『大阪マドラスカレー 赤坂店』に行ってみた。持ち帰りもできるよ!/東京・赤坂
東京・赤坂にてオープンした『大阪マドラスカレー 赤坂店』(住所:東京都港区赤坂3-14-8 赤坂相模屋ビル1F)に行ってきました! オープン日は2019年4月1日(月)。
カレーや「マドラス」の東京初進出店『大阪マドラスカレー 赤坂店』。オーナーは俳優・北村一輝さん
大阪日本橋に店舗を構える1988年創業の老舗「カレーや マドラス」。30年以上に渡って地元で愛され続け、芸能人や吉本芸人も御用達だそう。
そんな「マドラス」の味に惚れ込み、長年常連だった俳優・北村一輝さんがオーナーとしてオープンさせたのが、「マドラス」の名を継承した『大阪マドラスカレー 赤坂店』とのこと。
ランチタイムが終わっても行列
▼こちらが東京・赤坂にオープンした『大阪マドラスカレー 赤坂店』。TBSのある赤坂駅から徒歩1分、赤坂Bizタワーの目と鼻の先にあります。赤坂見附駅からは徒歩6分ほど。
ハレルヤ編集部が到着したのが平日14時30分過ぎ。一般的なランチタイムが過ぎているというのに、そこには行列がありました。
▼お店が近くなってくると辺り一帯にカレーの香りが漂いはじめます。カレーの美味しそうな香りと、「大阪マドラスカレー」と書かれた黄色の看板が道から見やすい位置に出ているので、お店探しには苦労しません。
マドラスのカレーは30種のスパイスと、4種のフルーツを1週間かけて煮込む
▼マドラスカレーの特徴が書かれていました。
4種類のフルーツを
1週間かけてじっくりと煮込み、
情熱をたっぷりと
詰め込んで作られるカレー。
口に含んだときのフルーティーな甘さと、
後から来る刺激的な辛さとの
見事なコンボは、一度食べたら
忘れられない美味しさです。
▼所々に登場する「大阪マドラスカレー」のキャラクター、こちらも俳優・北村一輝さんがデザインしたものらしいです。
『大阪マドラスカレー 赤坂店』のカレーを食べてみた
少々並んで入店!
カレーは飲み物と言うくらいですから、回転スピードがなかなか早く、そこまで時間はかかりませんでした。
マドラスのカレーがどんな味なのかとても楽しみです。
店内はカウンター9席のみ
▼店内に入ると、左手にはカウンター7席。
▼トイレを挟んで右手に2席。二人組ならまだ良いですが、一人で行ってこちら側で食べるのは正直辛いかな(笑)
カウンターのみ合計9席の店内です。広いわけではないですが、圧迫感というか狭すぎて通れない、座りにくいという印象は特にありませんでした。
▼卓上には福神漬や紙ナプキンなどが置かれています。
『大阪マドラスカレー 赤坂店』のメニューは超シンプル。カレー大・中・小、トッピング、サラダのみ
▼お店の外や、カウンターにメニューが書かれています。『大阪マドラスカレー 赤坂店』のメニューは超シンプル。ベースとなるカレーは1種類(大・中・小)のみ、後はトッピングの「たまご」、「チーズ」、サイドメニューの「ミニサラダ」があるくらいです。
『大阪マドラスカレー 赤坂店』メニュー 一覧(税込)
スタッフの方に聞いたところ、一番小さいカレー(小)はご飯の量が約220g。後は小→中→大と、ご飯100g追加するのに100円プラスって感じです。ココイチのカレーの標準がご飯300gなので、普通の方は「カレー(中)」で十分かもしれませんね。
カレーメニュー | |
---|---|
カレー(小・220g) | 700円 |
カレー(中・320g) | 800円 |
カレー(大・420g) | 900円 |
トッピング・サイドメニュー | |
ルー追加 | 300円 |
たまご | 50円 |
たまごW | 100円 |
チーズ | 150円 |
ミニサラダ | 150円 |
現状のメニューはこれだけ。本当にシンプルですね。今後トッピングの種類などが増える可能性はあります。
本家の「カレーや マドラス」はもうちょっとトッピング種類があったりしますが、同様にシンプルです。また、ベースとなるカレーの料金は『大阪マドラスカレー』の方が高く、プラス100円。東京の赤坂ですから、立地的にしょうがないですかね。
『大阪マドラスカレー 赤坂店』はテイクアウト(持ち帰り)も可能
また、『大阪マドラスカレー 赤坂店』はテイクアウトも可能とのことです。ただし、別途容器代の50円が必要になります。
赤坂はビジネス街ですから、テイクアウトも重宝されそうですね。
注文はお客さん主体
そしてここは編集部で実際に訪れて少し戸惑った部分。
店員さんは終始カレーを作ったり片付けたり忙しそうだったので、席についてメニューを決め「手が空いたときにでも注文聞かれるかな」と待っていました。
しかし数分待っても全く注文を聞かれる様子がなく、終いには後から来たリピーターであろうお客さんが店内に足を踏み入れた瞬間に「カレー中たまごで」と注文し、すんなりオーダーが通ったのです。
「そうか、自分から注文するタイプのお店か」と察し、ようやく決めたメニューを注文しました。
最近の飲食店は食券制だったり、カレー屋さんとかでもお店の方が注文聞きに来てくれるじゃないですか。もしくは「決まったらお呼びください」とか。何のアナウンスもなかったため、どのタイミングで注文してよいか戸惑いました。メニューを決めたら様子を窺わずにすぐ注文しちゃってくださいね。
大阪マドラス「カレー(大) + Wたまご」実食
▼なんやかんやで注文した「カレー(大) + Wたまご」が到着! 注文後は提供まで早かったです。トッピングの「たまご(生卵)」は定番らしいのでつけてみました。カレー(大)なのでWで。たまごは、黄身の部分だけですね。
▼たまごWにすると何かの顔に見えます(笑) 福神漬は最初から乗っていないので、卓上のものを好きな分量乗せました。
スパイシーな食欲そそる香り。具材もこれまたシンプルで、ゴロッとした野菜やお肉が入っている様子はありません。
マドラスカレーは甘い! けど辛い!
▼まずはそのまま頂きます。
何だこの初体験のカレーは!!!(笑)
ひとくちカレーを口に含むと、一瞬にしてフルーティーな甘さが口の中を支配。結構甘口なんだなぁと思いきや、次の瞬間ピリピリジリジリした辛さが迫ってきます。一般的な中辛位の辛さはあるんじゃないでしょうか。
食べてみた第一印象は正直「めっちゃ美味しい!」というカレーではありません。
ただ、4種のフルーツと30種のスパイスを1週間煮込んで作るというこのマドラスカレーは、ひとくち食べるたびに甘さ&辛さのマリアージュを楽しめ、なんだか食べ進めるうちにそれが癖になっていく感じ。
これがマドラスカレーの人気の理由のひとつなのかもしれません。
味の濃さもちょうどよく、ご飯が進みますね。
▼トッピングの生卵を崩していきます。卵黄のナイアガラ最高です。
▼生卵は黄身の部分だけなので、カレーの味が薄まることはなく、純粋に卵黄のコクが加わります。最高に美味しい。マドラスカレーを食べるときは、トッピング「たまご」がオススメです。
▼カレー(大)でしたが、不思議と苦しくなることもなくぺろりと完食。ごちそうさまでした。
『大阪マドラスカレー 赤坂店』の初訪問。“甘さ”と“辛さ”を併せ持つマドラスカレーは、ひとくち、またひとくち食べ進めたくなるような癖になるお味で、ハマる人は結構ハマるんじゃないでしょうか。
良い意味で高級感とはかけ離れた、シンプル&ローカル感あふれる一品を味わえました。
「カレー(大) + Wたまご」で1,000円(税込)とコスパの良さは感じませんでしたが、気になる方は一度訪れてみてはいかがでしょうか!
『大阪マドラスカレー 赤坂店』店舗概要
■住所:〒107-0052 東京都港区赤坂3-14-8 赤坂相模屋ビル1F(Googleマップ)
■電話番号:03-6230-9099 (予約不可)
■営業時間:月曜~日曜 11:00~22:00(定休日なし)