば屋だ。

26日のグランドオープン時には、噂を聞きつけたラーメン好きが訪れて、開店前には50人ほどの行列ができていたということからも期待の高さがうかがえます。
今、業界で最も注目されているラーメン屋といっても過言ではない!

そうとあれば、早速秋葉原まで足の延ばさずにはいられなかったのです。

11時の開店前から行列は必至

龍の眼へ伺ったのは10時40分ほど。昼の部の開店が11時ということなので、ある程度余裕をもって訪れたつもりではありますが、案の定そこには行列が出来ていました。

皆さん、早いのね。

あらかじめ調べておいた情報によると、龍の眼の席数はカウンターのみで12席となっているとのこと。
この時点で、すでにお客さんが13人並んでいたので、第一陣での入店は叶わなくなった。

ただ、オープン前から第一陣で並んでいるお客さんにスタッフの方がメニューを持ってオーダーを取りに来ていました。ラーメンということも考えればそれほど待つこともなく案内されるかもしれません。

最終的には、11時のオープン時で約25人ほどのお客さんが並んでいた

こだわりぬいた「中華そば」をいただく

メニューは、基本の中華そばをベースにしたもので非常にシンプル。

「中華そば」は750円と決して高くはない。

今回は、店主の一番のおすすめだという「チャーシューそば」1,100円(税込)を注文しました。
もちろん、トッピングの味付玉子(100円)は忘れない。
ランチ営業時にはご飯が無料で付いてくるので、そちらもお願いしましょう。

注文してから5分ほどだろうか、それほど待たずにラーメンが到着。

・・・うつくしい

これが、ラーメンを目の前にして感じた素直な感想。
黄金色に輝く濁りのない清湯スープ。具材は、メンマと白髪ねぎのみ。そこにみじん切りのネギが、清湯スープの中に泳ぐ麺を彩るかのように浮かんでいます。

チャーシューは別皿で来るのが、龍の眼のスタイルらしい。

スープは、徳島県阿波尾鶏の鶏ガラがベース。そこに昆布、煮干し、魚介節などをブレンドして仕上げています。醤油だれには、昆布、魚節、干し貝柱などを使用。

一口飲んでみれば分かる、どれだけ丁寧に真剣に一杯のラーメンに向き合っているかが。
スープは強い旨味がありながらも、えぐみや臭さなどを一切感じません。
鶏ガラや節の澄み切った旨味が心地良く、干し貝柱の香りも感じられて非常に奥深い味わい。

麺は国産小麦を使用した自家製麺。
中太のストレート麺で、このスープとの相性も良く絡みも抜群。

定番の中華そばを極限まで追求したラーメンといったところだろうか。
久しぶりに味わい深いラーメンに巡り合えた気がします。

最後の一滴まで美味しくいただきました!
塩分がどうとか言ってられない。

正直、広東式のチャーシューは好みが分かれる

別皿できたチャーシューは、もはや料理の一品のような見栄え。
添えられているのはピーナッツとパクチー(香菜)。

広東式ということは、少し甘めの仕上がりで広東特有の香りを持っていることになるのですが・・・。
実際に食べてみると、確かに甘味が強く独特の香りを感じます。

食感は、柔らかすぎずに適度な歯ごたえもあるが、ラーメンと比較すると味わいが違いすぎます。
別皿で盛られてきた理由が分かった気がする。
個人的には、このラーメンにこのチャーシューを乗っけたくはない。

本格的な、広東チャーシューであることは間違いないですが、この独特の甘みと香りは苦手な人も多いはず。
チャーシューそばを注文する際には注意しておこう。

最後に場所を紹介しておこう。末広町駅より徒歩3分の好立地

大まかにいえば秋葉原ですが、最も近いのは東京メトロ銀座線の「末広町」駅です。
末広町駅から蔵前橋通りを神田明神のある方面に進み、一つ目の信号「嬬恋坂」の交差点を左に曲がればすぐ。
徒歩3分ほどの距離なので迷わずに行けるはず。

中華そば 龍の眼
住所: 東京都千代田区外神田3-6-5 1F
営業時間:昼の部11:00~15:00、夜の部18:00~21:00
定休日:月曜日
Twitter:https://twitter.com/ryunome_ramen

▼味付玉子はベストな半熟加減

▼チャーシューはご飯に乗っけてチャーシュー丼にしちゃいました