毎年、年賀状を送る人が減っており、メールやLINEで簡単に済ます人が多いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。ハレルヤ編集部では「年賀状についてのアンケート」を取ってみました。

ドリームニュース

【調査概要】
調査期間:2018年12月14日(金)~12月19日(水)
調査対象:計413名(20~70代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:ドリームニュースモニターアンケート

約4割の人が年賀状を送っている


まず初めの質問は「新年のあいさつは何でしますか?」というもの。年賀状を送る人が減ったと言われていますが、約4割(37.8%)の方が送っているという結果が出ました。続いてメール(22%)、LINE(15.7%)と続き、4位以下がガクンと下がりSNS(5.8%)、電話(3.7%)、その他(2.8%)となりました。何もしない方も12.2%ほどいるんですね。

手軽な手段で新年のあいさつを済ます方が多くなっていますね。その他が気になるところです。一体何であいさつするんだろう?

2019年の年賀状は何枚ぐらい送る?


12月25日までに年賀状を出さないと、元旦には届かないそうですが、皆さんは2019年の年賀状は何枚ぐらい出したのでしょうか?

1番多かったのが、30枚以内(11.4%)、僅差で10枚以内(10.9%)、50枚以内(6.5%)、100枚以内(4.8%)、101枚以上(0.7%)という結果となりました。筆者も今年は30枚前後の年賀状を出しましたが、101枚以上も送る方もいるんですね。年々送る数が減っていっている筆者としては、そのマメさに脱帽です。

年賀状を送っていない人から年賀状が届いたら約65%が年賀状で返す


元旦にポストを開けて「あっ! この人に年賀状送ってなかった!」なんてことよくありますよね? 年賀状を送ってない人から年賀状が届いたら皆さんは何で返しますか?

なんと約65%の方が年賀状で返すという結果になりました。確かにわざわざ年賀状を送っていただいた方の気持ちを考えると、年賀状で返そうという気持ちにもなりますよね。続いてメールで返す(6.5%)、寒中見舞いで返すとLINEで返す、あった時にお礼が同率で3.1%、電話で返すが1.2%。返さないという方も18.2%いらっしゃいましたよ。

年賀状について思うことは?

その他に年賀状について思うことはありますかという問いに対しての答えを、いくつかご紹介します。

・遠方の方に年に一度の近況報告を兼ねて出している。(67歳男性)
・面倒だけどもらうと嬉しい。(34歳女性)
・1行でも手書きメッセージが入っていると、温かみを感じます。(46歳女性)
・風習として残って欲しい。(52歳女性)
・年1回の恒例行事。(44歳男性)
・最近「もう来年以降は年賀状は出しません」という年賀状が増えて来た。(47歳女性)
・止め時が難しい。(28歳女性)
・このデジタル時代、もう必要ないのではと思ってしまいます。(48歳男性)
・現役を引退し数十年、思い切って年賀状の断捨離をする。(77歳男性)
・止めたいが、止めれない。(45歳男性)

筆者も毎年面倒だなあとは思うのですが、一言手書きでコメントを添えて出すようにしています。確かに、元旦にポストに届く年賀状をみるとちょっと嬉しいんですよね。手書きのメッセージがあると、ほっこりします。

スマートフォンや携帯が普及し、今や日本の人口をも超すほどです。デジタルの時代になり年賀状は時代錯誤との声も多いですが、個人的には日本の伝統文化として残って欲しいなと思います。

それでは皆様良いお年を。