「グリーンアクアリウム展」がパワーアップして「グランツリー武蔵小杉」に帰ってきた！ AQUARISTと盆栽アーティストとフラワーアーティストが奏でる壮大な世界観！

昨年9月に、武蔵小杉の大型ショッピングモール「グランツリー武蔵小杉」で開催された”生物×アート”が創る大自然の水槽世界「グリーンアクアリウム展」が、パワーアップして帰ってきました。今回の『GREEN AQUARIUM』は、AQUARIST（アクアリスト）×盆栽アーティスト×フラワーアーティストが世界で初めて共演し、壮大な世界観を楽しめるアクアリウムイベントとなっています。

『GREEN AQUARIUM』の他にも、見た目にも体にも美味しい料理を楽しめるカフェバル「Green Life Café&Bar」や、週末限定でオープンする「Green Life Marche」など、都会の日常で緑と自然を楽しめる体験型イベント「Green Life Festival」として、2018年7月13日（金）～8月19日（日）まで開催していますよ。

フラワーアーティストとアクアリウムの融合

フラワーアーティストのJOCA（ジョーカ）さんと、アクアリストの轟元気さんが手がけた「緑花爛漫」は、2m×2mの巨大水槽の中にアクアリウムで泉を表現し、そのほとりに咲き乱れる花々をフラワーアレンジメントで表現した作品です。

▼美しく咲き乱れるひまわりとアクアリウムが調和

オレンジの体色と三角の模様が特徴のラスボラ・ヘテロモルファや、色鮮やかなカージナルテトラたちが元気よく泳ぎアクアリウムを引き立てています。今回うかがった時は、フラワーアレンジメントがひまわりでしたが、開催中に数回変更されるとのことです。

世界初の盆栽とアクアリウムのコラボレーション

最近、盆栽は世界的に人気を博しており、新しい盆栽の可能性を発信する盆栽アーティストの平尾成志さんをテレビでも見かける方も多いでしょう。その平尾さんと、前回取材させていただいたアクアリウム界の新進気鋭の若手、森翔太さんがタッグを組みました。

おそらく世界初の挑戦となる盆栽とアクアリウムのコラボレーション作品1つ目は「夢幻」です。平尾さんの盆栽の代名詞である、幾重にも重なる陶器の器で大地を表し、生命の源である水の世界と見事に調和しています。最上部にそびえたつ松の木からは、自然の生命力の力強さを感じます。

▼自然の「夢幻」の生命力と想像力を感じさせる「夢幻」

続いてのコラボ作品は、島群の中に自生した植物群をイメージした「島嶼」（しましょ）です。「嶼」とは中国語で小島の意味だそうで、長い年月をかけて浸食された岩と、そこから生まれる生命のコントラストにどこか優しさを感じる作品となっています。

▼「夢幻」とは一風変わり優しさを感じる「島嶼」

▼盆栽アーティスト平尾成志さん

助川さんの作るこだわりのナガレリウム

3mを超える水槽に流れを持たせ、多摩川をイメージして作成された「ナガレリウム」では、多摩川の在来種であるアユやアブラハヤ、オイカワといった流れを好む淡水魚たちが気持ちよさそうに泳いでいました。水上には幻想的な霧をただよわせ、光でグラデーションを付けることで、水槽には華麗な多摩川の生態系が浮かび上がりました。

作成者の助川さんのお話によると、水の温度を下げることでヤマメやイワナといった渓流で生息する魚も飼育できてしまうそうです。また助川さんは、さまざまな展示会でもナガレリウムを手掛けているそうで、なんと筆者と共通の知り合いも多数いることが発覚。また別の展示会でも作品を見られることを楽しみにしています！

▼ナガレリウムアーティスト助川さん

▼3mを超える水槽は圧巻です

▼小窓から覗くとまるで水中にいるみたい

▼美しい光のコントラスト

お腹が空いたら「Green Life Café&Bar」で

今回の、都会の日常で緑と自然を楽しめる体験型イベント「Green Life Festival」では、1階正面エントランス横の屋外スペースにカフェバル「Green Life Café&Bar」が期間限定でオープンします。ミシュラン星付きレストランで修業した松橋範明シェフが、「Green Life」を感じられる彩り豊かな本格的な料理でもてなします。カジュアルなバルスタイルのお店なので、緑いっぱいの開放的な空間の中でお酒や夏にぴったりのスイーツも楽しめますよ。

▼ヨーロッパの避暑地のような緑と花が溢れる店内

▼ボリューム満点のGreen Lifeランチプレート（withバインミー）

▼ジューシーな肉グリルの盛り合わせ

▼凍らせたフルーツが涼し気なロックフルーツカクテル