ケンタッキーが油で指が汚れない「フィンガーナップ」を222店舗で正式導入!待ちわびた人も多数
ケンタッキーフライドチキンが、油で手が汚れるのを防ぐ「フィンガーナップ」と呼ばれる指手袋の導入を12月15日より関東と関西の合計222店舗で開始することになった。
実は、これまでケンタッキーは、このフィンガーナップをテスト検証としてたった2店舗のみではあるが取り入れていた。
これが、いつかは全店舗に導入されることを願っていたのだが、テスト検証を経て全店舗とはいかないまでも多くの店舗で導入されることがついに決定!
テスト検証から首都圏店舗への導入へ
2016年7月に、ケンタッキーで指が汚れない画期的なアイテムがあるとして紹介したこのフィンガーナップ。当時の記事は以下のリンクから。
http://halleluja.jp/25995
その当時は、わずか2店舗のみでの取り扱いとなっていて、その内の一つであるケンタッキー読売新聞東京本社ビル店にお邪魔させていただき実際に検証しました。
ケンタッキーが大好きな人だからこそ分かる、指に付いた油のしつこさと匂い。石鹸で洗っても完全には落ちないほどの油が、このフィンガーナップさえあればそもそも汚れないという事実に感動すら覚えた記憶が。
2016年7月当時のケンタッキーの企画広報室への取材で、イートインを利用する女性客が多い店舗を中心に拡大していく予定があるとのことでしたが、意外にも早い段階で導入店舗の拡大が実施されました。
今回の導入によって、現在は関東の東京・埼玉・神奈川・千葉の一部店舗、関西では大阪・兵庫・京都・奈良の一部店舗、合計222店舗での導入に。
特に、東京では約85店舗が導入ということで、都心部のビジネス街などを中心とした導入となっているようです。
導入店舗によっては、15日よりも導入が遅れる場合もあるとか。
フィンガーナップが欲しい人は注文時に口頭で伝えて
テスト検証段階の時は、フィンガーナップはレジ横のカウンターに設置されていて欲しい人は自由に取り出して使うことができたのですが、今回の導入にあたっては注文時に店員さんに「フィンガーナップをください」と伝えないともらうことができないようになっています。
確かに、普通にカウンターに置いておいたら、持って帰ってしまう人多いでしょう。
若者からビジネスマンの利用も多い渋谷道玄坂店でも、フィンガーナップの導入が始まっています。
店員さんに「フィンガーナップが欲しい」と伝えると快く準備してくれます。見た目や形は以前と変わらずです。
もちろん使い方は分かるかと思いますが念のため説明しておくと。
写真のように、フィンガーナップを親指と人差し指にはめるだけ。これで指が油で汚れませんよ!
やっぱりケンタッキーのチキンは手で持ってかぶりつくのが旨い!!これは、女性にはとてもうれしい。ネイルの間に油が入ることも防げる!
ポテトを食べる際にも何気にありがたい。
一つ、テスト検証段階と違うのは、サイズがワンサイズで選べなくなっているところ。
検証段階の時は、SサイズとMサイズが用意されていたのですが、今回の導入ではワンサイズで大人用のサイズのみとなっています。
首都圏店舗での導入、大人用のサイズのみということからも、都心部で働く女性客を意識した導入ということが分かります。
食べ終わった後、フィンガーナップを取り外すとこの通り。
多少、指から発汗されてじめっとした感じになりますが、油が付くことはありません。
ケンタッキー独特の匂いも指に残りません!
最終的には全店舗導入へ?今後も拡大予定
今回の222店舗へのフィンガーナップ導入は、先述の通り首都圏エリアの店舗が中心となっています。
念願の全店舗導入は、まだまだ先になりそうですが、ケンタッキーとしては今後も導入店舗を増やす予定はあるとのこと。
ケンタッキーの長い歴史の中で、ありそうでなかったこの画期的アイテム。
もしかしたら、スマホやタブレット等デジタル機器の登場など、現代社会の時代背景を象徴しているのかもしれません。