『エスプレッソバーガー』という「モスカフェ」の限定メニューを食べてみた
『エスプレッソバーガー』
その名の通り、ハンバーガーにオリジナルのエスプレッソソースをかけて食べるという謎メニューである。
『エスプレッソバーガー』は、「モスバーガー」が展開しているカフェ業態「モスカフェ」で販売されているオリジナルのハンバーガー。
昨今、良く見かける奇をてらった感じの限定メニューではなく、「モスカフェ」の看板商品の一つとしてレギュラーメニューになっているというから驚きである。
『エスプレッソバーガー』を食べてみた
コーヒー中毒の筆者としては、ハンバーガーを食べる際にはセットドリンクとしてコーヒーを注文することがほとんど。
まさか、それを一緒に食すことになるとは思いもしませんでした。
と言うよりも、「モスカフェ」に、こんな変わり種メニューがレギュラー販売されていることにも正直驚きましたが。
「モスカフェ」は、全国で8店舗のみ。
『エスプレッソバーガー』は、この「モスカフェ」限定のメニューで、通常のモスバーガーでは販売されていませんのでご注意を。
今回は、表参道にある「モスカフェ表参道店」に行って、実際に『エスプレッソバーガー』を食べてみました。
エスプレッソバーガーは、モスの「とびきりハンバーグサンド」シリーズに分類される商品。
単品価格は620円(税込)と、少々お高めのハンバーガーになっています。
外のテラス席で待っていると、10分ほどハンバーガーが到着。
新鮮そうな野菜が目を引く、パーフェクトなフォルムのハンバーガーが登場!
その横には、ミルクピッチャーに入った黒い液体が添えられています。
何を隠そう、これがオリジナルのエスプレッソソースなのだ!
このエスプレッソソースを自身でかけながら食べるのが『エスプレッソバーガー』。
果たして・・・、
アリなのかナシなのか?
この時点で、私が期待していることは、「驚くほどにベストマッチして想像以上に美味しく仕上がっている」。
もしくは、「目も当てられないくらいに激マズ」。
この両極端などちらかであったということは言うまでもない。
(レギュラーメニューとして長年ある以上、普通に考えれば不味いということはないのでしょうけど)
あまりにも綺麗なハンバーガーなので、まずはエスプレッソソースをかけずにそのままかぶりついてしまいました。
シンプルかつダイナミックな味わい。ジューシーとは言わないまでも、肉の旨味がしっかりと感じられてバランスの良いハンバーガー。
このまま食べてしまって、アイスコーヒーで締めくくりたいところではありましたが、それでは本末転倒ということで、意を決してエスプレッソソースをハンバーガーにかけます。
たっぷりとエスプレッソソースのかかったハンバーガにかぶりつく。
もう一度言うと、私が期待しているのは激旨か激マズかのどちらかです。
結果は、
・・・・
・・・・・・・・・・
ちょっと良く分からない。
美味しいのか美味しくないのかも良く分からない。
面白い結末や、明確なグルメレビューを期待させていたとしたら大変申し訳ございません。
しかし、本当に何とも表現に困る味なのだ。
確かに、コーヒーの風味がはっきりと分かります。ハンバーガーとの相性が悪いということもなく、甘めのコク深いソースがパティとうまく調和されているように感じる。
美味しいか美味しくないかと問われれば、「うん、まあまま美味しいよ」と答えるでしょう。
試しに、エスプレッソソースだけを舐めてみましたが、かなり甘味が強く濃厚な風味。どこか、昔懐かし「ミルメーク」を思い出します。
甘めのソースと肉という組み合わせには、まだ慣れていないのかもしれない。
また、「良く分からない」と表現した理由として、同行者に食べてもらった際の発言が影響している。
「納豆の味がする」
コーヒー云々よりも、初めから納豆の味がしたらしいです。
うーん。
『エスプレッソバーガー』の本当の魅力を感じるのには、まだまだ時間がかかりそうである。
人によって、感じ方が違ったのは非常に面白いですが。
『エスプレッソバーガー』気になる方は自分の舌で確かめてみて
何とも曖昧なレビューとなってしまったが、『エスプレッソバーガー』を食べてみた感想としては、これが正直なところです。
ただ、シンプルな味わいのハンバーガーがエスプレッソソースをかけることで、驚くほどユニークな味わいに変わったことは事実。
そこに中毒的な魅力が生まれる可能性も見出せます。
現に、ファンの方がいるからこそ、長年レギュラーメニューとして君臨しているのでしょう。
全国8店舗のみの「モスカフェ」での限定メニューではありますが、気になる方は是非とも自分の舌で味わってみていただきたい。