【秋葉原】餃子の王将の立ち食い業態『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』に行ってみた

話題の「立ち食い王将」に行ってみた！

【餃子の王将 Express】餃子の王将が「立ち食い」に挑む

時間がなくてもパパッと食事をとれる「立ち食い」専用の飲食店は、駅構内やオフィス街を中心に数多く展開され、忙しい人々のお腹を満たしています。

一昔前は【立ち食い】と言えば「立ち食い蕎麦」一択だったように思いますが、最近は蕎麦だけでなく「立ち食い寿司」「立ち食い焼き肉」「立ち食いパスタ」「立ち食いステーキ」など、様々なジャンルの立ち食いグルメが登場し、市民権を得はじめています。

そんな中、昨年創業50周年を迎え、全国規模で700以上の店舗を展開する中華チェーン「餃子の王将」が「立ち食い」業界に参入！

新業態として立ち食い専用「餃子の王将」である「餃子の王将 Express」が誕生しました。

「餃子の王将 Express」の第一号店は秋葉原

そんな「餃子の王将 Express」の記念すべき第一号店が置かれたのは、東京の中でもジャパニーズポップカルチャーの中心地「秋葉原」。2019年6月27日にリニューアルしたJR秋葉原駅の駅ビル「アトレ秋葉原1」の1階に、『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』がオープンしました。

「美味い・早い」がコンセプト。全席スタンディングの『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』

『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』は、餃子の王将初の全席スタンディングスタイル。

立ち食いならではの、美味しくてスピーディをコンセプトとし、「ひとくち餃子」や「かき揚げラーメン」など『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』だけで味わえるオリジナルメニューが用意されています。（通常のグランドメニューの取り扱いはなし）

また、早朝から深夜まで営業しているのも特徴で、営業時間は6:00～25:00。朝からラーメンを食べる「朝ラー」や、短時間でのランチ、会社終わりの軽いお酒と食事、締めのラーメンなどライフスタイルに合わせて利用できます。

『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』のメニュー表

▼『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』のメニュー表がこちら。食事メニューは10種類のみで、通常のグランドメニューは取り扱っていません。メニューを絞ることにより、素早い提供を実現しているのだと思います。

この中でも「餃子の王将 ひとくち餃子」、「かき揚げラーメン」、「餃子ラーメン」などは現時点でこの店舗だけでしか味わえないオリジナルメニューのため、初めて行く方はチェックしてみてください。

立ち食い王将『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』に行ってみた！

▼『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』には平日の夜に訪問。店内は中高生くらいの学生から、仕事帰りの社会人、外国人観光客などで賑わっていました。筆者が店舗にいた夜7時台は、客が入れ代わり立ち代わりしながら、5〜8割ほど席が埋まっている印象。

全席スタンディング。キッチンビューの店内

▼店内は全18席。全席カウンターのスタンディング仕様です。たまに立ち食いと謳いながら高めの椅子が設置されているお店もありますが、「餃子の王将 Express」では一切椅子がありません。

▼調理場を囲むように設置された「コ」の字型のカウンターで、調理風景も拝むことができます。

▼卓上には、お箸や醤油皿、調味料類などが備え付けてあります。コップが2つあるのは、前客の片付け忘れで、危うく飲むところでした（笑）

注文はカウンター、支払いは食後に入口のレジで。

注文が決まったら、カウンター越しに店員さんに注文してください。今回は『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』でしか食べられない「餃子の王将 ひとくち餃子」（税別180円）と、メニューにイチオシと書かれていた「かき揚げラーメン」（税別680円）を注文してみました。混雑具合にもよると思いますが、商品注文から大体5分程度で提供されましたよ。

▼ちなみに支払いは食後の会計形式で、食べ終わったら入口前のレジにてお会計ができます。支払いは現金のほか、クレジットカード、交通系電子マネーの利用が可能。

餃子の王将 ひとくち餃子

▼まず頂いたのは「餃子の王将 ひとくち餃子」（1人前6個、税別180円）。写真比較できないので分かりにくいですが、通常の王将餃子（税別220円）より若干ミニサイズです。小さい分価格は2割ほど安いですね。
「餃子の王将 ひとくち餃子」は、ひとくちサイズにした餃子というだけで、従来の王将餃子と材料や味付けは同様とのこと。

▼出来たてがカウンター越しにすぐ提供されるので、熱々ジューシー。安定の美味しさです。ひとくちで食べやすく、つまみながらビールを飲みたくなってきますね。

かき揚げラーメン

▼お次の「かき揚げラーメン」（税別680円）は、ここでしか味わえない一品です。スープは「醤油」「白醤油」「醤油豚骨」の3つの中からチョイスでき、筆者は「醤油豚骨」を注文しました。かき揚げは揚げたてのサクサク感を楽しんでもらえるよう別皿提供。

▼なんといっても驚いたのがこの「かき揚げ」のボリューム！　高さが約10センチあるそうで、「チャーシュー・玉ねぎ・にんじん・しいたけ・きくらげ、国産メンマ」を使用した具だくさん＆ボリューミーなかき揚げになっています。
ラーメンに乗せて一緒に食べても良いですし、ラーメンと別にそのまま食べてもOK。そのまま食べる場合は「王将マジックパウダー」をかけて食べるのがオススメらしいです。

せっかく別皿提供でしたが、筆者は迷わずラーメンIN！

▼ラーメンに乗せても存在感を失わない超ボリューム。

▼ほとんどスープを隠してしまうほどの直径。

▼お箸やレンゲで簡単に割ることができるので、ラーメンに乗せて崩しながら食べやすいです。具沢山なので、ひとくちひとくち違う食感・味を楽しめますよ。

▼ラーメン旨し。「かき揚げそば」はよく食べますが、「かき揚げラーメン」もありですね（笑）同じ感覚です。
ただ、筆者が選択した「醤油豚骨」は比較的濃厚な味付けなので、かき揚げとの相性はそんなに良くないかもしれません。「かき揚げラーメン」を注文するときは、あっさりした「醤油」「白醤油」をチョイスした方が良さそうです。

▼「かき揚げそば」の一番の感動ポイントは、このゴロッと大きめにカットされたチャーシュー。これが何個も何個も「かき揚げ」の中に入ってます。
これがジューシーで柔らかくて本当に美味しい。このチャーシューで「チャーシュー丼」を作ってもらいたい。

▼サクサク「かき揚げ」も良いけど、スープをしっかり吸った「かき揚げ」もまた良し。

▼完食。かき揚げが大きかったのと、だんだん油が効いてきて最後の方は食べるのが若干きつかったです（笑）かき揚げ×ラーメンは珍しい組み合わせなので、ぜひ一度試してみてください。

『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』は、「立ち食い」だけでなく「持ち帰り（テイクアウト）」も可能

▼ちなみに、『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』は「立ち食い」だけでなく「持ち帰り（テイクアウト）」も可能です。

▼「餃子の王将 ひとくち餃子」の生タイプ（1人前6個、税別180円）や、「中華炊き込みご飯」（税別250円）などがラインアップ。駅前でササッと購入し、餃子の王将の味を家に持ち帰れるのは良いと思います。事前の電話注文も受け付けているそうです。

今回『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』に実際に行ってみましたが、立ち食いそばや、牛丼屋に入る感覚で一人で気軽に「餃子の王将」の味を楽しめるのは嬉しいですね。

外観・店内も明るくてキレイなので女性も一人で利用しやすいんじゃないでしょうか。（実際に1人で来ている女性がちらほらいらっしゃいました）

現在「餃子の王将 Express」は秋葉原の1店舗だけなので、今後展開に期待です！

『餃子の王将 Express アトレ秋葉原店』店舗概要

■住所：東京都千代田区外神田1-17-6 アトレ秋葉原1店 1階
■アクセス：JR山手線、JR京浜東北線、JR総武線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス 秋葉原駅 電気街改札口 徒歩1分
■客席数：スタンディング（18名）
■営業時間：6:00～25:00（ラストオーダー24:30）
■電話番号：03-5289-3886