【旨】スシローの寿司居酒屋『杉玉 赤羽店』に行ってみた！
回転寿司チェーン「スシロー」の新業態である寿司居酒屋「杉玉（すぎだま）」。
スシローグループならではの「酒、寿司、つまみを手軽に楽しめる大衆寿司居酒屋」をコンセプトに、関東と関西で13店舗を展開しています。（2020年2月6日現在）
人気回転寿司店「スシロー」が展開する寿司居酒屋と聞けば、どんな店なのか気になって仕方がありません…！
そこで今回編集部では、寿司居酒屋『杉玉』の中でも2019年12月中旬にオープンした一番新しい店舗『杉玉 赤羽店』に行ってきました！
スシローの寿司居酒屋『杉玉 赤羽店』に行ってみた
▼『杉玉 赤羽店』は、飲み屋激戦区であるJR赤羽駅東口から徒歩1分のビルの4階に店舗を構えています。
駅から近いのは良いが、『杉玉 赤羽店』の入り口はちょいとわかりにくい。駅から向かうとビルの1階は洋服屋さんで、ビルの入り口らしきものが見つからない。
▼「洋服屋さんの店内にエレベーターがあるのか？」「いや、そんなわけ無いか」など戸惑いながら、試しに裏手に回ってみると上階へ繋がるエレベーターが…！
そんなこんなでなんとか入店。「いらっしゃいませ〜！」というスタッフ達の威勢のよい声で迎え入れられます。
寿司居酒屋『杉玉』のメニュー
『杉玉』では居酒屋の定番フライドポテトにはじまり、刺し身、目玉となる寿司、〆の一杯まで海鮮系の料理・つまみ中心のメニューとなっています。メニュー写真を掲載しますので参考にしてみてください。
料理メニュー
ドリンクメニュー
おすすめメニュー①
おすすめメニュー②
『杉玉』のメニューの特徴としては、定番寿司ネタはもちろん、「キャビア寿司」や「炙り帆立 トリュフのせ」などめっちゃ気になる変わり種寿司があるところ。そして日本酒の種類が結構豊富で、お寿司好きには嬉しいメニュー構成となっているんじゃないでしょうか。1品299円（税込）〜という低価格なのも嬉しいポイント。
店名『杉玉』の由来
▼明るく清潔な店内の上を見上げると、丸いオブジェがいくつも垂れ下がっています。街中で見かけたことのある方も多いと思いますが、これが「杉玉」。
「杉玉」は、日本で昔からあるスギの葉を集めてボール状にしたもの。日本酒の造り酒屋などの軒先に吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしているそうです。そんな「杉玉」をそのまま店名にしたということですね。
▼ジョッキに『杉玉』のロゴ。
▼その他に醤油皿や小皿など至るところに『杉玉』のロゴが使用されています。かわいい。
『杉玉』の寿司メニューを食す
まずはメニューを見て気になった寿司類を片っ端から注文してみました。（※価格はすべて税別）
▼右上から「欲張り、鮪。（軍艦ねぎまぐろ/軍艦まぐろユッケ/まぐろ）」、「雲丹といくらのこぼれ軍艦」、「飲めるサーモン」、「キャビア寿司」、「炙り帆立 トリュフのせ」の5品。
飲めるサーモン
▼まずは「飲めるサーモン」2貫299円。
▼そして、ここが『杉玉』の特徴の一つ「赤酢」を使用した赤シャリ。現在は見ることがあまり少ないですが、江戸時代に江戸前寿司が流行った当初は赤シャリが一般的だったようです。（スシローは一般的な白シャリ）
一見普通のサーモンでしたが「飲める」とあるように、歯が要らないほど柔らかく“とろっとろ”な食感！
これは確かに「飲める」という表現もあながち間違いじゃないかもしれません。
酢飯は丁度よい塩梅で酢が効いたまろやかな味わい、握り具合も口に入れるとほろほろ崩れる絶妙な加減で、全体的に本格的な出来栄えです。（機械で握ってるみたいですが…笑）
多少スシローより高価格ということもありますが、酢飯もネタもスシローより美味しく、こだわりを感じますね。
欲張り、鮪。（軍艦ねぎまぐろ/軍艦まぐろユッケ/まぐろ）
▼続いて「欲張り、鮪。（軍艦ねぎまぐろ/軍艦まぐろユッケ/まぐろ）」3貫で299円とお手頃価格です。こちらは回転寿司等でも定番のネタですね。安定の美味しさ。
雲丹といくらのこぼれ軍艦
▼そして1日10食＆1人1貫限定の「雲丹といくらのこぼれ軍艦」1貫299円。
軍艦には雲丹と、溢れ出るいくら。いくらがたっぷりで贅沢感があります。溢れたいくらはそのままスプーンでつまみにしても良し、サーモンに乗せて親子寿司を楽しむのも良いかもしれませんね。
炙り帆立 トリュフのせ
▼「炙り帆立 トリュフのせ」1貫299円。炙った帆立に、世界三大珍味であるトリュフを乗せたもの。
口に入れるとトリュフの香りがふわっと広がり、帆立との相性もGOOD。高級で良質なトリュフという感じではありませんが、十分大人な味わいを楽しめます。寿司とフレンチとの融合。
キャビア寿司
▼最後に一番気になっていた「キャビア寿司」1貫299円！ 握り寿司ではなく、缶が出てきて困惑しました（笑）
キャビアも世界三大珍味の一つ。しかし！
これはキャビアと言っても「キャビアもどき」。缶の蓋を見ると「IMITATION（イミテーション＝真似たもの）」と書かれています。だから安く提供できるんですね。
通常キャビアはチョウザメの卵を指しますが、これは「ランプフィッシュ」という魚の卵を加工したもので、特に欧州では高価なキャビアの代用品として親しまれているそうです。
▼蓋をあけると、こんな感じ。
▼ランプフィッシュキャビアと酢飯との間にはネギトロが敷かれています。
ランプフィッシュキャビアは塩気が効いていて若干イクラっぽい風味です。プチプチ食感が楽しく、ネギトロとも合いますね。提供方法も面白いので、友だちと飲みに行くときはぜひ頼みたい一品です。
寿司以外のメニューも。中でも「ラーメン○郎のもやし」が気になる
『杉玉』の寿司を堪能したところで、寿司以外のメニューも注文してみました。
出汁巻き卵（鬼おろし）
▼こちらが「出汁巻き卵（鬼おろし）」。出汁巻き卵の上に、粗く削った大根おろしが乗せられています。
ほわっほわな柔らか食感で、出汁がしっかり効いていてメチャウマ。鬼おろしの食感と風味のアクセントも抜群です。これは頼んで損はない。
この出汁巻き卵は、「鬼おろし」の他に、「鯛出汁あんかけ」「明太子あんかけ」も選べるので、色々試してみるのも良いかもしれません。
レバ刺しみたいな生サーモン
▼続いて気になって注文してしまったのが「レバ刺しみたいな生サーモン」。どういうことかと思ったら、出てきて意味を理解。
生サーモンとゴマ油を和え、白ゴマが振りかけられています。
一枚食べてみると、柔らかいサーモンに胡麻油の風味が効いていてまるでレバ刺しです（笑）
ただ、レバ刺しって大体「ゴマ油+塩」につけていただくので、ここに塩がかけられていたら完璧でしたね。ごま油の風味があるのでこのまま食べられないこともないですが、味が薄いので醤油につけて食べたほうが美味しくいただけます。
ラーメン○郎のもやし
▼最後に寿司メニュー以外で一番気になった「ラーメン○郎のもやし」。筆者は二郎系ラーメンが好きなのですが、「○郎」はきっと「二郎」の事だろうと思い注文しました…！
▼店員さんが「ラーメン○郎（まるろう）もやしでーす！」と言って運ばれてきたのがこちら。ニンニクの香りが強く明らかに「二郎」っぽさがあるが、『杉玉』的には「まるろう」を突き通したいらしい。潔く二郎って言えば良いのに！
熱々の鉄板にもやしとフライドガーリックが乗せられめっちゃ良い匂い。食欲がそそられます。
▼もやしの下にはたっぷりの豚骨醤油スープ。うまそう…
▼それではいただきます。
ｳﾏ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
めっちゃ旨い…。もやしは“シャキシャキ”と“しんなり”との狭間の絶妙な食感で、豚骨醤油スープの味がしっかり染みている。そしてニンニクがガツンと効いていてまさに二郎系。
寿司を差し置いて今日イチ美味しいメニューに出会ってしまった…。お酒とも相性抜群で、箸とビールジョッキが止まらない！
ほぼ完食したところで、美味しすぎて「ラーメン○郎のもやし」を追加注文することに。それほどハマる味付け。
やっぱり「ラーメン二郎のもやし」だった…
▼2つ目が到着したその時だった…。先ほどとは別の店員さんが「ラーメン二郎もやしで〜す！」と言って持ってきたのだ…！
店員さんの気の緩みにより「○郎」はやはり「二郎」だったということが判明。スッキリしました（笑）
スシローの寿司居酒屋『杉玉』に来たら、寿司も良いけど「ラーメン二郎のもやし」を食うべし！
今回、スシローの寿司居酒屋『杉玉 赤羽店』にお邪魔しました。
比較的リーズナブルな価格でお寿司やおつまみと一緒にお酒を楽しめるので、「居酒屋で飲みながら手軽に寿司を食いたい！」という方にはもってこいですね。ありきたりなものではなく凝ったメニューが多いので、何度来ても飽きないんじゃないでしょうか。
そして、なんと言っても今回超気に入ったのが「ラーメン二郎のもやし」。お寿司も十分美味しかったですが、「ラーメン二郎のもやし」がもうヤミツキ…！
『杉玉』に来たらお寿司も良いけど、ぜひ「ラーメン二郎のもやし」を試してみてください！
『鮨・酒・肴 杉玉 赤羽店』概要
■住所：東京都北区赤羽1-16-2 TN-1st 4F
■アクセス：JR赤羽駅（東口）徒歩1分
■電話番号：03-5249-3021
■営業時間：
月～金: 15:00～23:30 （料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 23:00）
土、日、祝日、祝前日: 15:00～翌3:00 （料理L.O. 翌2:00 ドリンクL.O. 翌2:30）
■定休日：なし
■座席数：合計119席（カウンター8席、テーブル72席、座敷39席）
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