東洋水産のロングセラーカップ麺といえば、マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」。「赤いきつね」は1978年(昭和53年)に発売され、40年以上も愛されてる商品です。気付けば今や令和元年。昭和って2元号前ですから感慨深いですね。

そしてなんと、発売当初から現在まで「赤いきつね&緑のたぬき」のCMで起用されているのが俳優の武田鉄矢さんなんです。CMの「あ〜かいきつねと緑のたぬき♪」は全国民馴染みのフレーズでしょう。

▼筆者も「赤いきつね」と「緑のたぬき」を小中学生の頃からよく買って食べたものです。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

ん・・・・?
赤いたぬき!?

マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

史上初『赤いたぬき』誕生

▼そうなんです。「赤いきつね」でも「緑のたぬき」でもなく、『赤いたぬき』が期間限定で発売されるんです。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』『赤いたぬき』は、昨年「赤いきつね」発売40周年記念で実施された“人気投票で勝った方が、負けた方の具材を取り込む”という企画から誕生した商品。人気投票で見事「赤いきつね」が勝利し、今回、緑のたぬきの具材を取り込んだ『赤いたぬき』の発売が実現したそうです。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』価格は現行の「赤いきつね」&「緑のたぬき」と同じ180円(税抜)。2019年5月13日(月)から全国のコンビニやスーパーなどで販売されます。

▼「赤いきつねうどん」が「緑のたぬき天そば」を吸収し、『赤いたぬき天うどん』に。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』
それでは今回、『赤いたぬき』をひと足先に食べてみたのでご紹介します!
ちなみに、「赤いきつね」や「緑のたぬき」は地域によって“おつゆ”の味が違うのは有名な話ですが、『赤いたぬき』も東日本向けと西日本向けの2パターン展開のようです。筆者がいただくのは東向けの商品。

マルちゃん『赤いたぬき』実食

▼中身はこんな感じ。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

▼「緑のたぬき」のメイン具材である“小えび天ぷら”と、刻まれた“お揚げ(味付け油揚げ)”が入っていて「赤いきつね」の面影も残ってますね。ほかにも「たまご・かまぼこ・ネギ」が入っています。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

▼粉末スープを入れ熱湯で5分。お好みで七味唐辛子をふりかけて完成です!
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

▼ん〜〜いい香りです。この“おつゆ”がしみっしみになったフニャ天もこれまた良いんですよね。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』『赤いたぬき』の具材は「天ぷら」が主役なので、「油揚げ」は脇役程度。「赤いきつね」の油揚げ好きとしては寂しいですが、従来商品と麺の量も価格も同じなので、お得感はあります。

▼出汁の旨味が効いた、ホッとする安定の美味さ。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

▼いつもとちょっと違うのは、本来ないはずの「小えび天ぷら」の香ばしい風味が加わっていること。取り込まれた「緑のたぬき」さんには恐縮ですが、うどんとの相性も超抜群ですよ。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

ショック!「油揚げ」が・・・

▼天ぷらも良いけど、やっぱりこの油揚げですよ。“おつゆ”をしっかり吸ってジューシーで甘辛い味付けの油揚げ・・・。
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』

と思ったら、普通の油揚げ( ;∀;)

なんと、あの「赤いきつね」の味付け油揚げかと思いきや、味付けされていない“おつゆ”だけが染み込んだ普通の油揚げだったんです。

正確に言うと、実際はいつもの「味付け油揚げ」と同じものが入っているそうなんですが、味が落ちてしまっているんです。

今回まるごと1枚の油揚げではなく小さくカットされた油揚げなので、熱湯で戻す際、カットされた部分から“おつゆ”に甘辛い味がすべて溶け出してしまったんだと推測されます。
「赤いきつね」の油揚げ好きとしてはちょっと残念ポイントですね。

▼『赤いたぬき』は2019年5月13日(月)から全国発売されます。「赤いきつね」とパッケージが似ているのでお間違えなく!
マルちゃん『赤いたぬき天うどん』